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2018年11月17日 (土)

1年間を俯瞰出来る究極の蛇腹式タテヨコ手帳:『D-BROS Creator’s Diary mini 』

光陰矢の如しと言いますが,年末はホントに時間の流れが加速しているような錯覚に陥ります.気が付くと11月も下旬に突入しようとしており,街にはクリスマスツリーが飾られています.先週行った仙台駅前は綺麗だったなぁ.

で,はっと気が付くと大晦日&お正月というパターンは例年のお約束.もう少しゆったりしたいなぁと思いつつ,年々忙しさが増しているような感じがします.

と,いうことで,少しでもゆとりを捻出しようと考えて居るわけですが,そのためには日々の『ひぃー』を減らす必要があり,そのためには長期的な計画と緩急が必要なわけです.いつも適度に緊張し続けるのは疲れるわけで,張り詰めたり緩めたりが重要.そして未来が見えない/予測出来ないと人は不安に陥ると言います.『今は計画的に遊ぶタイミング』と,未来計画が見えて納得出来るようにした状態で休んだ方が,心身共にリラックスして休めるわけです.

『今,こんなに気を緩めて休んでいて良いのかなぁ.あの件,この後どうしようかなぁ気になるなぁ』なんて気持ちで休んでいては意味ありませんからね.

そんなわけで,年単位の計画をズバッと見通し良く管理したいわけですよ.ズバッと.しかし殆どの手帳は見開き1ヶ月じゃないですか.多くても2ヶ月.確かに見開き1年のイヤープランナーもあるけど,普通の手帳では細かすぎて大雑把な予定の管理にしか使えないですよね.

そんなわけで,今回紹介するのは『1年間を本当に俯瞰出来る究極の手帳』です.『D-BROS Creator’s Diary mini 』です.

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公式ページはコチラです.

サイズはノートサイズのレギュラーサイズと手帳サイズのミニサイズがあり,カラバリはレギュラーがグリーンネイビーレッド.ミニサイズはグレーライトブルーがあります.

価格はAmazon価格で3,024円と2,808円となっており,若干レギュラーサイズの方が高めです.やや高価な感じがするかもしれませんが,このエントリーを最後まで読んで頂ければ,『こんな構造の手帳だったら,むしろ安いかも…』なんて思うことでしょう.

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昨日のエントリーでも少し触れた,『タテヨコ』系の手帳です.

縦軸でバーチカルな日々の時間管理,横軸で日を跨いだ長期的なプロジェクト管理を行います.そして両方一目で見えるので,『あぁ,今日はこのタスクをしなきゃ』とか,『このプロジェクトが遅れてるから今日は集中的にコレを』ってのが分かる/出来るわけです.

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簡単な中身/使い方説明は帯に書かれていますが,おそらく公式のこちらのページを読んだ方が直感的に分かりやすいと思います.

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そしてこれが本体.ハードカバーにゴムバンド2本.表紙がグレーのタイプだと,ゴムバンドはビビットな赤色です.

一見,デザイナー風でオシャレな装いってのが唯一の特徴である軽薄な手帳に見えるかもしれません.しかしここから先を読んで頂ければ,実に中身が詰まった重厚な尖った手帳であることが分かると思います.

yPadもそうだったけど,意外と(?)クリエイターやデザイナーって,本業以外の事もクリエイトしたりデザインするのが上手い人種なのかもしれない.

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裏側はこんな感じ.

グレーな机の上に置くと,背景に溶け込んじゃう感じですな….

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表紙には"CREATOR'S DIARY"の刻印.控えめです.

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厚さはこんな感じ.ポケットサイズの手帳よりは厚いけど…っていう程度です.

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こちらの面から見ると年数が印刷されています.

複数年使用したら,棚に並べて『2019年はどんな感じだったかな』とか取り出して見たり出来そうですな.

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中身はこんな感じ.パタッと開くと左右見開きで2ページで2週間.1ページで1週間です.

紙質もシッカリしていて,ペラペラではありません.

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2018年の12/10から始まっていて,上に日付と曜日,そして平日はグレー(土日・祝日はピンク)の帯の下に『タテ』のバーチカルな時間軸が印刷されています.

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時間軸は7時~23時.普通に使う分には十分です.

クリエイターやデザイナーは夜型が多いイメージがあるのですが,最近は深夜~早朝に働く人は減ってきたのかなぁ.

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そしてその下には『ヨコ』のエリア.交互に色分けされた6本の帯が横軸として引かれています.

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そして各ページの土日の下にはカレンダー.

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通常の背中で糊付け/製本された綴り手帳とは異なり,このような感じでパタパタとくくれます.

え?蛇腹の説明はどこ行ったって?まぁそう慌てなさるな.しばし待たれよ.

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そして2019年の1週目までの日付があり…

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カレンダーが続き…

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2020年のカレンダーの後に方眼ノートがあって…

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表面(おもてめん)は終わり.

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裏面には,本の装丁等の一般人にとっては雑学にカテゴライズされるような便覧ページが数ページ続いた後…

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方眼ノートページが続きます.

