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2011年3月23日 (水)

eneloopのリフレッシュと充電

今回の地震のが与えた心理的な影響で、停電等の直接の影響が無いにも関わらず,関西でも店頭から乾電池が一気に消えました.特に単一電池はこの一週間と言うもの,売られている所を見たことがありません.

乾電池の他にも,諸々必要以上の数量買い占める人が後を絶たないようです.この辺りはニュースでも報道している通りだけど,今回被害に遭われた地域へ集中して必要な品物を回すためにも,多くの人に冷静な判断を求めたい所.

とは言え,乾電池は日常的に使用する物.災害用の他,特に関東圏では輪番停電もあることだし,ある程度はストックしておきたい所だと思う.

そういう意味では,乾電池が手に入りにくい場合は,乾電池型の充電池であるeneloopを推奨.単一や単ニ電池が必要な場合でも,スペーサーを使うことにより,単三型のeneloopで代用出来ます.また,USB経由で充電する機器に対しても,例えばこのような製品を使用して充電出来ます.

とは言え,乾電池のように『買って来てストックしておいたら,使用期限内であれば普通に使える』という物ではありません.

他の充電池と比較して,eneloopを選ぶメリットをいくつかピックアップすると,

  • 約1500回の充放電が可能
  • 自己放電が少ないために,充電後にかなりの期間放置しておいても大丈夫(3年後でも75%を維持)
  • メモリ効果が発生しにくいため,継ぎ足し充電が出来る
  • 低温下での放電にも強い

等があります.

個人的に嬉しいのは,自己放電が少ないのと低温での強さかな.

さらに詳しく知りたい方は,メーカーのページを参照してください.

ただ,何れもメーカーの『宣伝文句』です.『スペック的にはこのような感じですが,お客様のご利用方法によっては,十分な性能が引き出せない場合もあります』という性質の物です.

私は単三型を12本,単四型を8本程ストック(何れも2006年以降に購入したeneloop(R))し,これらを回転させて運用しているのですが,満充電にした直後であっても,どうも容量が落ちてきている感じがします.また,充電後に1年以上経過した電池も何本かあるため,いざという時に,(自己放電によって)かなり容量が減っているであろう物もあります.

今回良い機会なので,全ての電池を一度リフレッシュ&充電することにしました.

そこで今回購入したのは,SANYO NEW eneloop 電池残量表示機能付き急速充電器(単3形4個セット) N-TGR03ASです.

単三型のeneloop4本付きの急速充電器なのですが,この製品のウリは,電池残量をチェックできることと,1本ずつの充電状態を確認できること,急速充電対応なこと,そして放電機能を持っていることです.

継ぎ足し充電などによって発生したメモリ効果をリセットするためには,一度放電してやる必要があるのですが,放電機能を持つSANYO純正(eneloop用)品は,この製品のみになります(厳密には,単三電池を同梱しないNC-TGR03もある).

この製品の難点は,少々割高(店頭で5千円弱)であることと,充電時に『ジーッ』と発振すること,放電に時間がかかること(*)です.とは言え,純正という安心感は非常に大きいので,一般のeneloopユーザには大いにお勧めしたい所です.

(*)単三型4本を同時にセットした場合,充電は220分程で済みますが,それに先立って行われる放電に,なんと最大約420分(!!)もかかります.そのような訳で,後述するページで解説されているような放電器を自作することを検討中.以前使っていた放電器を全て捨ててしまったことが悔まれる…

そのようなわけで,現在気長にリフレッシュ&充電中.

それにしても,人の弱みに付け込んで便乗値上げするショップには,猛省を促したい所ですな….この製品はオープンプライスとは言え,1万近くの価格で売っているショップが結構あります.

参考になるページ:
 eneloopの放電特性,自己放電特性等に関して:
  ・新型eneloop、その名は「eneloop-R」

 リフレッシュ用の放電器の自作:
  ・自己電源方式、オートカット電圧可変ニッケル水素充電池・単セル放電器の製作
  ・エネループのリフレッシュ(充電式電池の放電器の製作)

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