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2013年11月 2日 (土)

映画『スティーブ・ジョブズ』を観に行って鳥肌が立ったでござるの巻

ここ数日九州に来てるのですが,今日(既に昨日か…),夜に余裕が出来たので,『あれを観に行こう』と,上映スケジュールをチェック.レイトショーで観て来た.

このところ,連日睡眠時間が2〜3時間で,移動時間にちょこちょこと寝てはいるのだけど,睡眠不足が半端ない.そんなわけで,普通だったらとっとと寝る状態でフラフラになりながら映画館へ.映画が少しでもつまらなかったら速攻寝るコンディションです.が,蓋を開けてみると,気絶寸前だった眠気はどこかに吹き飛んで, 目は爛々と輝き,最後のスタッフロールを見終わった後もテンションが上ったままでした.

この映画の製作開始の話が伝わって来た時,『こりゃ失敗するだろ』とか思っていたけど,実に面白かったし楽しめた.いや,元々期待してなかったから面白く感じたんじゃないかと思われるかもしれないけど,違うんです.そして映画の中身その物が凄かったのかというと,それともちょっと違うんです.

と,いうことで,まずは映画のTrailer.

まず最初に断っておくと,『Steve Jobsって誰?』って人は,この映画を観ても楽しめません.その一方で,Appleファンでないと面白く無いとか,Apple復帰前のJobsのエピソードを前知識として持ってないと話に付いて行けないとかいうことはありません.コアなファン が付いている人の伝記的映画としては,考えられないほど親切な作りになっています.

たまにありますよね.『え?そんなこと常識でしょ?』的に,まるで知らずに観に来た人が悪いかのごとく門前払いを食らわすような映画.

本映画はそんな映画とは異なるので,安心して観に行ってください.iPod,もしくはiPhoneが登場した以降のJobsを知っていれば楽しめます.むしろ映画では,『この辺りのエピソードは新しすぎて殆どの人が知ってるだろうし,冗長だろう…』と,脚本家が思ったのかどうか知りませんが,バサッと省略されています.

私のこの映画の感想は,『鳥肌が立ち,心が震えた』です.

これだけだとよく分からないですよね(^^;

映画のストーリーそのものは,あまり大したことはありません(失礼!).知らない人が見たら,『次,どうなるんだろう…』ってワクワクする部分もあるかもしれませんが,学生時代の話,魔法使いWozや仲間たちとAppleの起業,Apple IIの成功,LISAやMacのアレやコレに伴う挫折,自ら招いたスカリーが中心となって行われたAppleからの追放,『やられたらやり返す.倍返しだ!』的な展開も含め,語り尽くされた感のあるJobsのエピソード集です.

一部あれ?って思うところがあったり(例えばMacのメモリ容量を『128Kから512Kに増やしたのはオレだ!』って下りとか.あんさん,アランに『1クオートしか燃料タンクの無いホンダ』ってMac 128Kを言われてブチ切れてましたやん),『あっ.Wozがイモハンしてる』ってシーンがあったりとかしたけど,まぁそれはそれ.

では,何がそんなに良かったかというと,映画の中の空気感.これは,同じ時代を生きた感覚のある人にとってはタマランものがあります.そして主役は『うん,まぁ似てるよね』と思っていたけど,脇役が(ジョナサンを除いて)本人に激似.私はアトキンソンが出てきた時に,鳥肌がブワーッと出てきた.

何て言いますか,例えて言うと,押入れの奥からラベルの貼られていないビデオテープが出てきて,『何だろう?』ってデッキにかけたら,思わず青春時代の仲間達との懐かしい映像が流れ始めた…という感じ.誰ですか?『今どきビデオデッキなんか持ってる人,居ないよ』ってツッコむのは.

そんなわけで,ハンダゴテを握って8bitCPUを使ったワンボードマイコンを作り,ROMを自分で焼いてTiny BASICやCP/Mを動かした経験のある人や,ド真ん中のApple IIだけじゃなくて,コモドールとかシンクレアを知っている人,Mac 128K/512K,もしくはPlusくらいのときからMacを触っていた人や,大枚はたいてNeXTを買って使っていた人とかだと,『同じ時代を生きていた人』として,『そうそう,当時はアレがコレで大変だったよね』とか,当時の記憶が蘇ってきて懐かしさが半端ないです.

あ,こんなことを書くと私のことをエラく年配に勘違いされるかもしれないので一応書いておくと,私は70年代生まれです.

と,いうことで,前述したような条件に当てはまる人は,とにかく映画の中の世界との距離感が半端無いので,是非観に行ってノスタルジーに浸ってください.当時のワクワクした感覚が蘇り,夢やビジョンを持つ,エネルギッシュな本来の自分を取り戻せると思う.

そうでない若い人は,我々(笑)ほどディープに共感とか出来ないかも知れませんが,エキサイティングな時代があったのだということを知って,明日の革新者を目指して下さい.

それと余談だけど,映画本編前に流れる,『永遠の0』の予告編も鳥肌が立つねぇ.原作(小説マンガ )は既に読んだのだけど,最後のほうでブワッと目頭が熱くなった.来月の封切りが楽しみ.

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