Moleskine FolioのフォルダをMacBook Airのケースとして使ってみる
Moleskineには,Folioというシリーズがあり,毛色の変わった製品がラインナップされています.
以前採り上げた付箋セットやカードセットもFolioシリーズなのですが,管理・整理用文房具のシリーズという感じ.2011年はさらに,鞄やその他の製品まで手広く製品を出すようなので,Moleskineはブランド力を生かし,ノートメーカーから文房具総合メーカーを経て,ライフスタイルを提案するメーカーになることを目指しているのかもしれません.
話は少々脱線しましたが,今回採り上げるのはFolioシリーズのA4ファイルケース.
MacBook Airは,その登場時より,収納するためのケースとして,様々な封筒が使われてきました.PCケースなのだけど封筒風のデザインにされている物の他,本物の封筒を使っている人も居たりします.何気ない封筒から『すっ』とAirを取り出す人を見かけると,かなり洒落っ気が利いているなぁと感じてしまいます.
同じ目で見たときに,Moleskineのフォルダはデザイン面でもブランド面でもAirにとても合いそうな感じ.では,実際の所はどうなんでしょうか.
本体はこんな感じ.定価は2100円也.
しかし例のごとく,
amazonでは異様に安い.時期によって多少変動しますが,千円前後.私が購入したとき(2011年初頭)は,859円でした.
帯に印刷されている説明書き.33x23cmで,レターサイズやA4サイズの紙を入れられまっせー等と書かれています.
帯の表.
この製品も他と同様,MOLESKINEの刻印が押されています.
カバーはこのような形でフラップを反対側に挟み込むタイプ.挟まれる方は糊付けだけではなく,バラバラにならないように金属製のピンで補強してあります.
パカっと長辺が開きます.Airをいれた場合,短辺が開くタイプよりも出し入れがし易いでしょう.
以下の写真では,少々ホワイトバランスがおかしくなっていますが,表は文字通り『モグラ皮』という感じのオイリー(に見える)な艶のある黒,内側はクリーム色です.厚さはそこそこあり,ペラペラではありません.薄手の革製品と同じくらいの厚み.
中にはいつもの小冊子とQCのシール.
MacBookAir 11inchを入れるとこんな感じになります.
11inchを入れるとかなり余裕があります.
フラップを閉めるとこんな感じ.
飾りっけのない,実にレトロな良い味を出しています.
MacBook Airは元々剛性の高いアルミボディで出来ていますので,引掻き傷が付かないように保護が出来ればケースとして次第点かなと思います.場合によっては落下時の衝撃からも保護したいでしょうけど,そうすると緩衝材の厚みが必要になってきますので,スマートさとのトレードオフになって来ます.
そういう意味では,このMoleskineのフォルダは,機能的には合格点.そこそこの厚みがあり,そこそこ耐久性がありそうな素材のため,多少バリバリと引っ掛けても,ペラペラの紙/薄手のフェルトとは比べものにならない保護性を示すでしょう.
その一方で,汎用品ゆえの悲しさ.Airを入れるとかなり周りに余裕があるため,収まりが悪いです.この製品をケースとして常用出来るか否かは,この点を許容できるかどうかでしょう.
それともう一つ注意点があります.
購入当初はかなりビニールの匂いがキツイので,1週間程風通しの良い所での放置が必須かと思います.かなり厳しい匂いですので,『今日買って今日から使う』というのは難しいでしょう.
しばらく使用してみましたが,私は結局こちらの製品に戻りました.やはり専用品のピチッチリ感は,使っていて心地良いです.
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