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2016年10月 3日 (月)

低コストで色々と遊べるトラベラーズノート的バインダーノート:マルマン septcouleur FILE NOTE mini

今回は,マルマンのミニバインダーについて.先日『携帯水彩色鉛筆』のエントリーで少し触れたバインダーです.

大学生の時分は,バインダーに大変お世話になっていました.大学は学ぶ科目が沢山あるので,それぞれに専用ノートを用意して持ち歩くと嵩張ってしまいます.この解決策として,バインダーは実に手頃かつ適切な解でした.

更には必要に応じて中身を変えられる点,そして後から必要なページだけまとめて(例えば教科別に製本等して)ストックしておくことが容易な点も,学生的にはとても便利なポイントでした.周りの友人もバインダーユーザーばかりでした.

と,このような理由もあるためか,バインダーノートは学生向けと思わしきデザイン,価格の物が多いように思います.職場で周りを見回しても,スーツな人は綴じノートかリングノートを使っている人ばかりです.『学生が使う物』的に見られやすいバインダーノートを使うのは少々憚られるからかもしれません.

以前,マルマンから出ている変型版のバインダー『puo』のエントリーをポストしましたが,このようなスーツでも使えそうなバインダーは,少々異色な製品なのかもしれませんね.

さて前振りが長くなりましたが,今回紹介するのは『オトナの雰囲気の高級感漂う』文具ではなく,『質実剛健・実用本位』なカジュアルな文房具です.でも,凄いんです.学生だけに使わせるのは勿体ない!!

まずは本体ですが,こちらはseptcouleur FILE NOTE miniのライトブルーです.名前に『mini』と付いていることからも分かるように,一般的なA4やB5,A5ではなく,B7変型の小型タイプです.

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型番はFM60-52.カバーの色その物は好みなのですが,スーツとは合わないですな….

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厚さはこんな感じ.背幅20mmです.

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開けるとこんな感じ.システム手帳と異なり,リフィルの周りに余白がガッツリとあります.

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バインダーはプラ製.14mm径で90枚程度までを目安に挟みます.

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一般的なバインダーノート同様,見出しのリフィルが付いて来ます.

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そして一般的な横罫のルーズリーフも.

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この特殊な判型のバインダーは開くと横に長くなります.ちょっと特殊.しかし下の写真のようにノートPCの下に開くと,バリバリとノートを取ることが可能な絶妙なサイズになります.なお,写真はMac Book Airの11inch.

キーをタイプする際にバインダーの位置は邪魔になりませんし,パカッと180度開くので,閉じようとするノートを手で押さえながら筆記する必要もありません.

この手の用途としてはRHODIAのNo.8が定番でしたが,どちらかと言うとメモ用.やはりバリバリとノートを書こうと思うのであれば,こちらに軍配が上がります.横開きのWEBNOTEBOOKも人気だけど,コストを考えると少し気合いを入れて使わざるを得なくなってしまいます.普通のルーズリーフは消耗品感覚で使えるし,書き損じてもそのページだけ捨てることが出来るので,実に精神衛生上良いです.

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マルマンと言えばスケッチブックが有名.紙製品の品質がピカイチです.ルーズリーフ用紙でも手抜きは無し.万年筆でもスルスルと書けます.

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万年筆インクの裏抜けもしません.

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メタルバインダー,多彩なリフィル

一般のバインダーノートの場合,純正リフィルとして出ているのは,見出し,横罫,方眼,無地のせいぜい4種類くらいでしょう.でも,このseptcouleur FILE NOTE miniは違うんです.気合いが入っているんです.

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まずはこの半透明の表紙の本体について.

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型番『FM70-98(クリア)』は,ここに書かれているように『metal binder』です.

通販で検索しても出てこないし,店頭でも最近あまり見かけなくなってきたので,廃番なのかな….メーカーページを見ると,FM70シリーズとしてはピンク,グリーン,ライトブルーの3色がラインナップされています.

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FM70は金属製バインダーのため,FM60のプラ製と比べて耐久性が期待出来そうです.100円アップになりますが,バリバリとハードに使う&リフィルの入れ替えが頻繁な場合は,こちらの方が安心して使えると思います.

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では,リフィルについて.

横罫も2種類あります.

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まずは緑の袋が目印の10mm幅.大きくサラサラ書く用です.

こちらは縦にして一筆箋的に筆ペンで書いても良さそうな雰囲気で,罫線等もグレーの落ち着いた色で印刷されています.

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次は横罫6mm幅のタイプ.普通のノートとして使うタイプです.上下端の線が明るい青で印刷されています.そして罫線はやや薄めのグレー.

