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2014年5月21日 (水)

出張や旅行に気軽に持って出る高音質小型Bluetoothスピーカー:Logicool Mini Boom

出張時,仕事から解放された後の宿での時間は格別です.旅行時もそうなのですが,何かに追われる事なく,羽を伸ばせる時間って素晴らしい.

と,そんなときに必要なのは,やはり音楽ですよね.

私にとっては,好きな音楽を聴きながらベットに横になり,優雅に読書をする時間が至福の一時です.そしてリラックスする際には,やはりBGM的な音楽をかけるのと共に,ヘッドホンのようなものをかけるのではなく,スピーカーで室内に音楽を流したいところ.しかし,iPhone/iPadの内蔵スピーカーの音質はお世辞にも褒められた物では無く,これはPC/Macでも同じです.

そんなわけで,リラックス空間を作り出すためには外付けスピーカーが必要な訳ですが,安く済ますのであれば,LOGICOOL Z120BW を持って行くのが良い感じ.そこそこ小型で一応持ち運べないこともないサイズ.そして信じられないくらいの高音質です.

まぁ確かにBOSE M2(個人的にはM3が好きだけど)のような高級・高額な製品とは勝負にならないのですが,それでも『価格の割に良い音』というレベルでは無く,『えっ?何この音.凄い,凄すぎる』というレベルです.デスクトップのスピーカーを考えている方がおられたら,一度店頭で試聴してみて下さい.素晴らしい解像感と澄んだ高音,そしてこんなちっぽけな筐体から出る低音の迫力に驚くと思います.

ただこのスピーカーは,基本的にデスクトップで使うスピーカーです.そのため,鞄に適当に突っ込んで…ということが出来ません.

今年も結構な高レートで出張があるため,持ち運びを前提としたスピーカーを新たに購入することにしました.そしてケーブルをズルズルと引っ張り回したりしたくなかったので,今回はBluetooth接続のスピーカーという条件付きで.

色々と迷ったのですが,最終的にLogicool Mini Boom WS510RD に決めました.

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ケースはこのような透明なケースになっており,これはこれで飾っておきたい気になります.

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オーディオ再生用のBluetooth A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)に対応しているだけでなく,のマイクも付いており,HFP(Hands Free Profile)に対応しているので,電話もOK.

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店頭ディスプレイ用だと思いますが,ケースをぶら下げるためのパーツも付いています.

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『UE HG sound』の印刷.UltimateEarsが手掛けた製品の証.

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今回購入したのは携帯性重視のMini Boomすが,製品名にMiniが付かないやや大型のUE BOOMという製品もあります.

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一応1.5inchのフルレンジドライバを2つ内蔵しているのですが,距離が狭いため,モノラルスピーカー程では無いけれど,音声の広がりがあまり感じられません.そのためでしょう,本機を2台用意して,ステレオスピーカー化するモードが用意されています.また,2台同時に同じ音を再生させることも可能.

おそらく私はこのモードを使用しないと思いますが,距離が少し離れると,エラー訂正込みでBluetoothの遅延が結構あったりします.ステレオ再生時にその辺りは影響しないのかなぁと少し心配.

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対応デバイスとして,iOS系のデバイスがズラリと並んでいます.その一方で,本機は(iOSデバイスがまだ対応していない)NFCでのペアリングにも対応している不思議.

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パッケージのまま飾っておきたい誘惑もありますが,使ってなんぼなので開けます.

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本体と付属品一式.

カラバリとしては,今回購入したレッド の他に,ブラックイエロー (私にはグリーンに見えますが…)がありますが,レッドが一番かっちょいいように思います.

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マニュアルでは文字を使わずに使い方を説明.

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本体.側面がラバーコーティングされており,多少の衝撃には耐えられそうです.

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裏側.電源ボタン,充電/PCに接続してのファームアップ用microUSB,有線で接続するためのステレオミニプラグが配置されています.

上部の横に長い穴は,3*1.5inchのパッシブラジエターの出力となる,バスレフポート.メインのドライバの低音を補強するために使われます.ここから低音が響き,背後の壁に反射して豊かな低音を響かせる設計になっています(変にビビルと音が悪くなるけど).なので,このスピーカーの後ろに少し離して壁があるとベター.

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下側に諸々印刷有り.

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上面には操作用のボタン.左からボリュームアップ,Bluetoothボタン,ボリュームダウン.そして中央手前側の穴は,マイク.このスピーカーを使用して,ハンズフリーで電話も出来るということです.

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側面にはUEのエンポス加工.

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そしてこれが正面.正面はこちらです.背面を前にすると安っぽい音しか出ないので注意.こちらを前にして使うこと.

金属製のメッシュです.高級感有り.これを外せば,更に音の抜けが良くなるのかな…と,思いつつも行動に移せず.

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iPhone5との大きさ比較.かなり小型です.手にスッポリ…という訳にはいきませんが,片手で簡単に掴めます.

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背面のアップ.

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電源はスライド式.ONにするとmicroUSBポートの横のLEDが点灯し,(デフォルト設定では)ちょっとした音声が再生されます.

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では早速ペアリング.ゴチャゴチャと色々と並んでいますが,赤枠の中がそれです.

