2021年3月 2日 (火)
2021年3月 1日 (月)
手帳やノートを手軽かつキレイにグレードアップ:ミドリ スタンプ 回転印 リスト柄
汎用のノートを日々の記録用に使用している場合,大抵の人は日付を書いて,ToDo書いて…のような形のテンプレートがあるかと思います.フリーフォーマットに近いダイアリー手帳の場合も,日付や時間軸書き込みのステップは省略出来ますが,その後の定形の書き方を用意している人は多いでしょう.このとき,文字通りの『テンプレート』を使用して枠等を書く場合もあるでしょうし,簡単なものであればフリーハンドで書く場合も多いと思います.
ただ,『テンプレート』を使用して書き込みを行う場合は手間がかかりますし(まぁ,これもまた楽しい ひと時ではありますが),フリーハンドで書く場合は,それなりに時間をかけないと,少々見栄えが…になります.
こんなとき,定形の物を手軽かつキレイにスタンプ出来ると便利ですよね.そんなときに便利なのが,今回紹介する『ミドリ スタンプ 回転印 リスト柄』です.
2021年2月28日 (日)
ミドリの浸透印で手軽に習慣管理する:デザインフィル ハビットトラッカー柄
良い行動は『3日坊主』にせず,長期的に行い,そして気が付いたら習慣化させたいところ.『行動』は,例えば『朝起きたら1杯の水を飲む』とか,『寝る前に今日1日を振り返り,明日やるべきことを考える』のように,自分が良いことだと思った事は何でも良いです.何が良い行動であるかを考える事からがスタートです.その一方で,これまでやって来なかったことを急にやるわけですから,その時時の気分のムラでやったりやらなかったり…そして気が付いたら全くやらなくなってしまうことも多いでしょう.相当強い意思で事に当たらない場合は.
で,こんなときに習慣化を助けるツール,それが最近流行りの『ハビットトラッカー』です.
要は,やったやらなかったを可視化し,振り返りを容易にします.そして『ちゃんとやらなきゃ!』と,初心を思い出させたり,『これだけ出来た!』と,満足感を得させることによりより,習慣化を助けます.
そしてある程度習慣化すると,意識しなくてもやるようになります.まぁある意味,人は惰性の生き物ということなのかもしれないですね.
ただ,『ハビットトラッカー』は1項目1ヶ月単位でマークしていく方式が一般的なため,開始前に行う準備がちょっと面倒.更には習慣化したい行動が複数になると,事前準備が2倍,3倍の手間になるわけです.いっその事,縦罫線・横罫線でExcel表のようにして○×を書けば…とか思うかもしれませんが,実用性は兎も角,モチベーションのためには見栄えにも凝りたいところ.そんなわけで,ミドリの『ハビットトラッカー手帳』が人気を博していたりします.
しかし,自分が常用している手帳でハビットトラッカーしたいじゃないですか.それも手軽に.と,いうことで,発売直後は在庫が蒸発して入手難だったスタンプが普通に購入できるようになって来ましたので,ご紹介.
2021年2月25日 (木)
2021年2月24日 (水)
Rollbahnのインデックスに最適:MIDORI INDEX CLIPS/インデックス クリップ チラット
ノートや手帳のインデックス,何を使っていますか?
私はかなり昔は手帳メーカーが出しているインデックス一択でしたが,その後付箋を使うようになり,そしてその後はブックダーツを使うようになりました.
なぜこのような遷移を辿ったかと言うと,例えばmini5やmini6のような小型のシステム手帳を使用した際に,インデックスページを使うと,当然の事ですが,その分収納可能なリフィルが減ります.おまけにインデックスページって分厚いじゃないですか.そのため,厚みを取らないように…ということで色分けした付箋を貼るようになりました.しかし今度は付箋が破れたり,気がつくと剥がれていたりetc,頻繁に出し入れする手帳で使うと,耐久性の面で使い勝手が悪く感じました.そして辿り着いたのはブックダーツ.非常に薄い上にシッカリと紙をホールドしますし,リフィルから殆ど飛び出さないし,耐久性もバッチリ.そして見た目も良い.完璧ですわ.
最近は,リフィルのサイズと手帳カバーのサイズがほぼ同じの『ジャストリフル』というカテゴリの手帳が増えています.特にこのようなタイプの場合,従来のインデックスを使用すると表紙から飛び出してしまうことがあります.そのようなわけで,手帳のインデックス/栞難民にとってはブックダーツが救世主です.ちなみに私の書いた直近のポストはこんな感じ.mini6に移行してから5年めかぁ….
