tadachi-net 出張所

この『Extra Small』なるサイズはどんなものなのでしょうか？『Extra Large』は国内でもよく見かけるのですが，小さい方は見たことが無い．どうも正規代理店ルートでは国内に流通していないようです．そんなわけで，再びAmazonにて発注．こちらも『お届けは3～5週間』と言われたのですが，4週間で届きました．

百聞は一見にしかず．まずはモノを見てみましょう．

	左の２つがExtra Small．右の1つは通常のPocketサイズ．Pocket vs Largeくらいの差がある．
	こちらのタイプも2冊セットで売られています． 今回はruled（罫線）の青とplain（無地）の黒を購入したのですが，カラーのタイプは同じ色の2冊ではなく，同系色の明るい色と深い色のセットになっています．
	スペックは 6.5×10.5cmの54ページで2冊セット．
	Moleskineのカタログも入っています．日本語で書かれたMoleskineの歴史（笑）も印刷されています． それにしても『モレスキン』って表記はいつまで経っても違和感あるなぁ．
	こんな小さくてもしっかりMoleskineの刻印
	表紙を開けるといつもの『拾った場合の届け先』と『届けていくれたら○$あげます』の記入欄． Extra Smallでも記入する人いるんだろうか…．
	全部が切り離し可能なページ． これは無地のタイプ．
	糸綴じは2箇所綴じ．サイズから考えたら充分． 思いの外，しっかり作られているのに驚く．
	こうして置くと普通のVolantのように見える． 質感はとても良く感じる．
	気になるサイズだけれど，RHODIA のNo.11とほぼ同じサイズ．横幅が少し狭いので手への収まりは非常に良い． 縦は同じだけど，RHODIAは折り返しがある部分は書けないので，筆記可能な縦の長さが若干長いとも言える．
	重ねるとこんな感じ．

手に取った瞬間，miquelrius の FLEXIBLE NOTEBOOKとかRHODIA Classic ホッチキス留めノートを思い出すのだけど，質感その他全然別物．小さくて可愛い玩具のようなサイズだけど，『オレはMoleskineだ』というオーラが出ている．いや，ブランドだという意味ではなくて，『こう見えても値が張るぞ』というオーラ（笑）

私はこういう小さな物が大好きで，精密で緻密に作り込まれたものをこよなく愛する人なのだけど，ストライクゾーンへズドンと来た感じ．全ページのミシン目は要らないと思ったけど，手にしただけで嬉しくなる．

あと，ゴッホ等のカラバリはイマイチ好きになれなかったのだけど，この青色は明るい方も深い方もかなり好きな色だ．

では，そこまで好きなら普段使いでバリバリ使えるか…と，考えると，現実的にはちと苦しい．筆記エリアが小さいということよりも，そのコストパフォーマンスの点に難有り．Amazon価格であっても，1枚約16円もするんで…これはちょっと…．間違っても電話メモなんて勿体無くて書けない．

その一方で，超極細の万年筆かゲルインクボールペンを使って，便覧的な内容で全頁を緻密にミッチリ書いて埋めてみたいなぁなんていう衝動にも駆られてしまう…

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