HYBRID W-ZERO3の設定をする
購入後にまずしなくてはいけないのは,『オンラインサイナップ』と『Windows Live ID サインアップ』.
実は届いた当日に同梱のW-SIMが発番されるのを待ちきれずに青耳を入れて少し試してたんだけど,Windows Liveの方はエラーでID発行が出来ませんでした.機種変の方は,黒耳が発番されるのを待ってから行いましょう.
それとAir発番ですが,電源入れっぱなしで放っておいても発番されないので注意.発番予定時刻が過ぎてから電源を入れると発番されるので,既に電源を入れていた場合は,一度電源を切って入れ直さないといけない.
あと,willcomlive.jpアカウントだけど,機種変の場合は元のと同じIDが振られる.例えば私は@dj.pdx.の人なのだけど,@dj.willcomlive.jpが振られた.
* * *
発番して一連のサインアップが終わったら,ワクワクしながら色々と試す人が多いと思うけど,ちょっと待った.デフォルト状態が必ずしも良い状態であるとは限らないので,まずはその設定を変更した後に細かな所を触るようにした方が良いです.
私がまず面食らった所は,デフォルトでテンキーを押すとタッチトーン(ダイアル時のピポパ音)が再生され,これを消す設定が見当たらなかったこと.私はシステム音OFFで設定したけど,この他にはマナーモードにする設定でしか対応できないらしい.メーカーの人は,この状態で常用しても問題ないと思ってるのかなぁ…(あり得ない!!)
まぁそれはともかくとして,私がまず行った設定は以下の通り.なお,以下は『私の場合の設定』なので,自分の好みや使い方に合わせて設定するようにしてください.
- W-SIMを使用して電話帳を移行
- 『スタート>設定>個人>電話>その他タブ>電話帳転送』以下にW-SIMで連絡先を転送するためのソフトがあります.例えばwillcom03からの機種変の場合,03でW-SIMに書き出し,W-SIMをHYBRIDに入れた後に本体に吸出し&W-SIMを黒耳に差し替えという方法で一気に移行できます.ActiveSyncでやっても良いけど.
- 諸々の音を切る
- 『スタート>設定>音と通知』で一通りの音を切り,『通知』でバイブをON
- Xcrawlの設定
- 『スタート>設定>システム>Xcrawl』の動作設定で,スクロール機能をON
- エニーキーアンサーの設定
- 『スタート>設定>個人>電話>基本タブ>発着/通話』でエニーキーアンサーONに設定.
そういえば,ロック状態だと着信時に表示されるボタンをタップしても取れないような気が…(修正:タップでなくスライド.タッチパネルをきちんと押し込んでスライドすればOK.感度の問題?焦るとよく失敗する). - 『スタート>設定>個人>電話>基本タブ>発着/通話』でエニーキーアンサーONに設定.
- バイブの設定
- 『スタート>設定>個人>電話>呼出タブ>バイブ』で一通りのバイブON
- モーションセンサの設定
- 『スタート>設定>システム>モーションセンサー』で『デバイスの向きに合わせて、自動的に画面を回転させる』をOFF.キーボードが無いHYBRIDではこの機能は(あまり)意味が無く,副作用の方が多いような.
- バックライトを暗く
- バッテリを長持ちさせるために,『スタート>設定>システム>バックライト』で明るさを3に.日中屋外で使用する場合は見え難いけど,5にしていてもちゃんと見えないからなぁ.iPhoneは見易いのに….対策として,液晶保護シートを こういったに変更することを検討中.どの店でも品切れなのが痛いなぁ.
- 暗証番号変更
- 『スタート>設定>個人>電話>セキュリティタブ>暗証番号変更』で暗証番号をデフォの0000から任意の番号に変更
- Today画面の設定
- 『スタート>設定>Today>アイテムタブ』でWillcomUIを外す.その他の表示はお好みで.
Windows標準にすると,指タッチのみで操作し易くなるけど,後述のDevStateを使用するために止めました.なお,私の所で数回発生したのですが,Todayの表示項目を変更した直後,Shellのエラーが出ることがあります.再起動とかすれば収まりますので,発生した場合は焦らず対応を. - 『スタート>設定>Today>アイテムタブ』でWillcomUIを外す.その他の表示はお好みで.
あと,コメントで情報を頂いていましたが,W+Infoは標準のToday画面では表示できないようです.最初に起動すると,WillcomUIでW+Infoへの登録が必須みたいな流れで登録してしまいますが,W+Infoを受信していると月に3,000円程のパケット代になるので,情報はプッシュ式で送ってもらわなくても良い人はOFFにしておいた方が良いかも.
ちなみに私もWillcom03のときから使っていません.
この他の快適化に関しては,とりあえずASCII.jpのこの記事を参考に,上下キーのスクロール設定を変更しました.具体的には,『スタート>設定>個人>ボタン>上下コントロール』で,移動開始までの待ち時間を短くし,移動速度を速くしました.
効果は絶大で,『めちゃくちゃモッサリ』と感じていた動作が,『ちょっとモッサリ』に改善した…ような…気がします.