しかし,ブックダーツは良い所だけでもありません.インデックスに指を引っ掛けてパッと開くというワンアクションが出来ないのです.そのため,慣れると『まぁこんなもんかな』と思うのだけど,ちょっと気持ちが引っかかると『何とか改善出来ないかなぁ』とも思ったりします.
そのようなわけで,ブックダーツのような使い勝手で,見た目もおしゃれな感じで,そして指を引っ掛けてパッと開けるインデックスが無いかなぁ…なんて思っていたらありました.MIDORIの『インデックス クリップ チラット』です.
2021年2月23日 (火)
DELFONICSの魅力的なミニボールペン2種:『レジェンド ボールペン リトラクタブル』と『レジェンド ボールペン ノック』
DELFONICSと言えば,リングノートのRollbahnのメーカーとして有名ですよね.多彩な表紙のデザイン,そして用途に合ったサイズを選べるラインナップ,そして何よりも機能性.リフィルを交換できる『Rollbahn FLEXIBLE』については,昨年レビューしました.
余談ですが,これを購入したのは出張先だったのですが,それ以降泊まりで出張していないので,あれからもう1年かぁ…と,思うと色々と考えてしまいます.
さて,今回紹介するのはDELFONICSのミニサイズボールペン2種です.手帳用に丁度良いサイズの油性ボールペンです.
手帳用のペンというと,その殆どはサイズと実用性重視でデザインは二の次.おそらく手帳用BPとして一番メジャーであろうゼブラのT-3に至っては,色々と削り過ぎて機能美すら感じるほどです.二昔くらい前までは『手帳は仕事用.スケジュール管理がメイン』という雰囲気があり,『スーツ族が仕事先で使っていて恥ずかしくないデザイン』という軸で考えられていたんでしょうね.想像ですけど.
しかし,文房具に求められるのは,実用性だけではないんです.色気も欲しいんですよ.別に昨今の文房具女子向けにカワイイを…と,いうことではなくて,『使えたら良い.余計な装飾は要らない』から,『使っていて/持っていて気持ちが良い.そして実用性も』に変わって来ている感じとでも申しましょうか.
そのような観点でいうと,今回紹介するミニボールペンは,
- 多彩なカラバリでどんな人のハートも鷲掴み
- デザインやサイズも秀逸で,一目惚れフラグが立つ意匠
- 道具として便利に使うことも考慮された工夫
の3点で実にバランスが取れている製品なんです.
2021年2月16日 (火)
マスキングテープ持ち運びの新標準:コクヨ Bobbin(ボビン)
マスキングテープ大好きな皆さん,こんにちは.みなさんは,どんな方法・道具でマステを持ち運んでいますか?
一口にマステと言っても,道具として使う…例えばモデラーだと,このような黄色いマスキングテープ一択です.しかし多くの方がご存じの通り,文房具として認知されているマステの場合は様々な種類が出ており,色や柄がよりどりみどりです.それもポッと出のブームでは無く,以前(2014年),奈良で開催されたイベントにフラッと立ち寄った際には,その時点で既にマステ沼の底の深さ,そして首まで浸かったその住人達の熱気に凄まじいものを感じました.また,その際に,マステブームは女子が牽引しているのだなぁと実感しましたが,その後『女子文具博』が開催されたり等,マステに限らず文具ブームその物を女子が強烈に牽引しているのだなぁと改めて思った次第.大きな男の子も仲間に入れてくれ(笑)
さて,既に買って使っている人も多いと思いますが,コクヨがマステの持ち運びや使い方に対する新たなソリューションを提供しました.その名もBobbinです.メーカーの公式ページを見ても分かる通り,いかにも女子向けで,『カワイイは正義』を体現したかのようなシリーズになっています.私の場合,幼少の頃より業務用ミシンが身近にある環境で育ちましたので,ボビンを見ると郷愁…今年度はコロナのせいで帰省出来なかったなぁ…を感じますが,手芸をしている人であれば日常的に触っているかもですね.
では,見た目が『可愛い/精密』なだけでなく,凄まじく実用的な本シリーズについて,早速レビューをば.
2021年2月 3日 (水)
太陽の光で色が変わる消しゴム:SUN Radar
今回は小ネタ.
近所の文房具屋を覗いたら,普通に置いてありました.このお店,お世辞にも今時の文具ブームに乗ったキラキラした店ではないのですが(失礼!),たまに『!?』という物が売られていたり,都会では蒸発したマニア垂涎の文具が売れ残っていたりするので侮り難い….
