ほぼ日手帳2011のお披露目
今年も『ほぼ日手帳』の発売日である9月1日が近付いて参りました.もちろん私は今年も購入予定です.
この時期,例年であれば発売日に向けて情報が公式サイト上に小出しにされる時期なのですが,今年は『ほぼ日手帳2011発表会@京都ロフト』と題して,本日(8/18)の18時からお披露目がありました.そして「ほぼ日ストア京都出張所」の生中継ということで,USTREAMで生中継.
現地に見に行こうかな~とも考えていたのですが,京都駅付近で暑さでドロドロになって体力を消耗し切ってしまったため(何年も住んでいるのでいい加減慣れそうなものだけど,京都の夏は蒸して死ぬほど暑いです),クーラーの効いた部屋で涼みながらUSTREAMで視聴することに.
そのうち公式サイトに上がると思うので,第一部でプレゼンされたトピックのみを並べると(一部意訳),
- カバーは3種類増加して55種類(→ほぼ日乗組員が紹介するほぼ日手帳2011 (動画))
- ページに貼り込みを行った場合でも,最初の方のページがデコボコして書きにくくならないように工夫
- タイムラインのところに1時間毎のドット,30分毎のマイナスのマーカー
- 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
』を読んで(?)ジョブズのようなプレゼンをしようと思ったけどやめた(笑)
- 2002年に12千冊だったものが, 2010年に350千冊といった具合に急激に売上が伸びている.ロフトの手帳部門では,6年間連続売上1位
- この状況に満足していたが,井の中の蛙だった.手帳市場は9000万冊なので,ほぼ日のシェアは0.39%
- せめて100万部は売りたいと考えているけど,売上を上げる根拠は見当たらない
- 売上の上がらない理由はある.1)販路はほぼ日のネット通販とLOFTのみ.他からの引き合いはあったけど,断った.2)高価だが値下げするつもりはない.3)「日々の言葉」をやめるどころかカズンにも入れる.書くスペースが減るから外して欲しいというリクエストがある.あれがなければ買うという話も聞くので,この決断はユーザを減らした.日々の言葉は意地でも入れる
- それでもいいところはいっぱいある.1)電気がいらない2)一日約10円3)手帳は怒らないので,気兼ねなく使える.(糸井氏は朝と夜の体重を書いているだけとのこと)
- 口コミで売上を上げたい.宣伝して欲しい
- 2011年はいつもの通りで良いと思っている.
- そのうち100万部,やがて200万部,そして….来年の次の年のことを考えてやっている
- ほぼ日手帳がユーザに愛されているという実感がある
- 特別な事が無くても,なんとなく幸せになれる.なんでもない日,おめでとう.
第一部の最後の方で確認したところ,ustreamは2500人弱が視聴していました.
全体的な感想としては,サークル的な…身内とダベっているようなプレゼンでして,ビジネス的な隙の無いものではなく,かと言って洗脳的なイメージ植えつけ系でも無い感じだった(*)ので,ほぼ日らしいプレゼンだなぁと思って見ていました.
(*)あれを見て『洗脳』されるようでは,日常的にキャッチセールスに引っかかりまくっていることでしょう.
なお,糸井船長のプレゼンの後で補足があったのですが,ほぼ日の手帳単体での売上総数(つまり,カバーごとのカウントではなく,中身でのカウント)は国内で1番とのこと.売れてますなぁ.
***
『ほぼ日手帳』は『糸井信者が毎年購入する手帳』という話をよく聞きますが,私はこの手帳の使い勝手が(『お言葉』以外は!!)素晴らしく気に入っているので,信者でなくても買ってます.『怪しげな手帳』という偏見(笑)を持たれている方には,是非一度ロフトで手に取って中身を見て欲しい.メディア上でのイメージ戦略がうまいなぁと思う部分もありますが,モノが良くなければ,これほど売れませんって.
あと,公式ガイドブック(『ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。』)は8/19発売とのこと.書店に並んでいたら読んでみようかな.
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