それとインストールしたソフトは,
- Evernote
- 複数マシン・環境を使っている場合は入れておいた方が良いソフト.iPhone用もあります.
- DevState
- (インストールするイメージはコレ)
バッテリの残量をパーセント単位で見られたり,microSDの利用状況,起動中のソフトを管理etc,today画面に表示しておくと便利なソフトです.あと,バッテリ残量がwillcom03では4段階だったような気がするけど,コレは数パーセント単位(?)まで細かくチェック出来ているようです. - (インストールするイメージはコレ)
の2つ.この他のソフトは,またボチボチ入れて行こうと思います.
○約1週間程使って感じた良いところ悪い所
私はアドエス→willcom03→HYBRIDという感じで機種変して来ましたが,iPhoneを使い始めたとき程の感動は無いものの,比較的手堅くまとまってるかなという印象を受けています.まぁ不具合は結構ありますけど…
まず良いと感じたのは,サイズ.上の写真を見ても分かる通り,大きさ的には03に近いです.アドエスは長すぎたので,03のサイズを維持してくれたのは有難い.
次にメールの送信が速いのもイイ感じ.京ぽん以降,『接続中しまっせ,ログインしまっせ,データ送ってまっさ…どっこいしょ…終わりましたぜ』というスローモーさにはイライラしたりすることが多々ありましたが,それがかなり改善した感じ.
増強されたPRINと3G様々って感じかな.
ただ,(PIAFSと比べたらかわいそうだけど)流石に昔の三洋のちっこいのみたいな『送信ボタンを押し終わる前に送信が終わってる』という感じの爆速には及ばず.『接続中…』となってからに少し待たされます.
写メは送るのも受け取るのも死ぬ程待たされてたんだけど,これからは快適になりそうです.HYBRIDは500万画素カメラが付いてるし,ソコソコ画質もイイので,ようやくトータルで使い物になるかも.
そういえばメールの受信方法が少し変更になっていて,PHSで受信通知後,3Gで本文を受け取るという流れになっているみたい.
UIに関しては,前のエントリーでも少し触れましたが,スタイラスが無くても,指タッチのみでそこそこ使えるようになってます.ただ,『こんな小さなアイコンどうやって指でタップすんの?』的なUIのチグハグな部分があったり,スクロール操作をしているのに(タップ扱いになって)アプリが起動してしまったりとか,『やっぱiPhoneはすげぇや』的な部分はあります.
まぁこの辺りはノウハウの蓄積と上手なパクリが必要なので,もう何年かすれば,WMももう少し使いやすくなるんじゃないかな.Windows3.1→Windows95のときのように.
一方マイナス点としては,着信LEDが光らない(ときがある?)のが不満.03のときには液晶上部に青LEDがありまして,着信があったり未読メールがあるときには青く点灯してました.そのため,キーロックを解除しなくても,パッと見で確認出来て便利でした.しかし,HYBRIDではこれが出来ません.
どうも,着信等があったときにはXcrawlの左下のLEDが青く光る筈らしいのですが,キーロックしていたり,その他諸々の設定の状態(?)によっては,光ってくれないみたいです…ダメじゃん…現在も調査中.
バッテリの減りが早いのは予想通り.まぁこれは仕方無し…
最後にこれは不具合でも欠点でも無いけど,やはりキーボードが無いと悲しい.03でキーボード,iPhoneでフリック入力(是非一度見てみて!)に慣れてしまった体には,今更テンキー入力は耐えられないです.
そんな私の救世主とも言えるコレとコレを試し始めた所なのですが,似て非なる物は逆に使いにくいかも…やはり慣れかな….でも,WindowsMobileでフリック入力が出来るという環境は,テンキー入力と比べたら天国と地獄なので,興味のある方はお試しあれ.
以上,駆け足で書いてみましたが,今回まとめ切れていない話に関してはボチボチと書いていこうと思います.
あと,まとめサイトが上がっているようですので,何かあったときには確認してみると,役立つ情報があるかもしれません.
« PT2で録画したMPEG2-TSファイルをsplitしたりトランスコードをする | トップページ | amazonで予約中の物 »
「携帯・デジカメ」カテゴリの記事
- 小型で1万mAh,30W出力可能なモバイルバッテリで出張セットのアップデート:CIO SMARTCOBY PRO-30W(2023.08.31)
- SONY α6300とSEL24F18Zの組み合わせで快適写真生活(2018.06.12)
- 超望遠だけど小型.でもクッキリ写るレンズ:Kenko 400mm F8ミラーレンズ(2016.06.02)
- 対応レンズか,ボディは何かで天国と地獄?:SIGMA マウントコンバーター MC-11(Canon EF-EからSONY Eマウントへ変換)(2016.04.23)
- 旅行時に便利:様々なバッテリーに対応した汎用充電器(2)(2015.07.24)
« PT2で録画したMPEG2-TSファイルをsplitしたりトランスコードをする | トップページ | amazonで予約中の物 »
コメント