テンミニッツ
先日,無印良品のほぼほぼ日再生紙ダイアリースケジュールを,職場の卓上ノートとして使用しはじめた話を書きました.思いの他使い心地が良好で,このまま1年使い続けられそうな感じです.
で,前回のエントリーでは,(私の場合は)急なスケジュール変更や割り込み等も発生するため,『んー.PostItも併用した方が効率的かなぁ』なんて話を書きました.実際,手帳の活用法がまとめられた書籍を読むと,意外と手帳にPostItを使用して居る方は多い様子.新規の要件/案件が出来たときにPostItに書いて貼り,終わったら剥がし,繰り越しは次のページへ貼り直すという使われ方が多いようです.
そんなわけで,PostItを使って…ということをやり始めようとした矢先,Loftにてこのような商品(テンミニッツ・ノートタイプ)を発見したので,その紹介.
ニーズのある所に商品有りですなぁ.
テンミニッツには,大きく分けて
ノートタイプ 簡単に説明すると,ノートタイプはソフトカバー(厚紙)がベースの携帯型.ハードタイプは結束ゴムバンド付きの立って書けるようなハードカバータイプ.卓上タイプは文字通り卓上に起立するタイプ. 今回購入したのはノートタイプのリッチブラック.この他,チェリーやメロン,ソーダといったポップなカラバリもあります.お固いビジネス用途というよりも,20代前半の若者を意識した商品のようです. *** 店頭でハードタイプにするか悩んだのですが,今回は厚みが少なく廉価なノートタイプをチョイス.価格は倍近く違います. とは言え,それ程高価な物でもないので,ノートタイプで試してみて,結構使えそうなら耐久性のありそうなハードタイプを買うといのもアリかと思います. |
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基本的な使い方は,パッケージ裏面にまとめられています. この他,情報盛りだくさんのテンミニッツの公式サイトも有り. こういう商品には,長期的に頑張って欲しいな. |
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『カンタン詳しい解説書』と本体,シールタイプのタイムテーブルが入っています. | |
使用開始前にまずすることは,用意されているタイムテーブルのシールをカットして本体に貼ること(ノートに直接手描きでもいいんですが). タイムテーブルは12時間分しか貼れないので,自分の勤務状況に合うように切って貼ります. 私の場合,12時間では足りないことあるし,時間もかなり変動するんだけど…この製品はタイムテーブルの時間当たりの物理的高さが重要なので,高さを詰めて書く訳には行きません. そして写真の左側は1日のスケジュール,右側はふせんストッカーです.上から30分(*1),60分(*2),120分(*3)用の高さに切り分けられた,ふせんが用意されています.色分けは,黄がアポイント用とされています(詳しくは,画像クリックで拡大して見てください). つまり,各タスク/アポに予定される時間長に応じ,対応する高さのふせんにタイトル/内容を書き,左側のページに縦に並べるとその日のタイムラインが出来上がるということです. 各タスクのボリュームや1日の埋まり具合が,パッと見るだけで把握できて良いかも.文字を並べるだけでは,この手の情報は掴みにくいですからね…. あと,スケジュールの移動があったときも,貼り直すだけで済みますし,『その隙間に突っ込んで問題ないか』 を直感的に確認出来るので良い感じです. (*1)6x45mm (*2)12x45mm (*3)24x45mm |
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本体は3つ折になっていて,その日のToDo的な物や,長期的なタスク項目を貼っておくエリアもあります. | |
ラインナップはこんな感じ.きちんとリフィルも別売りで用意されています. |
使い方に関する解説は公式サイトにも載っていますので,興味のある方は一度読んでみてください.
数日ざっと使った感じでは,
が手軽に出来て良い感じです.マイポジションで野帳に貼るとかすると,もっと応用範囲が広がるかもしれません.
また,日々の業務開始前に,この手の作業を行う習慣が無かった人が使うと,絶大なる効果のある商品だと思います.
その一方で,未来の整理(未来のスケジュールやタスク管理)はこのような製品を使用して行えるけれど,過去の整理(過去のスケジュールや実績・実態の記録)を如何に行うかという課題が残ります.多くの人にとっては,最終成果物が出たらその案件はクローズで,途中の経過に関する情報は不要になるのかもしれませんが…
1日の仕事が終わった後,その日の実態を別の媒体に転記するのは徒労感があるし….例えばデジカメかスキャナで画像として取り込んでストックしておき,可能であればOCR認識という感じが現実的なのかなぁ….
この部分は,最小限の転記を行いつつ,未だ試行錯誤中です.
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