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2014年8月14日 (木)

5x3サイズ情報カードの携帯・整理・分類に便利:LIHIT LAB.の情報カードケース

知的生産』というキーワードを見聞きすると電気が走る皆さん こんにちは.梅棹先生の著書が本棚に何冊かある皆さん こんばんは.

EvernoteDays 2014 Tokyoのレポのアップがようやく終わりましたので,久しぶりにモノ系のエントリーでも連続してアップして行きましょうかね.

で,タイミング的には8/1に発売なったRoltoのレビューをと思っていたのですが,倉下氏が情報カードネタを書かれていたので,ISOTで見かけて『すごく欲しい!!今すぐ欲しい!!』と興奮して書いていた製品を先にレビューすることにします.

微妙に注目度が低い感じがしますが,凄く良いです,コレ.

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モノは『情報カードケース A−5019』というもので,5種類のカラバリ(乳白黄緑)があります.

後述しますが,この『カラバリ』はとても重要です.

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ケースの上面は透明になっており,下部2/3にラベルを入れる場所があります.

この形状,何気に昔のHi8のケースを彷彿とさせるます.

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横から見るとこんな感じ.外からカードの上部が少し見え,そして微妙に隙間が空いている点もポイントです.

背の低い見出しカードであれば入れることが出来,ケースの外からも見ることが出来ます.詳しくは後述.

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そして反対側.こちら側からフタをカパッと跳ね上げて開くのですが,反対側よりも外からカードの下の方まで見えるようになっています.

1枚目のカードに諸々書いておけば,より詳細が確認出来る/重要なカードを1枚目として入れておけば,蓋を閉めておいてもチラ見するだけでその存在を把握することが出来るでしょう.

例えば『○○の件!!○月○日まで!!絶対忘れないこと!!』的なことが赤文字でデカデカと書かれていれば,机上の片隅から,無言のプレッシャーを与え続けることでしょう.

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中に入っていた紙.

  • 5x3インチ(125x75mm)
  • 100枚収納可
  • フタが簡単に開閉するのでサッと取り出すことが出来る

が本製品の仕様およびアピールポイントのようです.

少し余談ですが,ここで情報カードのサイズについて.

過去,情報カードについていくつかエントリ(ココココ等)を書きました.広く流通している情報カードとしては,名刺サイズ,5x3,6x4,8x5,そして『京大カード』として有名なB6が一般的であり,メモには名刺サイズ,整理には5x3,ノート的に使う場合6x4もしくはB6がよろしいかと思います.

ケース等の周辺を固める製品も含めて考えると,トータルとしては5x3が最も使い易いと思います(個人的主観と偏見による :-) ).

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フタはこんな感じで開きます.

開け閉めしやすく,そして開く際にはある程度のテンションが必要なため,ちょっと引っかかった程度では開かない構造になっています.

使うときにはサッと取り出したいですし,この手の製品の場合,仕舞うときは簡単確実にフタを閉められないといけません.閉鎖が不十分になりやすかったり,ちょっとしたことで開いてしまう構造ですと,紙の束をぶちまけてしまって『アゥアゥ』な状態になってしまう危険性があります.

そういう面では,実に使い易いです.

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写真では分かりにくいのですが,ケースの裏側からラベルを はめ込む構造になっています.

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そしてラベルの裏側にプラ板を はめ込む構造になっており,ラベルが脱落したり傷付いたりしにくくなっています.こんなちょっとした気配りが製品の完成度を高めています.

が,ラベル用紙の予備が入っていない点は残念.

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昔は様々なメーカーの情報カードを使用していたのですが,PoICの影響もあり,現在はコレクトのC3532を常用しています.この他,カードを使い捨てにする/大量に消費する場合は,ダイソーの情報カードも併用しています.

ダイソーのカードは安くて品質も一定の水準をクリアしているので,扱い易いです.更には入手性も良好.最近は情報カードを販売している文具店が減ってきていますが,ダイソーの店舗はどこにでもあり,そして殆どの店舗で情報カードを扱っているため,入手性が抜群に良いです.

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で,袋に入れたままの真っ新の状態でも…

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このようにケースに収まります.

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袋から出した状態で収納すると,カード上部に3mm,ラベル固定用の爪を除去すれば5mm程のスペースが出来ます(写真では左右方向).前述した通り,この部分に収まる見出しカードを入れても良いかもしれません.

そしてカードの横には5-6mmの隙間が出来ますので,寸法的にギリギリのケースや塩ビのケースのように,1枚をサッと取り出す際に引っ掛かったり貼り付いて取り出しにくくなることがありません.

実に絶妙なサイズです.

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とりあず乳白色のケースを『まっさらカード入れ』として使うことにしました.

ケースのサイズも非常にコンパクトに収まっており,カバンに入れても嵩張らなくて良いです.そしてハードケースであるため,カバンの中で他の物と陣取り合戦しても収納されたカードを守り抜きます.

