Moleskine フォリオシリーズの『付箋セット』と『カードセット』を買ってみた
下書きが公開状態にあったみたいなんだけど,仕切りなおし(汗)
Moleskineと言えば,PocketとLargeの2つのサイズが用意されたハードカバーのノートであり,無地,方眼,横罫の3種類があって…というのは昔の話.今や『MOLESKINE』と刻印の打たれた様々な製品が出ています.一応文房具という括りには納まっていますが,紙製品全般のブランドになりそうな勢い.
日本国内でもイメージ戦略は大成功している感じなので,古くからある定番商品さえ一定の品質を維持して供給し続けていれば,ラインナップを広げ過ぎてコケるってことは無いかな…と,思う.
まぁそれはさておき,久しぶりに公式サイトのカタログのページを見たら,Folio booksという新シリーズがいつの間にか出てました.普通のノートであればあまり興味が湧かなかったのですが,Folio - Toolsというページに,Memo Cards Pocket,Stick Notes Pocketという毛色の変わった新製品が.これは面白そうということで,早速注文.一時欠品中でしたが,GWに入る前に何とか届きました.
左が『フォリオ カードセット』,右が『フォリオ 付箋セット』です.店頭ではまだ見かけたことが無いのですが,通販であれば容易に購入可能です. 楽天: カードセット, 付箋セット Amazon:カードセット 話は逸れるけど,日本の公式ページの場合,オンラインショップを降りて行かないと,商品紹介に辿り付けない.使い勝手として,これはは如何なものか… |
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まずはカードセット. 帯は青系のメタリックカラーが使われています.そんなわけで,写真を撮ったらハレーションが発生. 表紙はツルツルとした質感の厚紙.カイエに近いかも.表は黒で内側はクリーム色. |
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横罫20枚,方眼20枚入りです. 価格は税込み945円.基本的に定価販売.Amazonで購入しても756円也.高いですな…. カード用紙は200g/m2とのこと.RHODIAは80g/m2だし,コレクト製の5x3セクション(方眼)は150g/m2くらいなので,かなり分厚いことが分かると思います. |
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しっかりとMOLESKINEの刻印入り. | |
そしてこちらは付箋セット. | |
厚さは80g/m2なので,RHODIAと丁度同じになります. 小型の無地の付箋が20*2枚,大き目の横罫の付箋が20枚入っています. |
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並べるとこんな感じ.一番右のPocketとほぼ同じサイズ. | |
厚さはそれぞれPocketの半分くらい. | |
カードセットを開けるとこんな感じ. 左ポケットに方眼,右ポケットに横罫のカードが20枚ずつ収納されています. 色はMoleskineのノートと同様にクリーム色. 180度パタッと開き,安定しています. |
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カードの角は丸くカットしてあります. 『コダワリ』と言えるかもしれないけど,逆に丸くしないで欲しいと思う人も結構居そう. |
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下には薄く『MOLESKINE』のロゴが印刷されています.高級感がありますな.このような小技がウマイなぁ. | |
5x3サイズの情報カードとの比較.縦横共にMOLESKINEカードの方が大きいのですが,横幅が特に大きい. カードの厚さは前述の通りです.一般の名刺や文庫本の表紙なんぞよりも遥かに『硬い』(この漢字がピッタリな印象) |
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滲み易い水性BPで書いても全く滲みません.品質に関しては一安心. | |
次に付箋セット. このように180度パタッと開いておけるので,卓上作業の場合,結構使いやすいかも. 色はやや薄めのクリーム色. |
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大きさが大きさなので,結構存在感があります. ただし枚数が少ないので,厚さは控えめ. 倍くらいの枚数が収納されていた方が,ガシガシ使う際には安心です.しかし,このくらいの厚さの方が持ち運び&使い易い印象.一度に沢山の枚数を使う可能性がある場合は,複数冊持てということですな. |
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横罫はこんな感じ.上部が貼り付いています. 見ての通り,書くスペースをとても広く取れるのですが,逆に大き過ぎて使い方が制限されるかも. 個人的には,ココで紹介したような,ノート型付箋紙くらいのサイズの方が使い易いかな. |
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無地の方はこんな感じ. 横罫もそうですが,単なるマーキングのための付箋ではありません.YoutubeのFolio紹介動画を観た感じでは,ガシガシと文章/絵をかき,アイデアをまとめるような使い方(?)を想定しているような感じがします. |
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蛇足ですが,同梱されているMOLESKINEの紹介小冊子も,いつの間にか変わっていました.ビジネスは順調のようですね. |
まとめ
これらツールを日常的にガシガシと活用する場合,ランニングコストがネックになりそうです.しかし,使っていて楽しいツールであることは確かですので,モチベーションやイマジネーションを必要とするような,クリエイティブな作業向きと言えます.このような用途であれば,充分ペイ出来るんじゃないかな.
また,『普通の』情報カードや付箋としては,コスト以外の部分でも,使いにくいと感じられる部分が結構あるように思います.用途がピタリとはまると素晴らしいツールに成り得ると思いますが,ストライクゾーンは結構狭そうな印象です.
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