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2016年6月 8日 (水)

超絶便利なツライチになる方眼ノート(水平開き方眼ノート〔ナカプリバイン〕)が入手しやすくなっている件

誤発注で大量の在庫を抱え,twitterとかで『助けて下さい』とか出ると,『俺が/私が助けてあげなきゃ!』と思うみたいで,バンバンRTやシェアされ,それを見て客が殺到し,在庫が捌けて何とか解決してしまう事案が続いてる.そしてそれを逆手に取った『誤発注詐欺』的な営業もまかり通りつつある.

今回紹介する事案はと言うと,ノート製造に関する特許を持つ印刷所が数千冊の方眼ノートの在庫を抱えてしまい,使って貰えたら良さが分かるのだけど宣伝したくても費用が無いという状態に.で,女子専門学校生が『うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる』と,ツイート.そしてその後は大量誤発注騒ぎと同じ経過を辿ったという感じ.

全く…どいつもこいつもコロッと情に絆されやがって.みんなホンマに単純やな.俺も一肌脱ごうじゃないか!!\(^o^)/

私は好きだぜ,そんな心.ビバ!義侠心!! ビバ!助け合い!!

と,いう感じで熱くなりながらAmazonを覗いたところ,聞いた話では大量に在庫を抱えて困っていた筈が,蓋を開けたら生産が全然追い付かずに超品薄で入手困難な状態になっていた.『情に訴え云々』というよりも,『物は良いのだけど大勢の目に触れる機会が無く,話題になって知られることによって売れまくった』といった状況だったようだ.

そんなわけで,在庫無しから入荷未定,お取り扱いできません状態になったとき,昂ぶった私の心がすぐにはクールダウン出来ないことを確信したわけです.そしてその後は日々の忙しさの中で,この方眼ノートのことを忘却しかけていました….

で,最近ふと思い出して改めて確認してみたら…Amazonで購入出来るじゃ無いですか!!

そんなわけで,騒動から約半年後にようやく購入.

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どんなに良い物でも,人目に触れなければ売れないわけです.

例えばAmazonのkindle本の場合,ゼロ円ないしは90% OFFなんてトンデモナイ割引率になってはじめて注目を集め,そして売れ始めて行く作品も多いわけです.

書店でも平積みされるか否かで売り上げが全然違います.無名な作品の場合,店頭に並ぶ以前の問題もあり,取り次ぎに返本されずに店に置いてもらえるかというハードルもあります.Amazonの場合は更に先鋭化していて,ランキングに乗るか否かによって天国と地獄でしょう.Amazonの取り扱い品数は1億を超えるらしいのだけど,リアル店舗のように客が店内をウロウロした際にたまたま目に入って…なんて買われ方はされないわけです.ランキングに入るか,ある程度買われてリコメンドのリストに並ぶかしないと,客の目に全く触れないどころか,存在すら認識されないこともあるわけです.たとえAmazonの倉庫の中で山と積まれていたとしても.

ただ,Amazonのkindle本で最近横行している,値を一時的に易くして目を引くという方法は,正直あまり良い印象はありません.安くしてランキング上位に入って大勢の人の目に触れるようになった直後,価格を一気に戻し(高くし),それまでの損(or 先行投資の広告費?)を一気に取り戻そうとすする本の多いことと言ったら….特にビジネス書に多い印象.

商業主義と言うか,露骨な金儲けスタイルの臭いを感じると,『なんだかなぁ』という気になります.別にルール違反でもないし,悪いことをしているわけではないのですけどね.

その一方で,例えば5巻以上あるコミックのうち,1~2巻は無料ないしは100円以下で売るというスタイルが定着しつつあるけど,立ち読み感覚で試せ,良ければ続刊を買うように出来るのでこれは好感が持てます.これまで知らなかったような優れた作品を『懐に優しく』掘り出せるし,実際色々な満足の出来る作品に出会えました.

閑話休題.

今回紹介する『ナカプリバイン』も,単なる話題性で売れた製品ではなく,『埋もれていた素晴らしい製品』であったと断言します.twitterのつぶやきのお陰で掘り起こされ,そして羽が生えたわけです.素晴らしい流れです.

ラインナップとしては,A4 5mm罫A5 5mm罫B5 5mm罫B5 1mm罫があるのですが,私はA4 5mm罫を購入しました.

最近は,図やグラフを描きながら(少人数の)人に説明する際には,nu board (ヌーボード) A4判を使用することが多いのですが,以前はプロジェクトペーパー A3を机の上にバーンと広げて使用していました.

