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2014年4月30日 (水)

NEX-5系を屋外で使うときの必需品:FDA-EV1S

ミラーレスは一眼レフよりも携帯性が高いということで,旅行時に荷物を少しでも減らすためにミラーレスを…と,考えたりすることがあります.

そんなとき,とても困るのは屋外で撮影する際の液晶の見にくさ.

コンデジからのステップアップの際に,一眼レフではなくミラーレスを選択したという方の場合は『それが普通じゃないの?』と,思われるかもしれません.でも,一眼レフであれば必ず付いているファインダーの便利さを知っていると,非常にもどかしい物があります.

周りが明るすぎて液晶が殆ど見えず,『何となくこんな感じで』のようなフィーリングで撮り,帰って来てからピントズレやアングルの間違いを見付けたときのがっかり感は半端ありません.ファインダーであれば,周りがいくら明るかろうとも被写体をビシッとフレームに収めることが出来ますし,ピントが合焦している場所も確認しながら撮影出来ます.そのようなわけで,『あぁ,こんなときにアレがあったらなぁ』なんて思いつつ撮影したことが何度あったことか.

と,いうことで,シチュエーションによっては絶大な威力を発揮するファインダーですが,ミラーレスの場合は上位機種以外に付いていることは希です.NEXシリーズで言うと,NEX-6以上であり,(ミラーレスの)αシリーズで言うと,α6000以上です.

しかし,NEX-5系には純正の後付けEVFが用意されています.屋外撮影が予想される場合は持って行くのが吉でしょうし,NEXラインが収束し,これからαシリーズにシフトしていくことを考えると,今のうちに購入しておく方がベターと言えるでしょう.

と,いうことで,最近出た製品ではありませんが,レビュー.

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と,いうことで,今回調達したのは,FDA-EV1S です.

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『電子ビューファインダー』という説明書きからも分かる通り,EVF(Electronic View Finder)です.ファインダー内に液晶が入っており,覗き込むことによってその表示を確認しながら撮影できるようになっています.

光学ファインダーと比較した場合のアドバンテージとしては,表示可能な情報量が多いこと,そして撮影画像と同じ物を表示&確認出来ることでしょうか.光学ファインダーのみの一眼レフで以前やらかしてしまったことがあるのですが,知らないうちにモードや露出が変更されており,白飛びしまくりの写真を大量に撮影してしまったことがあります.光学ファインダーでは,CCDを通り,各種補正がかけられた,実際に撮影する画像が表示されるわけではないので,全然気が付きませんでした….

ただし,レスポンスという意味では若干のディレイがあるので,動きの激しい物を撮影する場合は光学ファインダーの方が便利かな.

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NEXの『5T,5R,5N,F3』専用です.

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『XGA OLED Tru-Finder』.即ち,XGAという高解像度であり,かつ,高コントラストで発色の良い有機EL液晶を使用したEVFということになります.

EVFの表示品質ってホントにピンキリなのですが,このEVFは実に素晴らしい表示をしてくれます.

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で,箱の中身はこんな感じ.

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『カメラに付けたままケースに入れるな.必ず外して収納せよ!』の注意書き.

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本体にも同じ注意書きが.付けたまま鞄に放り込んで壊す人が,相当居るんでしょうな.

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で,本体.

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上側.シンプルな形状.色も質感も高級感溢れていて素晴らしい.

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本体に取り付ける際には,まず端子部分の保護カバーを外します.

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次に本体のフラッシュを取り付けるこの部分の蓋を開け…

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コネクタ部分を露出させます.

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そしてファインダーを…

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このように変形させ…

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本体のコネクタにはめ込み,そして固定用のネジを回します.

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これで完成.

カラバリ展開が無く,ガンメタ1色なのですが,やはりボディ色がシルバーか黒の方がマッチしている感じ.ボディが白だと少し浮きます…が,違和感程度で,『合わない!』という程ではありません.

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アングルはこのように上に90度まで跳ね上げることが可能で,自由な角度で止まります.

私は上から見下ろすように撮影することが無く,対象物と平行かやや下から撮影することが多いので,このようなアングルで撮影できるのは実に嬉しい.

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で,EVFを取り付けたからと言って,背面の液晶表示がされなくなるわけではありません.通常は液晶側に表示されます.

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で,EVFの横にはファインダー/LCDの切り替えボタンがあり,手動で切り替えることが出来ます.

これを押して切り替えない場合,EVFのアイセンサーが利用され,ファインダーを覗き込むとEVF表示に切り替わってLCD表示がOFFになり,顔を離すと再びLCD表示に切り替わります.

この自動切り替えが機能的には便利なのですが,切り替わるタイミングで少しタイムラグがあるため,シャッターチャンスが微妙な場合は予め手動で切り替えておいた方が良いです.

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こんな感じで覗き込むと…

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パッと切り替わります.表示内容は基本的にLCD表示と同じもの.驚くほど綺麗に写ります.流石,『XGA OLED Tru-Finder』とアピールするだけのことはあります.

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あと,このような持ち運び用の巾着袋が同梱されいます.前述の注意書きに従い,移動時にはボディからEVFを外し,この袋に入れて持ち運ぶようにしましょう.

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以下まとめ.

移動時に取り外す必要があり,不便な感じがある点は否めません.しかし,普段はコンパクトなNEX-5系が,屋外でもビシッと使い物になるミラーレスにアップグレード出来るという点は何物にも代え難いものがあります.標準でEVFを内蔵しているカメラは,ボディが一回り大きい事が多く,屋内撮影の際にはEVFが無用の長物化することがあります.そう考えると,必要なときにのみ付けるというのは,案外良い選択のようにも思えて来ます.

そして特筆すべきは,その表示品質.非常に綺麗です.『屋外撮影の際に,何も見えないよりもマシでしょ?』的なEVFとは一線を画します.

α6000 に買い換える予定あり』という場合は別ですが,現在NEX5系の対応する機種を使用しており,当分は愛用するであろう人には,FDA-EV1Sを押さえておくことをお薦めします.価格がレンズ1本分もしますので少々高く感じますが,屋外撮影を多くこなす場合は,比較的短期間で元が取れることでしょう.特に『ミラーレスで子供の運動会を…』のように,失敗が許されない一発勝負が多い人には必須でしょう.

先日このエントリーをアップしましたが,関空での撮影の際にはEVF必須でした.天気が晴れ始めたら液晶が全く見えず,そして動体をズームレンズで追う際には,『大体こんなアングルで写っている筈』という見当が付きません.水飛沫を上げながら滑走,力強く離陸,轟音を響かせながら横を飛び去り,青空に消えて行く…という一部始終は,EVFがあってこそ撮影が出来たという感じでした.

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