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方眼ノートはこの厚さ.まぁそれなりにガッツリ使えると思います.

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そして表紙のゴムバンドはこのように栞になり,

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残りの1本で表紙を止めて不意に開かないように固定出来ます.

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タテヨコ手帳の使い方

NOLTYの紹介にも書いたけど,まずは『ヨコ』にガントチャート的にプロジェクトの長期スケジュールを書きます.『ココまでにコレをする』とかいうことを繋いでいく感じ.

例えば『アイデア練り→企画書→プレゼン→開発→社内デモ→』のような流れであるとか,『検討→実験計画→実験準備→実験→解析→発表準備→発表→論文執筆→投稿』とか.

で,『ヨコ軸』を手帳で管理出来ると,従来型手帳でのスケジュール管理のような『何時までにコレをしないと』の点の管理だけでなく,『コレをするのに何日くらい確保出来る』とか,『現在コレが何日くらい進んでる/遅れてる』のような線の管理が出来るようになるわけです.

そして『ヨコ軸』が見えていると,『その日にすべき事』が明確になるので,それを1日のスケジュールに落とし込めます.

計画的に進められない人の典型的なパターンとしては,締め切り直前になってアタフタするパターンが多い(通称,夏休みの宿題を最終日に徹夜でやるパターン)わけですが,前もってマイルストーンを明確にしておけば避けられる事故もあるわけです.また,複数プロジェクトが同時進行で走っていると,『今日は何したら良いのだろう?』的な所で,楽な事/結果がすぐ出る事から着手しがちです.

でも,長期的に俯瞰して見られたら,自ずと今日やるべき事の優先順位が見えることもあります.例えばサンプルのために作成した下の写真の例で言うと,『今日(20日)は昨日に続いてBの仕事をしたらダメ.Aをしないと間に合わない』というのが一目瞭然です.

余談ですが,複数プロジェクトを同時進行で切り盛りしたり,沢山の事柄で同時に判断を迫られるような仕事をしている人は,『インバスケット思考』的な事も知識として持っておくと役に立つかもです.

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蛇腹手帳

さて,お待たせしました.メインイベントです.この手帳の蛇腹具合を見てみましょう.

『蛇腹って何?』な人は,時代劇で手紙を受け取った際に,パタパタと折り畳まれた手紙をサッと広げるシーンを連想して貰えたらOKです.

MOLESKINEだと,何故か『ジャパニーズ アルバム』という名前で蛇腹式の手帳が売られています.

閑話休題.

基本的に蛇腹手帳の場合でも,このように見開き2ページで使うのが基本です.

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そして巻物を折り畳んだような構造で連なった紙に(貼り合わせて)なっているので,このようにパタパタと広げることが出来ます.そのため見開き2週間だったのが,4ページ広げると1ヶ月を俯瞰することが出来るようになるわけです.

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当然机一杯に広げると更なる俯瞰が可能で….

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床に広げれば1年間を全て見渡すことも(笑)

まぁ実際には必要な所だけ広げて使う感じです.

ただ,通常の蛇腹手帳の場合,数ヶ月間とか半年間が1面になっているため,その境界は表裏に分かれてしまって見通しが悪くなります.しかしこの手帳は,1面で1年間がずっと繋がっているため,シームレスに境目無く使うことが出来るわけです.最強!!便利!!

それにしても,1年はこんなに長いと思っていても過ぎるとあっという間なんですよね(と,エントリーの冒頭にループするネタ).10年間この手帳を使い,各手帳の表紙を繋げて長大な廊下に広げたらさぞかし壮観だろうなぁ.広げた手帳の横を歩きながら昔を思い出し,『私の10年の歩みがここに!!』的な感じで…と,妄想が広がります(笑)

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まとめ

と,いうことで,1年間を俯瞰出来る究極の蛇腹手帳,それもタテヨコ手帳として使用出来る手帳の紹介でした.

こんな手帳がある事を知って驚き,手に取って出来の良さに驚き,実際に床に広げて更に驚きました.ホント,凄いです.製作にも手間がかかってます.やや高く感じた値段も納得です.

ただ,万人に便利な手帳かどうかは微妙かも.

実際に使用シーンを少しシミュレーションしてみたのですが,やはり1枚物の手帳というのは諸刃の剣.手を滑らせるとパタパタと床に向けて南京玉すだれ状態になってしまうし,雑に畳むと変な折り目が付きやすいし,1ページでも破れようものならそこで千切れてしまうので1年間/1冊アウトです(まぁセロテープ補修すれば良いのですが).

そんなわけで,机上に手帳を3~4ページ開ける十分なスペースがある人,ある程度長期の仕事/プロジェクトを複数抱えていて多忙な人,はたまた『今日は何やったら良いのだろう』と,たまに迷子になる人には凄まじく便利な手帳だと思います.

タテヨコ手帳,蛇腹手帳の神髄に触れたい人は是非,『D-BROS Creator’s Diary mini』を試してみて下さい.オススメです.

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