筆記エリアが広いと色々と書き込めるし,普通の紙であれば寄ってたかって各々が自分の筆記用具で書き込めるので便利でした.また,方眼というのも肝で,図やグラフを描く/書く際に綺麗に書けます.(気が付くとnu boardもA3版が出てましたこれは会議の際にホワイトボード代わりに使えそうだ)

ただ,A3は大きいので持ち運びが大変.そんなわけで,次第にプロジェクトペーパーの方は使わなくなりつつなった…という経緯なのですが,今回のA4は見開きA3の広大な方眼紙として使えるので,期待大です.

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5冊セットを購入.Amazonでは3冊セットも売られています.

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1冊30枚なので結構薄いです.普段使い用ノートの他にこれを1冊持ち歩いても,それ程嵩張りません.

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デザインはシンプルかつモノクロ印刷.『開いて軽くおさえるだけで1枚の方眼紙になる水平開き』の説明にピピッと来なければ,店頭でパッと見てスルーしかねない程インパクトがありません.

でもそこが良い.

なお,B5 1mm罫のタイプは薄緑で印刷されているようです.

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A4 5mm方眼 30枚.

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中村印刷所製のMade in Japanです.製品名は『ナカプリバイン』.

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『このノートは,書きやすくコピーやスキャンにも影が出ない画期的な水平開き製本の新時代ノートです.左右ページ単独に,または両面をワイドに使用!テーマに合わせて使い方いろいろです.加工時に熱処理がなく,紙粉も出ないのでとてもエコです.』とのこと.

使用している特許番号は第5743362号.

『無線綴じ冊子の製本方法』という名称で,『優れた見開き性を備えた無線綴じ冊子を簡単な方法で製本できる無線綴じ冊子の製本方法を提供する』製造技術に関する特許でした.このようなノートの形状・形態に対する特許ではありません.

出願番号『特願2014-240475』,公開番号『特開2016-101678』なので,かなり若い特許ですね.ライセンスで儲けようという感じではなくて,防衛特許(他社が参入するのを防ぐため,もしくは他社に特許を出されて自分たちが作れなくなるのを防ぐための防衛的な特許)的な感じなのかな.同時期に出されている『特開2016-2717』の方は未請求.

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と,いうことで,方眼ノートです.

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紙は蛍光のギラギラした白ではなく,柔らかい白.そして罫線は薄いグレー.非常に薄い色の罫線なので筆記を邪魔しないし,スキャンやコピーしたときに殆ど写らないと思う.

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先の特許を使用して作られた無線綴じ.かなりシッカリと綴じられていて,簡単にはバラけそうにはありません.

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印刷が薄すぎてピントが合わなかったのですが,見開き左上にはタイトル欄が.

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そして日付欄が用意されています.

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見開きはこんな感じ.左右上下は余白がありますが,左右ページ間は方眼が敷き詰められており,中央の折り目の部分もズレ等はありません(うっとり).

下のサムネイルでは方眼の印刷が薄すぎて見えないと思います.クリックして拡大表示すると見えます.

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パカッと開き,特に力を入れなくてもこんな感じで平面になります.一回手で軽く撫でてやると『平面』になります.これは気持ち良い.

普通に筆記している分には中央の段差が気にならず,線を左右に一気に引いたとき,一瞬ペン先に抵抗があるかなくらいのレベルです.

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横から見るとこんな感じ.

普通のノートほどではありませんが,それなりに厚みがあります.しかし,1P目や最終ページを開いているときも(製本の具合が良いせいもあって)段差が殆ど感じられません.素晴らしいです.

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形状的・機能的な部分は以上の通り.そして実際の使い心地はと言うと…

  • 紙の腰がシッカリしている.紙の表面は適度にペン先が滑り,筆記しやすい.
  • 万年筆で書いてもインクの吸い込みが良く,そして書きやすい.インクの裏抜けも無い(※この組み合わせ
  • 厚さがソコソコあるせいもあり,鉛筆,BP,万年筆等で書いた後,裏から見ても殆ど透けて見えない
  • とは言え,黒の油性マーカーでガッツリ書くと透けて見える

という感じ.

普通のノートとしても素晴らしく使い易いです.ただし頁数が少ないので,日々の記録用のノートとしては不向きかも…いや,1日1頁なら何とか1ヶ月の記録を1冊で….

と,いうことで,

  • 広い紙を広げ,自由気ままに絵や文字を描いてアイデアをまとめる派
  • 少人数で打ち合わせする際の小型ホワイトボード的な使い方をしたい人
  • 方眼大好き,見開きツライチ最強,ご意見無用派

は購入して使ってみるべきです.

私のオススメは見開きでA3になるA4 5mm罫かな.

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