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2014年3月15日 (土)

フリクションの完成形:フリクションボール4とボール4 ウッド

フリクションフリークの皆さんこんにちは/こんばんは.擦って消えるボールペン,『フリクション』を知らない人はいないと言っても過言では無い程普及しましたが,皆様の手元には何本のフリクションがあるでしょうか.

フリクションボール3のエントリーを書いたのが一昨年.超絶使い易く,『もうこれで十分』と,思っていました.しかし当然の流れのように,4色タイプが出ました.名前はそのまんまですが,『フリクションボール4 』.そして今回は同時に高級ラインと言えるウッドタイプも出ました.こちらも名前がそのまんまで,『フリクションボール4 ウッド』.

では早速,物を見てみましょう.

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今回購入したのは,フリクションボール4 ウッドフリクションボール4(ブラック)フリクションボール4 (ダークブルー)の3本.いきなり3本まとめて購入したのは,外れは無いと確信を持てるから.

微妙な製品だと,1本使って様子を見て…という感じですが,フリクションのこのタイプなら間違い無いです.また,現在ボール3をあちこちにデポしてある物も含め,複数本使用使用していますので,一部はリプレースしようという魂胆です.

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まずは普及版(安い方とも言う(^^;)から.ブラックとダークブルーです.どちらも落ち着いた色合い.ダークブルーはブルーブラックを少し青くしたような感じ.

スーツ着て使っていても違和感無いし,オフで使っていても浮かないカラーです.

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クリップ部には『FRIXION BALL4』と書かれています.全体を遠目で見ると,一見ボール3と違いが無いように見えますが,ボール3はここに印字が無いので,簡単に見分けるためのポイントと言えそう.

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そして軸の色は安っぽいギラギラ系ではなく,品の良い落ち着いたメタリックな光沢.それも単一なマットな塗装ではなく,編み込んだような柄付き.この手の塗装って一歩間違うと限りなくチープか下品になってしまうのだけど,ボール4の仕上がりは凄くいい感じ.

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お約束事等が書かれているシール.『極細 4色』が眩しい.

あと,極細とは言え,0.5mmです.

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ボール3も,『極細 3色』と書かれている以外は殆ど同じ.

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上がボール3のブラック,下がボール4のブラックです.

前記の通り,クリップの所の印字以外,並べても殆ど違いが分かりません.

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本数以外,中の構造は基本的には一緒…の筈だけど,リフィルが違う.ボール4では黒帯が付いています.新しくなった?

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この写真だけ,上がボール4です.

並べてみると分かるけど,軸の塗装も少し違います.ボール3はマットな単色の黒.

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で,『極細』とありますgあ,リフィルには0.5mmが装着されています.互換性のあるリフィルとして,フリクションボールスリム用の0.38mmがありますので,手帳用に細かく書き込むことも考えて準備.0.5mmと0.38mmのリフィルの見分け方ですが,先端部に白帯があるのが0.38mm.0.5mmは何も無いか,黒帯.

なお,フリクションボールスリム用には,10色がラインナップされています.しかし,コレトと異なり,ボール3/4はノック部が別パーツになっていないので,黒・青・赤・緑以外の組み合わせをする場合は少々面倒かも.繰り出されたペン先だけでは色の見分けが付きませんし,『緑の所にはパープルを入れてる』のような使い方になります.

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で,次はウッド.ブリスターパック入り.

普及タイプは800円なのに対し,ウッドは3,000円と3倍以上します.しかし,その価格差を補って余りあるクオリティです.

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裏側にはお約束の説明書き.

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私はブラックを購入しましたが,この他にブラウンとダークグリーンがあります.

先週も新宿に仕事で行ったのですが,秋葉のヨドバシに入っている書店に寄って見たところ,普及タイプは潤沢に在庫があった一方,ウッドはダークグリーン1本を残すだけで,実質売り切れでした.かなりの人気の模様です.

あとその際に見つけたのですが,ボール3に先日紹介したSMART-TIPが最初からセットされた状態の製品も発売になっていました.2,000円也.別々に購入するよりも少し割安.

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本体はこんな感じ.実に良いです.値段以上の高級感が溢れています.

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他の製品と同様,この位置にブランド名.ロゴもセンスが良いので,ペンの雰囲気を壊しません.

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クリップ部のアップ.バネ式ではなく,剛性を利用したタイプです.

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パッと見では気が付かなかったのですが,フリクションと言えば白い半透明のラバーが定番だと思ったのですが,黒いラバー.高級感に拍車をかけます.カッコイイかも.

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このラバーは交換用がある旨,書かれています.ボール3のときは苦労して調達したのだけど,入手性が良くなってくれると嬉しいなぁ.

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ちょっと気になったので,ボール4のラバーと比べてみました.結論としては,ラバーの互換性有り.ボール3のとも若干形状が異なりますが,ネジ山自体および寸法は同じですので,相互に交換可能です.

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そして『ウッド』の名前の由来である,木製グリップ.ブラックにしたのは,この部分のカラーが好みだからです.握りやすく,そして肌触りも良い.あと,適度な重量もあるので,筆記もし易い.

価格的に納得でき,そして好みの色があるのであれば,ウッドにすべきです.

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普及版と並べてみてみましょう.下が普及版.軸の長さおよび太さはほぼ同じです.

リフィルやラバーだけでなく,軸の先端部(グリップ部)も形状的な互換性があります.そのため,グリップ部を交換することも可能です.しかしこのようなことをした場合,軸の重量配分が滅茶苦茶になり,非常に筆記しにくくなります.

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中の構造は普及版と同じです.

