tadachi-net 出張所

まずはSBオンラインショップで購入かつSB内で機種変した人限定の話題．

オンラインショップで購入した場合，SIMの切替（切替手続きを）は自分でする必要があります．iPhone4が発送される際にSoftbankからメールが届きます．このメールに案内されているページにアクセスすることにより，SIMの切り替えを行うことが出来ます（現在使用中のSIMを無効化し，iPhone4のMicroSIMを有効化する）．

ここで注意する点は，この処理を行える時間には制限がある（9:00～19:00）ということと，処理の確認プロセスがなく，ログインと同時に処理が行われるということ．サーバ負荷を考えてのことだと思いますが，『本当に切り替えても良いですか？』のダイアログの一つも表示しません．

私がハマった状況はと言うと…翌日にiPhone4が届いた後の作業のリハーサルをするつもりでログインし，即処理が完了してしまいました．結果，利用中だったiPhone 3Gの3G回線が利用出来なくなり，宅配で翌日に届くiPhone4が利用できるようになるまでの半日間，手元のiPhoneはタダの文鎮，もとい，WiFiは使えるのでタダのiPod touchになってしまいました…

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iPhone4が届いた後の作業に関しては，GIZMODさんの記事が涙が出るほど詳しいので，まずは読んでみて下さい．普通はこの方法の通り行えば，iPhone 3G*の環境をそのまま iPhone4へ移行できる筈です．

私の場合はと言うと，iTunesの設定で，Appと音楽は自動同期にしていませんでした．この設定が，後々ヤヤコシイことに発展します．ただ救いだったのは，Phone 3Gをバックアップした後，手動でメニューを選択し，一応購入した音楽やApp等をMacにバックアップしておいたことです．これをしていないければ，さらに面倒なことになる所でした．

と，言うのは，私は『iPhoneのバックアップというのはフルバックアップであり，復元時はApp等も含めて全てリストアされるんだろう』なんて思っていたわけですが，そうでは無かったからです．やはり思い込みはまずいですね．良く調べてからやるべきでした(GIZMODさんの記事すら読んでいませんでした)．

iPhone4をアクティべートした後，バックアップから復元したところ，やけに空き容量が大きいことに気が付きました．そして画面も寂しい．App等は自動的に復元されていませんでした．

結果的には，Appの同期を自動で行うようにiTunesの設定を変更し，同期し直すことにより難を逃れました．アプリ内で行った各種設定も含め，iPhone4に引き継がれているのが確認できたときは，ほっとしました…．

やはりiTunesの同期設定は，デフォルトが安心です．あれこれ変更した場合，何かと面倒なことが待ち受けている場合があるので，注意が必要ですな…

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最後にもう一点．

バックアップからの復元を行うことにより，設定等も含め，環境を別のiPhoneに復元することが可能です．しかし，キーチェーンはバックアップを取ったiPhoneと同じ端末でないと復元されません．つまり，端末を跨いで復元を行った場合，パスワードは一通り入れ直さないといけないということです．

具体的には，メールアカウントのパスワード．そしてアプリ内の設定にある，サービスアカウントのパスワード等（例：Evernote）です．

ここで気を付けることは，『メールアカウントは，読む(POP/IMAP)だけでなく，送信する(SMTP)方もパスワードが必要にある場合がある』ということです．

上記の事柄は一般的なプロバイダでは当然のことですが，SoftbankのメールアカウントもSMTPで認証が必要だというのは盲点でした．（網内なので詐称とかは発生しない/発生しづらいと思うのだけどな…）

その結果，週末にメールを出そうとしたらエラーになって送信出来ず．出先で当該パスワードが分からなかったので，途方に暮れかけました…．別アカウントで送信して事なきを得たのですが，本当に焦りました…

と，いうことで，出張前や旅行前のバタバタしているときの機種変はお勧めしません．環境移行後に数日使ってみて，普段利用している機能を一通り試した後でないと，（設定漏れ等で）何が起きるか分かりませんから…

と，いうことで，来週一週間は慣らし運転になりそうです．

※iTunesの同期，バックアップと復元機能に関してより詳細に知りたい方は，こちらを参照して下さい．