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ペアリングが完了すると,自動的に管理用アプリのインストールが促されます.

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AppStoreから無料でダウンロード出来ます.

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で,これがそのアプリを起動した画面.『2倍にする』,『設定』,『詳細』の3つのボタンしか無いシンプル設計.

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ここで『詳細』を選ぶと,実に詳細な日本語マニュアルを読むことが出来ます.

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ペアリングの後でペアリングの方法を読むのもアレですが,まぁ,一通り最後まで眼を通しておくのがよいかと.

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そして『設定』はこんな感じ.スピーカー名を変更したり,バッテリ状態を見たり,起動時などの音声再生のON/OFFを設定したり,諸々出来ます.

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この『EQ設定』というのが肝です.通常は『はっきりと』で良いのですが,やや小さな音で聞く場合は,『密接』の方が音が良く聞こえます.

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そしてBluetooth接続が出来ていると,写真赤枠内のように,小さくバッテリ残量が表示されます.

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使用中は本体正面上部の青色LEDが点灯します.

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以下,簡単に説明と実際に使ってみてのレビュー.

この製品はUEの手によるものなのですが,UEとは米国の音響機器設計・製造メーカーであるUltimate Earsのことです.今はスイスのLogitech(同じ社名の別会社があるため,日本法人はLogicool)に買収され,その子会社になっていますが,同社製品の音には定評があります.

ブランドを冠すれば音が良くなるわけではないけど,ブランドを冠するということは,それだけの実績と歴史を背負った上で世に送り出した製品ということであり,安心感がありますな.

そして細々としたことを箇条書きで書きますと,

  • カタログスペックでは最大15mだが,5~7mでも切れるときがある
  • 切れた後で5分以内に範囲内に戻ると自動接続
  • 15分でオートパワーオフ
  • 追加のペアリングはBTボタンを3秒押す.すると音が鳴ってBT LEDが点滅し,ペアリングモードになる.3分でタイムアウト.
  • 最大8台まで記憶(それ以上接続した場合は,FIFOで最初から忘れていく).ON直後は,最後に接続されたデバイスに繋ごうとする
  • デバイスからも音量調節出来,本体側操作も連動する
  • バッテリはカタログスペックで10時間だが,かなり粘る印象.フル充電に3.8時間
  • 充電はmicroUSBで行う.バッテリ残量が少なくなると赤LEDが付く.充電中は緑点滅.ON時は緑点灯
  • マルチホスト機能があり,同時に2台のデバイスと接続出来る
  • デバイス名を変えられる.2台モード時には必須だが,結構メジャーな製品なので,旅先で被ることを考えて速攻で変更した
  • 最大サウンドレベルは86dBC.周波数範囲は130 Hz ~ 20 kHz .やはり低音が弱い
  • 私が購入した時点のファームでは,Bluetooth接続後にボリュームがMAXになって再生される問題があった(そのため,接続音楽を鳴らすと大音量で…orz).こちらからファームを落とし,PCからファームアップしたら直った

等々.

白状すると,最初にスピーカーの裏側を前にして音楽を再生していて,『なんて安っぽい音なんだ…』と,幻滅し,ひっくり返したらマトモな音が出ていて『おおお』と,驚いたたと言う…(汗).

しかし,ドライバが2つ入っているけれど音の広がりがイマイチで,結果,普通のソースでは臨場感もそれなり.また,出来るだけスピーカーの正面で聞かないと,音が籠もって聞こえるのが難点(逆に書くと,『音が悪い!』と,感じている人は,スピーカーの正面に耳を持って行ってみて下さい).

臨場感に関しては,ソフト的に何とかする方法もあると思うので,今後に期待かな.Jawbone JAMBOX のバーチャルサラウンドを聞いたときは,あまりの効果で腰が抜けました.あんな感じのモードがあると嬉しいですな.

そして新しい再生機器を導入したときのお約束ですが,最初は音が硬いので,何時間か音楽を再生し続け,エイジングしてみて下さい.私の場合は一晩再生し続けたら,目に見えて音が変わりました.

このスピーカーはとても巷で評価が高いのですが,個人的には,再生するソースをかなり選ぶような印象があります.ありきたりな言葉で説明すると,解像感が高く,中・高音も素直に再生されるのですが,ズシンと来る低音やキラキラした高音はありません.

最初に佐渡裕 ベルリン・フィル・デビューLIVE -を聞いたのですが,『革命』の迫力が今ひとつで,楽器の響きも艶がやや無い感じでした.クラシックには不向きかもしれません.次にClapton Chronicles - The Best of Eric Clapton - エリック・クラプトンを聞いてみたら,鳥肌が立つような臨場感.なにこれ,すごい.おかしくなっちゃう…的な凄まじさ.この子はボーカルが得意みたいです.

なので,低音の迫力を求めるのであれば,値段が倍以上になりますが,BOSE SoundLink Mini に行く方が幸せになれると思います.こちらは仕事で使っているので,後日少しエントリーをアップするかも.

と,いうことで,出張時に鞄にポンと放り込んで持って行ける,高音質極小スピーカーが入手出来て大変満足であります.と,いうことで,今週日曜からの1週間の学会巡りも,この子を持って行きましょうかね.

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