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また,6mm幅の方のみ,縦に線を引くためのガイドとなる5mmピッチのドットが上下端の罫線の所に印刷されています.

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次は方眼.こちらは普通の5mm方眼

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そしてこちらは3色方眼.各色30枚ずつ入っています.

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横から見るとこんな感じ.

ギラギラとするような派手な色ではないけど,それなりに目立ちます.塊として使うのではなく,普通のルーズリーフの中に挟む形でピンポイントで使うと良いと思います.例えば「重要な内容はピンク」のような感じで.あとは,見出しとして使うのも有りですね.

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落ち着いた良い色です.ノートを取っていても目に優しい.

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この他,『トラベラーズノート』のように,『全てをこのバインダーに!』的な特殊なリフィルも沢山ラインナップされています.

ポケット系リフィルも1種類ではありません.まずはファスナー付きポケット.小物を入れてもファスナーを綴じておけば落とすことはありません.

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カードポケット.真っ先に思い付くのは,自分の名刺の予備を入れておく用とかかな.打ち合わせノートとして使った場合,頂いた名刺を入れておく場所としても便利そうだし,旅行のときに美味しかったレストラン/良かった店のネームカードを入れるポケットとして使っても良さそう.

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クリアポケット.写真のL版まで入ります.大きさが中途半端&脱落防止機構が無いので,写真入れ以外の用途には少し使いにくいかな.

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そしてこれは『ミニポケット』.バタフライ型の蓋が付いています.大きさがルーズリーフよりも少し大きいのが特徴.

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さて,このバインダーのサイズを見て『5x3の情報カード』を連想した人は鋭いです.大きさがほぼ同じなのです.

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そしてこの『ミニポケット』は少し大きめなので,このようにバインダーにセットして…

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5x3の情報カードを…

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このように収納することが出来ます.マチもそれなりに取れるので,ある程度の枚数を入れておくことが出来ます.

ガッツリ使うのであれば以前紹介したこのような専用ケースもあるけれど,このようなポケットに入れておけば,気合いを入れなくても必要量を気軽に持ち運ぶことが出来ます.

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そして水彩色鉛筆のエントリーで紹介した画用紙

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スケッチブックで有名なマルマン.この画用紙リフィルも実に使い易いです.

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そして最後に『スクラップリーフ』 .

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クラフト紙風です(マルマンのコレは『竹紙』).両面テープや糊等で紙系の雑多な物をスクラップ出来ます.

面積が小さいので用途は限られるけど,細々とした物の見本帳的に出来たら,萌えるページになりそう.そしてそれを集めてコンパクトな図鑑を作ったら…夢が膨らみます.

紙の腰もしっかりしているし,裏地の色が気にならなければマステの見本帳にも良さそうです.綴じノートとと違ってページを増やしたり入れ替えたりも出来るので,数が増減するようなコレクションの見本帳には打って付けかも.

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ドットは15mm間隔.

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まとめ

男の子的感覚で言うと,合体物,カスタマイズ物,多機能物はそれだけで魅力的です.文房具で言うと,例えばシステム手帳やトラベラーズノートが同じカテゴリに存在します.

しかしこの手の製品は,オトナ向け・高級志向・趣味/嗜好追求型なためもあり,ある程度懐に余裕がある人向けです.低コストで色々と遊ぶのは困難です.特に本体だけで何千円,高級品の場合は万単位の出費を覚悟する必要があるため,使い方に関して構想を練り,そして勝算が無ければ,気分で/ノリで一式揃えるなんてことは出来ないでしょう.

ところがseptcouleur FILE NOTE miniはと言うと,600円程度で本体が購入出来,多彩なリフィルも200~500円くらいですし,1枚あたりの単価もとても安い.そしてキワモノかというとそうではなく,紙質も本物ですし,実用性もバッチリ.リフィルを組み合わせれば まるで四次元ポケットのごとく,様々な物をこの一束のバインダーに収めることが出来ます.

問題は本体の見た目がカジュアル過ぎることかなぁ.落ち着いた色や革のタイプとかもラインナップにあったら,職場でも普通に使えるのだけどな.見た目を気にせずに,『それが何か?』的にガシガシと使うのも格好良いなぁと思ったりもしますけど.

また,このシリーズの多彩なリフィルは,通常サイズ(A4,A5,B5)のバインダーにも使えます.ワンポイントで使うことにより,普通の当たり障りの無いバインダーノートをカスタマイズすることも出来ます.これはこれで可能性無限大.

と,いうことで,普段使いの文房具に『トラベラーズノート的エッセンス』を入れたいなぁと思われている方は是非,リフィル構成や使い方等,妄想を膨らめてみて下さい(^^

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