まぁそれは兎も角として,ここ2~3年,消しゴムの新製品の機能進化・追加には目を見張る物があります.少し前であれば,単に『消字力が…』といった,確かに大事なんだけど地味な機能アップ以外の進化がありませんでした.しかし最近は,かなり変化球でグイグイ来ている感じ.他の筆記用具もそうだけど,文房具ブームが来た関係で,文房具製品全体に開発の余裕が生まれ,色々とチャレンジし始めたんですかね.
で,今回紹介するのは『太陽の光で色が変わる消しゴム』です.その名も『SUN Radar』.
イロモノかと思われるかもしれませんが,消しゴムと修正テープの会社,SEEDの製品です.ブランドから言っても,性能に間違いはありません.また,一時期は品薄で『1人1個!』と,ポップが書かれる程に争奪戦が加熱していた『Clear Radar』,今では百均でも買えるしAmazonで箱買いも出来るようになりましたが,その系統(半透明)の製品です.なので,『消す部分が透けて見えるので消しやすい』という『Clear Radar』の性質を受け継いでいます.
ただ,下の写真を見て頂くと分かる通り,どちらかというと学童向け.子供が喜びそうな消しゴムです.しかしですよ,奥さん.文具マニアの御母堂様におかれましては,たかが消しゴムとは言え,文具の道を究めようとしている家の子供にフツーの消しゴムを持たせて学校に行かせるのはどうかと思ってしまうじゃないですか.やはりコダワリのある文房具で無くてはイカンでしょう.
…と,いうことで,少々強引な展開にしてみるテスト.
実際,子供が持ったら『色が変わるー』と,面白がると思うんですよね.その上,一応は真っ当な消しゴムなので,学校に持って行ってもオモチャと違って先生に没収されることはありません(多分).そしてもしかしたら,『その消しゴム,どこで売ってるの?』なんて感じで人気者になれるかも(笑)
と,いうことでレビュー.
2021年1月30日 (土)
無印良品の「ナイロンメイクボックス L」を巨大ペンケースとして使う
文房具クラスターの住人の皆さんこんにちは.
普段使いのペンは卓上のペン立て,もしくは,ペンケースに収めていると思いますが,その他のペンはどのように保管・収納していますか?コレクター属性が付いている人であれば,気が付くと凄まじい数のペンを所持してしまうことでしょう.特にここ1,2年は,魅力的な多色シリーズが次々と発売されたこともあり,爆発的に保有ペン数が増えている方も珍しくないでしょう.
昨年は11色展開のサラサ グランドを紹介しましたが,11色は可愛いものです.発色が綺麗かつキャップをしなくても乾かない『クリッカート』はセット物では36色セットもありますし,発色が濃くて筆記した内容が記憶に残りやすいという『ユニボールワン』は32種ラインナップですし,限定色も次々と出ていて更に増え続けている.そして みんな大好き『マイルドライナー』も地味に種類を増やしています.
まぁそんなわけで,気が付くと とんでもない本数を持っていたりするわけです.しかし,変な収納をするとそのまま死蔵されかねない.悪いパターンとしては,買ってた筈だけど使いたいときに見付からなくて,仕方なくもう一度買ったらポロッと出てきたというパターン.泣けますよねぇ.そこのあなた!心当たりが無いとは言わせません!!(笑)
そんなわけで,文房具道にある程度ハマり出すと
- 収納力がある
- 一覧性が高い
- 使い易い(出し入れしやすい)
- デッドスペースが生じにくくスペース効率が良い
- 収納中に埃を被らない(蓋が出来る等)
というペン収納術が喫緊の課題になるわけですが,中々決定版が…ありましたよ.無印良品の『ナイロンメイクボックス L』です.早速ご紹介.
2021年1月 2日 (土)
好きな黒色を探し,気が付いたら全ての色を愛でているペン:サクラクレパス Ballsign iD/ボールサインiD
昨年末に発売になり,そして文具沼の住人の間で話題になり,そして案の定Amazonで在庫が一瞬姿を消しました.ただ,そもそもこの製品は限定製品ではなく,そして価格もリーズナブルな普段使い用のペンであったこともあり,Amazonも含めて順調にオンラインショップの在庫が復活しつつあるようです.
さて,サクラクレパスの『ボールサインiD』(公式)ですが,特徴は『様々な黒色インクがラインナップされている』こと.そして価格に似合わず(失礼!)デザインがクリエイター系のハイセンスな軸であることでしょうか.
インク色は6色あり,ボール径は0.4mmと0.5mmの2種類,合計12種類出ています.そしてボール経の違いで,軸の色がライトグレー(0.4mm)とダークグレー(0.5mm)に分かれています.そしてインク色に合わせてノック部分のカラーチップの色も変えられており,実質的に各軸は各リフィル(径・色)の専用軸になっています.Amazonでは,0.4mm径セットと0.5mm径セットとして売られています.おまけに6本セットで1,500円しません.これはもう,12種・12本全てを大人買いせよという神の啓示でしょう(笑).