イザ使おうとしたらカードが曲がっていたり折れていたりといった事故も防げます.

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と,いうことで,情報カード使いな方にはお薦めなケースです.

卓上でも自立し,底面積は必要最小限という省スペース性.そして携帯性を維持したまま,カバンに入れた際にはカードの状態を他の物からキチッと護ってくれます.

それと購入時には,複数のカラバリを合わせて購入することをお勧めします.卓上で使用する場合は特に.

情報カードを使用する場合,単純に時系列で並べて管理する場合もありますが,用途・内容で分類して別の入れ物に並べておくような使い方をする場合も多いでしょう.

このような場合,カラバリで分類されていると一瞥して判断出来るので便利です.ラベルを読んで判断する手間が省けます.

また,持ち出し用としては,『○○案件用は赤』のような感じで分類しておいても良いかもしれません.

私の場合はというと,これからじっくり使い込んでいく予定ですが,『新しいカードは乳白ケース,熟成中アイデアは緑のケース,懸念事項は赤,今やっていることに関しては黄色,緑で重要度と緊急度に応じて分類して…』のよな運用をしようと考えています.

そしてこのケースの他に,役目が終わってお役御免になったカードを時系列でストックしておくための大きな箱も欲しいかな.

現在は C-153DF を使っているのですが,C-653がまだ入手出来るうちに購入しておけば良かったなぁと絶讃後悔中です.『買えるときに買わないと手に入らなくなるかもしれない.良い物がずっと残るわけではない』と,実感.

***

で,倉下氏のエントリーに『情報カードとEvernote』について少し言及があったので,少し掘り下げてみるテスト.

元々情報カードによる情報管理法は,ICT技術がまだ十分に成熟していなかった頃に生み出されたアナログな方法論です.情報カードを使用する『超整理法』的アプローチやPoICを始めとする方法論も,EvernoteやOneNote等が普及する前の方法論であり,かなり年季の入った方法(*)と言うことが出来ます.

(*)古い物が必ずしも悪いわけではありません.普遍的な事もしくは物事の本質は,往々にして古い物の中にこそ生き続けています.

そして情報カードを電子的に置き換え,カード間にリンクを張ることによって情報を活性化させようという試みもいくつか成されていました.単純なDBを除くと,HyperCard(*2)が代表例ではないかと思います.この他 国内に目を向けると,howmも有名ですが,いずれも年季が入っています.HyperCardに至っては,既に影も形もありません.

(*2)『これを使うためにMacを買う』という程のキラーアプリでした.私もこれを動かすためにMac512KからMacPlusに買い換えました.が,Appleはこのソフトを育て切れなかった感じですね…残念.

この方向性で言うと,最近見かけたものとしては,ウメサオタダオ展でデモされていた,デジタルカードキャビネット があります.アナログ感を生かしつつ,今の技術で情報カードをそのままに電子化した感じであり,インパクトありました.今はその進化形(?)でイメージファインダーというものがあるようですが,これも中々.

これを見て思ったのは,EvernoteとKINGJIMのMEQRUの表示部とUIを連携させ,イメージファインダーのようにEvernoteのNoteを見られないかなぁという妄想.情報カードをMEQRUで名刺のようにスキャンでき,そしてRoltoで印刷も出来たら最高です!!! KINGJIMさん,是非 製品化をたのんます!!!

…閑話休題.

脱線して長々と書いてしまいましたが,人間の認知構造はやっぱアナログなんです.親和性で言うと,情報カードの時系列管理かなぁと思うんです.

そしてEvernote的な,並列に存在する膨大なデータに対するピンポイントなリンク作成/タグ付け管理は,頭の中の構造とは違うと思うんです.図書館とその司書的なメタファーと言いますか….

更に書くと,アレコレ試行錯誤する際に情報カードを使ってアナログでやってみると,全てを電子的にやるのと比べて大幅に捗るし(当社調べ(笑)),アウトプットに関しても綺麗に思考がまとまることが多いんです(同上).これってやっぱり頭の中で行っている事と親和性の高いやり方のため,思考構造の拡張になっているからなんじゃないかと思うんです.いや,思うだけなんですけどね.

と,いうことで,結論は『情報カードを使ってみましょうよ』ということで(笑).

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コメント

これまたヨドバシカメラさいたま新都心店で見つけました。カラバリ全色有りました。まずは緑から買ってみましたがなかなか良いです。ただ、情報カードは表罫線で裏側方眼しかなかったけど、まぁ種類を増やすならそれもありかなと。DAISOの5x3カードをとりあえず入れてみましたかしっくり来てます。まだまだ情報カードは使えてませんが先ずは道具から揃えてます

投稿: agu | 2015年7月29日 (水) 15時10分

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