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2018年2月 1日 (木)

うっとりするような美しさ.真鍮無垢の万年筆インクカートリッジケース:TF ブラス インクカートリッジケース

約1年前に,トラベラーズノートブランドから出た,真鍮無垢の万年筆についてレビューしました.その中で,『ミドリさんには,デザイン的に統一感が取れるような真鍮製の予備のインクカートリッジケースを製品化して欲しいところです』なんてリクエストを図々しくも描いた所,本当に出ちゃいました(^^

と,いうことで,感激しつつ発売日当日に高い競争率を突破してオーダー&入手したので,レビューしてみます.

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今回購入したのは,写真左から『TF レザーケーブルベルト キャメル』,『TF ブラス インクカートリッジケース<S>』,『TF ブラス インクカートリッジケース<M>』です.

発売日当日には熾烈な争奪戦が発生し,Mはすぐに買えたけどSは在庫切れ.ぐぬぬ…と思ったら少し補充されたようでSも購入.そしてその直後に再び在庫切れ.更には,注文が分かれたので送料が2つ分…のような感じでした.

2月1日現在,Sは在庫が復活しており,Mは在庫切れで再入荷待ちのようです.

あと,レザーケーブルベルトのレビューはまた今度にしまして,今回はインクカートリッジケースについて.

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値段はこんな感じ.税抜き価格でSサイズが1,200円でMサイズが1,800円.

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手持ちの真鍮無垢関連製品を並べるとこんな感じ.

左から『TF ブラス インクカートリッジケース<S>』,『TF ブラス インクカートリッジケース<M>』,『ブラス 万年筆 無垢』,『ブラス ペンシル 無垢』.万年筆とペンシルに関しては,ジワジワと変色し,良い感じに使用感が出てきています.

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さて,本題のインクカートリッジケース.商品名の通り,万年筆用のインクカートリッジを持ち歩くための真鍮製の筒です.その筋の人が見ると,『あ,これは…』と,思うかも知れませんが,護身用のクボタンじゃないですよ(^^;

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末端にはTFAのロゴが刻印されています.

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キャップ部にリングが通してあります.筆箱に入れるような製品ではなく,カラビナやキーホルダーにぶら下げてラフに持ち歩くようなシチュエーションも想定されているようです.

デザインも良いし.正にトラベラーのためのインクカートリッジケースと言えましょう.

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ちなみに大きさ,長さはこんな感じ.500円玉との比較.

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ちなみにキャップはどちらのサイズでも(直径的には)使うことが出来ますが,構造が違います.詳しくは後述しますが,Sサイズの方は中が削ってあります.

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そしてゴムパッキン付き.細かな心遣いがありがたいです.滅多なことでは発生しないと思うけど,カートリッジからインクが漏れてもブロック出来るし,雨や埃等の異物の中への侵入を防げます.

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本体側はこんな感じ.パッキンがはまる部分の奥にネジが切られています.

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さて,では万年筆のOEM元のOHTOのインクカートリッジを入れてみましょうか.

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並べると長さ的にはこんな感じです.Mサイズにはショートサイズ(純正にはロングサイズは無いけど)のカートリッジが2本入り,Sサイズには1本入ります.

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ただ,Sサイズの方にはこのようにカートリッジの尻側を上にして入れてはいけません.キャップが閉まらなくなります.

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このように口側を上にして入れます.

え?ネジ穴よりも少しパーツが飛び出ているって?問題ありません.

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前述した通り,Sサイズ用のキャップの裏側はこのように旋盤で加工してあります.つまり,上記のカートリッジパーツの出っ張りがこの部分にスッポリと入るように考えられているというわけです.

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キャップをネジ込むと…

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ピッタリはまります.

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と,このような仕組みのため,Sサイズの本体とMサイズのキャップの組み合わせでは使えないということです.

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次にMサイズを見てみましょう.

