tadachi-net 出張所

次なるはオストリッチダイヤの野帳．

と，いうことで，ようやく入手出来たオストリッチダイヤの野帳．コクヨと異なりソフトカバーなため，本格的なフィールドノートとして使用するためには，別途芯の入った（下敷き代わりになるような）カバー内におさめて使うのが良さそうです．

コストパフォーマンス的に優れていますので，ガシガシと沢山使用する人には嬉しい商品です．

最後に紹介するのは，etrangerdicostarica（エトランジェ・ディ・コスタリカ）の手帳用リフィル．これは野帳というよりも，手帳なのですが，大きさおよび薄さが野帳に近く，中身が方眼ということで，今回一緒に紹介させてもらいます．

このリフィルはetrangerdicostaricaから『re-Collection ポケットスリムサイズ リフィル ノートブック セクション（方眼）』として売られているものなのですが，re-Collectionの純正のカバーは堅苦しかったので，カジュアルなetrangerdicostaricaカバーメモ TRANSPARENCY オレンジ 等を併せて購入し，カバーはこちらを使用する方向で考えました．

見慣れたetrangerdicostaricaのロゴの付いた帯付きで売られています 

帯を外すとMoleskine Volantのような感じ

裏表紙はこんな感じ．手帳ですな．

TRANSPARENCYの手帳．リフィルは横罫です．
個人的にはこのデザイン・大きさは大好き．

表紙が黒一色のリフィルなので，半透明カバーは
ちょっと合わない…移植失敗…かも

上の写真からも分かるように，リフィルを移植したものの，透けて見えるところが黒一色なので，くすんだ色になってしまってちょっと合わない感じ．元の横罫リフィルを入れたときの質感とかデザインは個人的にはすごく好きなんだけれども…カバーに関しては，また考えることにしよう．

では最後に，一連の野帳/手帳を比較．

上からetrangerdicostarica，Moleskine volant（比較用），オストリッチダイヤ，コクヨ．このように比べると，綴じ方とページ数がかなり違うのが分かります．

etrangerdicostaricaとMoleskine volantは手帳で，オストリッチダイヤとコクヨのは野帳として作られているということがよく分かります．

上から見るとこんな感じです．大きさ比較用にiPhoneを乗せてみました．

一連の商品が横幅がスリムなのは，卓上だけではなく，手で広げて立ったままで筆記することも考慮されているからだと思います．文庫本サイズ(A6サイズ）の場合，横幅が一回り大きいため，手に掴んで筆記するのは困難です．

大きさを比較するとこんな感じ．横幅は微妙にオストリッチダイヤが一番狭く，etrangerdicostarica，Volant，コクヨの順で幅広になります．

一方高さはと言うと，ほぼこの逆順です．

左からetrangerdicostarica，オストリッチダイヤ，コクヨ．方眼のピッチはetrangerdicostaricaとのみ5mmで．オストリッチダイヤとコクヨは3mm．ホワイトバランスの関係で写真ではわかりにくいかもしれませんが，方眼の色は左から順に茶，グレー，水色です．

話は逸れますが，こうして見ると，カバー抜きで使うのであれば，etrangerdicostaricaは完全なMoleskine Volantの代用品になり得ますなぁ．

と，まぁ，夏休みの宿題をようやくやり終えた感覚を持ってしまいましたが，野帳の選択肢も増え，好みや用途で選ぶことが可能になって来た感じです．

そういう意味では，ようやく野帳も事務用品から一般向け文房具になって来たといった感じでしょうか．良い方向だと思います(^^)