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2013年10月15日 (火)

高級なノートかブロックメモか:RHODIAのアイボリーペーパーを使用した「R」シリーズ

最近何かと『限定品』を出しまくっているRHODIA.以前は商売っ気があまり無い,職人気質的なイメージがあったのですが,Moles…ゴホン,ゴホン…どこぞのブランドのように,ブランドを押し出して強気な商売に乗り出しているような気がして少々嫌な感じ. もちろん価格に見合った物であれば良いのですが,表紙の印刷を少し変え,複数サイズをセットにし,ステッカーをバンドルするだけで,どうしてこんな価格にするのだろう…って感じる物が続々出ています.

文具マニアの中には『RHODIAラブ』な人が結構居るので,良心的な価格で出してくれればファンが買い続けると思うのだけど,あまりにエゲツナイ限定品ばかり立て続けに出されると,古くからのファンからそっぽを向かれるのではないかと思ったりもします.

まぁそんなわけで,数年前であれば『新製品! 新製品! RHODIAから新製品が出た!!』とばかりに買いまくっていたわけですが(その一部は,過去の膨大なエントリーとして公開しています(笑)),最近の物にはあまり食指が動かない今日この頃です.

そんな中,『アイボリーペーパーを使用した高級志向ののRHODIA』ということで,今年(2013)『Rシリーズ』が出ました.

これには何やら心惹かれるものを感じたので,(数ヶ月前のことになりますが)予約して購入.とは言え,カラバリとサイズをコンプすると嵩も金額もエライことになるので,今回は控えめにオレンジのNo.11No.13 を購入しました.

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『ブロックメモ』と言えば,RHODIAは定番中の定番.メートル原器のようになっており,『ブロックロディアと比較して…』とか『ロディアもどきの…』なんて枕詞に使われるくらいです.

『ポケットに入れて携帯する,メモる,ペリッと気持ち良く破る』という基本的な部分が実に良く出来ていて,完成形と呼んでも良いと思うほど.そしてサイズのバリエーションが多く,自分の用途に合った物を見付け易いという点が定番になった理由でしょう.(この他,文具ブームでミーハー層が飛び付き,そのまま定着…というパターンも多いと思うけど)


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RHODIAと言えば,厚紙で出来たオレンジの表紙とこのロゴ.ブラックもあるけど,やはり定番と言えばオレンジですな.

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そしてこの表紙に『R』が付き,通常のブロックロディアとは別のシリーズであることをアピール.また,ツルツルした厚紙のオリジナルとは異なり,薄いラバーコーティングを施したようなマットな肌触りの表紙です.

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No.11~No.19のサイズがあり,カラーはオレンジと黒が選べます.

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黒帯だから強そう…ということではありませんが,締まって見え,デザイン的なワンポイントになっています.

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表紙の裏も黒.高級感を漂わせています.

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罫線は薄いグレーの横罫.そして紙の色は(ホワイトバランスの関係で分かりにくいのですが)薄いクリーム色です.

『文具好きだけどRHODIAは苦手』という人も,一定の割合で居ます.話を聞くと,大抵は『ドギツイ紫色の罫線が苦手』とか,『白い紙と紫の罫線とのハイコントラストがイヤ』という2つの意見に集約されているような気がします.

こちらのエントリーで採り上げた無印のRHODIAモドキも,紫色の方眼嫌いな方にはえらく好まれていました.

そのような意味では,Rシリーズは,これまでRHODIAを忌諱していた層にかなり訴求する物があるのではないかと思います.私のように,方眼が好きな人間に取ってみると,少々物足りなくはありますけど.

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オリジナルのブロックロディアでは80g/m^2の紙が使用されていますが,Rシリーズでは若干重い90g/m^2の紙が使用されています.その一方で,ページ数は10枚少ない70枚.

見た目だけでなく,肌触りも違います.オリジナルは少しざらついた感じなのですが,こちらは適度な引っかかりを維持しつつツルツル感もがあり,所謂『高級な紙』という感じ.

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そんなわけで,万年筆での書き味も実に良いです.

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そして裏抜け,裏移りも無し.

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一方で,オリジナルと比べて紙の腰が弱く,マイクロカットの場所でペリッと破る際に,小気味よく破れないことも.上の写真でも,右上の破れ方が,少しミシン目を外れた場所で破れています.

***

と,いうことで,これまでRHODIAが苦手だった人には特に手に取ってもらいたいRHODIAです.RHODIAの強みである『質実剛健,実用本位なブロックメモ』という点からは少し逸脱している感があります.しかし,結構な桁数の金額が動く仕事の打ち合わせで出していても違和感の無いデザイン,品質,そして高級ノート的な使い勝手という点は大いに評価できると思います.

ペリッと破るメモと言うよりも,『ページ毎に破ることも出来るノート』という感じで,基本的に本体から切り離さずに縦型ノートとして…という使い方も良いかもしれません.

ノート型ではWebnotebookという製品もありますが,こちらはリーガルパッドに近く,机上で控え目に使えます.存在感をあまりアピールせず(嫌味な存在感が無く),そしてよく見ると実に高級そうなメモ.そして実際に使い易い.仕事で使用するのに打って付けなメモ帳と言えましょう.

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