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ボール3ウッド(上)との比較.ボール3のチープさが目立つ感じ.やはりテカテカ&キラキラ系はチープに見えます.

なお,これもグリップ部の互換性があるので,チープに見える元凶である先端部を変更する目的で,ボール3ウッドにボール4ウッドの先端部を移植することも可能です.意味があるとは思えませんが(^^;

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あと,こちらのエントリーで紹介したピュアモルト ジェットストリーム インサイドとボール4ウッドは非常に見た目が似ています.

下の写真は,上からボール3ウッド,ボール4ウッド,ピュアモルト.

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ラバーを白に変更しておけば間違えにくいかもしれませんが,ボール4ウッドとピュアモルトが机に無造作に転がっていると,事故の元です.混ぜるな危険(経験談).

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最後になりますが,気になった点.

ボール4ウッドのクリップ部はこのようになっておいます.あまりハードに使用しなければ問題にならないと思いますが,透明のプラの部分の耐久性がやや心配な所.

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さて,4色タイプということで,より色分けして使用したい人のニーズを満たせるようになりました.とは言え,黒・青・赤・緑のタイプの4色ペンを実際に使用している人であればよく分かると思いますが,緑の使用頻度が他とくらべて低く,リフィルの交換スパンも長めです.

フリクションはインクフローが良いので,リフィルが空になるのも早め.ましてボール3やボール4用のリフィルは細めの芯であり,インク量が少ないため,空になるのがより早い.もし緑を全く使わないのであれば,最も使用頻度の高い色のリフィルを入れておき,インク切れ時の保険にしておくというのも手かもしれません.

まぁ何れにしても,3色よりも1本リフィルが多く使えるようになった事により,より柔軟な運用が出来るようになりました.何よりも嬉しいのは,ボール3と軸の太さが全く同じであり,そしてリフィルの互換性がラバーも含めてあること.グリップまで相互に交換可能というのは驚きましたが,若干の重量増以外は失うものがありません.

余談ですが,普及版のボール3のグリップとボール4ウッドのも交換出来ます.青軸とウッドのブラックのを交換してみたら,何やら凄いカラーリングのペンが出来ました.こんな遊び方が出来るのも中々です.

と,いうことで,おそらくこれがフリクションの軸の完成形かなぁと個人的には考えています.徐々にボール3のリプレースも進める予定.

***

4色タイプが出たと言うことは,ジェットストリームのように,4+1タイプが出るかもと予想する人が居ると思いますが,それは難しいかなと私は思います.と,言うのは,シャープペンシルを内蔵させると,『消せる』というフリクションの機能と被るのと,フリクション用のラバーが軸のエンドに付いているため,ここにイレーサー(消しゴム)を付けることが難しいからです.特殊な形状の物を特別に開発すれば良いのでしょうけど,そこまでするかなぁというのが私の率直な意見.

では次に,普通のボールペン(油性/ゲルインク)を入れて4+1にすることを考えてみましょう.この場合,あるリフィルは消せるけど,あるリフィルは消せないという,一歩間違えると大惨事になるような特性を持ったリフィルが同居するわけです.重要な書類に油性BPで書き込んでしまったり…想像するだけでも恐ろしい.

ジェットストリームの4+1タイプのように,クリップ(をスライドする部分)にこの特殊なペンをアサインすれば事故は減るでしょうが,完全ではありません.消えないペンの中に1本だけ消えるペンという形であれば,『あぁ,間違えた』と,消して書き直せますが,その逆は深刻です.

『アリな組み合わせ』を考えるとしたら,蛍光マーカーかなぁと思います.

ペン先を見ればすぐにマーカーだと分かるし,使うシーンを想定すると,親和性が高いように思います.

フリクションって真っさらな紙に何かを書き入れるというよりも,赤入れを始めとして,何か書かれているものに書き足すことが多い.そんな場合,色分けしてポイントが目立つように書くのと同時に,マーカーでビシッと印を付けることも多いわけで,マーカーもあったら便利.なので,この組み合わせは有り得るのではないななぁと思います…と,言いますか,PILOTさん,オレンジ系の蛍光マーカーリフィル,出しませんか?ペン先で見分けが付く感じの.

もう7年も前のエントリーになるけど,こちらでちらっと触れた通り,ロットリングには,多色ペン用に4Cで蛍光オレンジのリフィルが有りますし,非現実的ではないと思うんですよ…と,お願いしてみるテスト.

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コメント

初めまして、こちらのブログを読みフリクション4の購入を決めました。
4月になり心機一転の意味でと思い買うならウッドと思いましたが不幸にも黒がなくダークグリーンを購入。

3の方はメタルブラックとメタルバイオレットを使用しております。

購入直後に4があると知りちょっとガックリしましたが4のブラックは時間と金銭に余裕ある時に購入予定です。

投稿: アスラン | 2014年4月18日 (金) 11時30分

urlのブログは有名ブログですが、あなたのこの記事の一部がパクられているように思います。この主は他のブログもパクっていると感じたことがあったのですが、今回の記事では普段文中で句読点を使うのに対し、不自然にコンマ、ドットが登場する箇所があります。あなたの記事をコピペして編集している可能性があります。

投稿: パクリ? | 2016年4月10日 (日) 11時00分

ご連絡ありがとうございます.私の方でも確認させて頂いたのですが,何ヶ所か疑念を抱いてしまう部分がありましたので,現在問い合わせ中です.

投稿: tadachi | 2016年4月11日 (月) 11時56分

句読点の修正とリンクの追加ということで解決しました.一応お知らせまで.

投稿: tadachi | 2016年4月11日 (月) 17時10分

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