が,何とかその欲求に耐え,まずはインクの色を見るために0.4mmの6種6本,そして(私が)おそらく気にいるであろう,0.5mmの青系インクのものを1本購入してみました.え?結局0.4mmは大人買いやんかって?まぁ,いいじゃないですか(笑)
と,いうことで在庫が復活して入手性が良くなったことですし,レビューしてみます.
2021年1月 1日 (金)
2020年12月31日 (木)
ToDo管理用の便利なツール:コクヨ 2トーンカラーmark+(マークタス)
『mar+』と書いて『マークタス』と読ませるというのは,公式ページを読んで初めて知った.文房具は相変わらずそれ系のネーミングが多いらしい(笑)
と,いうことで,気が付いたら大晦日ですが,皆様如何お過ごしでしょうか.もう1週間ほど無いと年末年始の休みにしておきたかったToDoリストがこなせないなぁと焦っている私です.
さて,ここ数年ほど,特に『色』を売りにした文房具が多く発売されている気がします.そしてマーカーに限って言えば,昔は『ビシッとくっきりと発色する/蛍光色が目立つ』というのが唯一無二の方向性であったように思うのですが,マイルドライナーが出た以降は,『マークして目出させる』以外の用途のマーカーが数多く出てきたように思います.大雑把に書くと,『色を付けてデコレーションする』という方向性です.
このような用途のマーカーの場合,1ページ内に複数色を使うことが多くなります.そのため,あまり派手な色だとギラギラしたページになってしまって使いにくい.そのため,淡い色が求めらるわけです.そのため,『少しくすんだ色』や『淡い色』のマーカーが多くなってきており,用途が『(目立った色で)マークするペン』というネーミングと乖離して来ている感じです.
で,そろそろ淡い色のマーカー製品も飽和しつつあるんじゃないかな…と,思っていたときに発売になったのが『mark+』でした.正直,『雨後のタケノコの1製品かな.2色を1本にというヒネリだけの製品かな』と,思っていました.
コロナ以降は生活スタイルが変わってしまったのですが,今年の春先までは,出張帰りに大抵は京都のヨドバシに寄り,文房具の新製品が並んでいたら買って帰るというルーチン(笑)をこなしていました.記録を紐解くと,mark+は2020年の3月頃ですな.
で,そのときは『ん~.やっぱり普通のマーカーかな…』と,一旦お蔵入りにしていました.で,ある雑誌の記事でToDo管理にすごく便利という話を読んで引っ張り出してきて使ってみて感心.そして改めて公式ページを読んで『ほほぉ』と,納得した次第.正直すまんかった.
と,いうことで,ポストの方もお蔵入りさせずに加筆修正してアップ.
2020年12月20日 (日)
2021年の手帳をまとめて3種:ジブン手帳Lite mini/Rollbahn LOG CHART/Edit手帳 B7変型
2020年も残すところ10日じゃないですか!!
そんなわけで,20201年向けに買い込んでいた,『ジブン手帳Lite mini』,『Rollbahn LOG CHART』,『Edit手帳 B7変型』をまとめてレビューしてみます.
2020年12月16日 (水)
原点回帰の究極の鉛筆:鉛筆シャープ/enpitsu sharp
シャープ(メカニカルペンシル)と言えば,学生がゴリゴリ使う0.5mm芯の筆記用具…というイメージだったのは遙か昔の過去の話.『芯ホルダ』ではなく,『太芯シャープ』というジャンルの製品が出てからユーザ層が広がった感じがします.そして『鉛筆シャープ』という,そのままズバリな名前の製品が登場してからは,キワモノではなく製品カテゴリとして一般に認知されたように思います.芯の太さも0.3mmや0.5mmのような国内で一般的な太さの他,0.7mmや0.9mm,1.3mmという複数のサイズが出ており,用途に合った太さを選べるのも魅力.
雑誌付録などにもなった当初は,『学童用か?』的な安っぽい(失礼!)プラスティッキーな軸が多かったのですが,その後スーツ族が使っていても違和感の無い軸が出て,私もこんな感じで愛用していました.私はガシガシ使う際に,絶妙なバランスで0.9mmが使い易く感じています.
で,『まんま鉛筆のようなenpitsu sharp』が出ると聞き,予約した次第.え?限定セットとして白セットと黒セットが出る?赤も?なんて感じで,(ささやかな額だけど)特許料の収入もあったので,大人買いしてみました.
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