ノート諸々(2) 【クレールフォンテーヌ マトリス】
これは,筆記したデータのうち,必要なものはPCに入力して蓄えるようになったため,結果的に手書きは一時メモ的なものが多くなり,ノートという体裁で残さなくなって来たためです.
しかし,使わななくなると何故か使いたくなるもの.数年前に購入し,ネタ帳兼落書き帳兼発想ノート的に細々と使い続けている Moleskine Large plain は,過去に書いたものを読み返すと結構面白かったりします.また,書いている最中に様々な発想が浮かんできたりもします.
そんなわけで,周りで良い評判を聞くことの多い『Clairefontaine』のノートを購入してみました.同メーカーから出ているダブルリングノートも定評があるのですが,今回はこれを避けて購入.昔は気にならなかったのですが,最近は筆記時にリングの出っ張りが気になるようになってきたため.ダブルリングノートは180度開けるというメリットもあるので,省スペース/立位で使う場合はダブルリングノートの方が良いかもしれませんね.
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今回購入したものは,Clairefontaine MATRICE の製本タイプとホチキス止めの赤.中身は表紙と同じサイズであり,角は丸く切りそろえられています. 価格はそれぞれ税別で 450円, 960円也. |
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7mm横罫のものを購入. 横罫はひたすら文字で埋めるような用途に使う分には良いのですが,図を描いたり文字の大きさを色々変えたりするときには罫線が逆に邪魔になる場合もあるように思います.罫線を無視してガシガシ書くときもありますが….そんなわけで,実は方眼や無地が好きな私です. |
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Clairefontaineのロゴ. 『この逆三角形のロゴを知らないフランス人はいないでしょう』 と,言われる程メジャーらしいのですが,日本人にとっては, RHODIA 等に比べても馴染みは無いですね. |
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ホチキス止めの方 .サイズは148*210[mm]で7[mm]横罫. 90g/m^2の紙を使用しており,96ページ.ちなみにRHODIAは 80g/m^2となっており,微妙に薄い. |
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製本ノートの方.基本スペックはホチキス止めと同じ.こちらは倍の192ページ. |
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上が製本.下がホチキス止め.製本ノートの方は,ホットメルトでカチッと接着してあります.Oxfordのよりも堅牢な感じ. |
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Moleskine Largeとの大きさ比較. 縦は微妙にClairefontaineが短く,幅はClairefontaineの方が微妙に広いという感じ. |
使用されている紙はしっかりしている(逆に厚過ぎると感じる人も居ると思う)ので,Oxford同様,フローの良い万年筆でも使えそうです.作りもしっかりしているので,かなりハードに使っても大丈夫そうです.色も含めたデザインもセンス良し.栞やゴムバンドが無いのが少々残念ですが.
あとは…私の場合は方眼を買った方が良かったかな…何故楽天で売られていないんだろう…直販で買い直すかも…
なお,Moleskine poketと同サイズの製本ノートやホチキス止め方眼ノートもラインナップされています.今回はA5サイズの方のみ紹介しましたが,詳しくは,QUOVADISのページから辿ってみて下さい.直販でも購入可能です.
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