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こちらは穴の深さに余裕があり,2本入れてもこんな感じです.そしてカートリッジの方向はどちらでもOK.そのため,キャップにSサイズのキャップのような加工がしてなくても使えるわけです.

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当然ですが,ピッタリとはまります.ガタツキもありません.

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万年筆と両サイズのケースを並べてみました.うん.良い感じです.

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万年筆もだいぶ使用感のある色に育ってきました.

購入当初はこのように輝いていたのですが,落ち着いた光沢になっています.

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Sサイズと万年筆の組み合わせでラフに持ち歩いたら,絵になりそうですな.

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他のメーカーのインクは入るの?

おそらく多くの人が気にしていると思うので,他社製のインクカートリッジが入るかを試してみましょう.

まずはエルバンのナイトブルー10年近く前のエントリーにも書いたけど,エルバンから出ている万年筆インクを使えるボールペンで使用しています.

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まずは大きさチェック.ちなみにMサイズの上に置いたのは,日常使いの超極細万年筆として絶讃愛用中のプラチナ万年筆のブルーブラック.共に『ブラス 万年筆 無垢』では使えないので注意.

結論:入ります(Sサイズには当然ショートサイズ1本).ただ,理想を言えば,ロングサイズのインクカートリッジ2本入るのが欲しいので,Lサイズのインクカートリッジケース出してくれないかな…(懇願)

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次に,個人的に大好きな『アートペン』用のインクを見てみます.

インクカートリッジの構造は万年筆のそれと同じなのですが,少し形状が異なります.

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ちなみにコレが立川ピン製作所の『ラインマーカーAT(01)』.私は太さ『01』を愛用しています.細い線が安定してスーッと引けるのでとても良いです.製図的なももや線画を書く人にオススメ.

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ショートサイズのカートリッジよりも短いので,Mサイズに3本入ったら良いなと思っていたのですが,微妙に厳しい感じ.

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で,Sサイズに1本入れてみたら,口の部分のパーツが引っ掛かって入らないという結果に.残念.

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まとめ

万年筆ユーザにとって,万年筆のインクを如何に持ち歩くかは永遠の課題と言えましょう.

当然ながらインクが切れたら筆記することは出来ません.かと言って,ボトルインクを持ち歩くのはかなり無茶ですし(こちらの方のように,小瓶に入れて持ち歩くというのはアリですね.あと,『トラベル インクポット』という素晴らしい製品もありますが…高い…),自ずとインクカートリッジを持ち歩くことになります.

無造作にペンケースに紙箱さら,もしくは剥き出しのままで入れておくのもアリだとは思いますが,やはり万年筆ユーザとしては,それなりにエレガントに持ち歩きたいじゃないですか.パイロットからはこういった素晴らしい純正品も出ていますが,私の場合はそんなに本数を持ち歩かなくても良く,せいぜいカートリッジを1~2本持ち運べたら良いんです.

で,そういう意味では,この『TF ブラス インクカートリッジケース<S>』,『TF ブラス インクカートリッジケース<M>』は私のストライクゾーンど真ん中な製品なわけです.

見て下さい,この素晴らしいミニマルデザイン.飾らず,それでいて気品があります.さらには見てくれだけではなく,必要十分な機能を持ち,そして『トラベラーズノート』と共にあちこち連れ回しても問題無さそうなタフな作り.私の好きな言葉である,『質実剛健』を体現したような製品です.

そして没個性.身近な所で被ることはおそらく少ないでしょう.そしてぱっと見では何か分からず,文具好きな人からは『何それ?』と,質問を受けることでしょう.いざとなったらクボタンとして護身用にも使えます.

と,そのようなわけで,所有欲を満たされ,機能的にも満足の行く製品です.特に『ブラス 万年筆 無垢』ユーザには,手放しでオススメします.

欲を言うと,他社製のインクも入る余裕を持った汎用性が欲しかったかも.更に贅沢を言うと,プラチナ万年筆のロングタイプのカートリッジが1本入るタイプと2本入るタイプが欲しいな…と,書いてみるテスト.

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