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2013年6月27日 (木)

mSATAなSSDをUSB3.0接続の外付けHDD化する(1):SSDMB v1.4a

外付けの手軽なストレージと言えばUSBメモリでしょう.32GB~64GBくらいの容量であればかなりガッツリと使え,また,廉価かつ小型軽量で手軽.

しかしそれを超えた容量となると,USB3.0接続の2.5inchディスクを選ぶことが多くなるでしょう.速度もUSBメモリと比べてかなり速く,中身をHDDではなくSSDにすれば,更なる高速性と共に耐衝撃性と安心感が得られます.まぁSSDはまだかなり割高なので,1TB前後であればHDDの独壇場ですな.

しかし,専用のSSDを内蔵したものは別として,2.5inch HDDはかなり大きく感じます.

私は普段この辺りの外付けディスクを使用しているのですが,薄いし小型だと思うのですが,少し大きく感じます.まぁ贅沢と言えば贅沢な話なのですけどね.

と,いうことで,唐突ではありますが,mSATA用のSSDを使用して,2.5inch HDDの半分のサイズの外部ストレージを作って使うことにします.容量は流石に1TBというのは無理だけど,128GB~256GBの外付けディスクが簡単にできます.

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どうですか.小さいでしょ?

用意したケースはSSDMB v1.4a

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この手のケースは他にあまり種類が無く,少し前まではこの製品がオンリーワン的な感じでした.

一昔前のアキバ/日本橋を連想させる,怪しく,そしてワクワクする感じが何とも言えません.

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一応国内の会社が代理店/サポートを行っているようです.

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中身はこんな感じ.

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本体,USB3.0ケーブル,mSATA接続のSSDを固定するためのネジ,そして精密ドライバです.ドライバは正直要らないのでその分安くして欲しいかな.

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本体のアップ.『PCI Express Mini Card Adapter』と書かれています.作りが(特にシルバーの部分が)プラスティッキーで安っぽいです.

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そして側面には『mSATA SSD Enclosure』の印刷.かなり安っぽく,スカウターの怪しさゲージが上がるのを感じます.

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反対側にはUSB3.0 Micro Bのコネクタと電源/アクセスを兼ねたステータスLED.色は橙.通電で点灯,アクセス時に点滅です.

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付属のケーブルは当然USB3.0です.かなり太く,ゴツイです.

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USB3.0 Micro B.2.5inch HDDを使用したUSB3.0ケースの場合,普通の"A"を使用する製品が多いので悩ましいところ.

ではSSDを取り付けましょう.

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まずはUSBのコネクタがある側のネジを外し,蓋を外します.

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そして基板を引き出します.

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今回使用したのはCrucial  256GB  CT256M4SSD3です.256GBを使う場合の選択肢としては,この製品がパフォーマンス,価格,入手性の面でお勧めかな.今ならPlanex製も良いと思うけど.

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変換基板のアップ.基本的には真ん中のチップが一通り良きに計らう感じです.

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裏面には部品実装無し.

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DIMMをスロットに挿すときと同様,SSDをこのようにスロットにはめ…

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このように押し込みます.そしてネジ2本で基板に固定して完了.そしてケースに再び収めて蓋をし,ネジ止めします.

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使用する際にはこんな感じ.ケーブルがゴツ過ぎて本体が浮きまくり.あと,出先でノートPCで使用されるシーンが多いことを想定すると,ケーブルが少々長い印象.

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通電するとこのようにLEDが点灯します.

さて,ではお約束のベンチに行ってみましょうか.ThinkPad Edge E130に繋いでCrystalDiskMarkを走らせてみます.

Msata

もう何も言うことありません.USB3.0の高速性を十分に生かしており,実に快適.シーケンシャルリードは400MB/s前後が出ます.ライトもランダムアクセスも極めて快適なレベル.

Msata2

通常利用時にもこんな感じ.130MB/s前後がコンスタントに出ており,『瞬間値は速いけどたまに失速する』ということもありません.実に素晴らしい.

ただ問題は,取り回しのしにくいケーブル.これを解決するために, コレとかコレを購入しました.その他,柔らかめのUSB3.0ケーブルを使用したコレも.

下の写真は上海問屋のコレです.

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コロンとジェンダーチェンジャーのような変換コネクタが入っています.

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型番はコレ.USB3.0 A<->USB3.0 Micro Bの変換コネクタです.

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比較的平べったく,そして少々長さがあります.

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端子周りがスッキリしているので,(ケースのコネクタ周りの出っ張りに)引っ掛かって奥まで差し込めないという事故は起きなさそうです.

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REX-WIFISD1に接続するとこんな感じ.このエントリーでも少し触れましたが,宿泊先でiPad miniで映画を映画を観たり等しているのですが,(ゴツイケーブルを持たなくてすむのは)荷物がコンパクトになるので有り難い.

この手の変換コネクタは通販でも売られている物の,結構品切れ中になることが多いです.意外と需要があるのかなぁ.

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で,上の写真は似たような変換コネクタが無いかアキバの店頭で探し,ゲットした2種.

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共に『変換名人』です.某店で400円也.

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共にUSB 3.0 Micro Bへの変換コネクタなのですが,

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片方(左側)はUSB 3.0 Aタイプのメスになっています.つまり,USB3.0の通常のHDDケースの場合,USB 3.0 A同士のケーブルで接続する物が多いのですが,そのケーブルとこのコネクタを持っていれば,オールマイティに対応出来るという寸法です.

変換コネクタをノートPCに直で挿した場合,ノートPCの横に突き出してしまいますので,カフェの机の上等,狭い場所での使用は危険です.

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前述の上海問屋の物と比較すると,少し厚みがあって長さが短いです.

そしてついでと言っては何ですが,Centech CT-USB-PWを入手したので,消費電力(ピーク時の電流)を計ってみることにします.

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この製品はUSB3.0にも対応し,リアルタイムで電圧,電流を計れる他,ピーク電流や最低電圧を計ることも出来ます.

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モード切替は本体上のボタンを押した回数.ロータリー式に切り替わります.

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で,これが本体.液晶画面の向かって右側にモード切替ボタンがあります.

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裏面はこんな感じ.メインのチップの他に,表面実装のチップ抵抗やコンデンサなどがビッシリと実装されています.

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このコネクタをPCに接続し,

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反対側のUSB Aメスのコネクタに電流/電圧を計測したいUSB接続の機器を接続することにより,間を流れる電流/電圧を計測出来るという仕組みです.

USBデバイスでもすんなりと動かない製品が結構あり,この場合,消費電力/PC側の電力供給能力が問題なのか他が原因なのか分かりにくいことが多いです.ところがこの製品を使うと,この切り分けが実に簡単に出来るという寸法.

発売直後,極端な品薄になってプレミアすら付いていたのも納得です.

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液晶はとても見やすいです.が,モード切替は少々やりにくい….

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SSDMB は電源投入時のピークで720mAと出ました.USB 3.0は800mAまで供給可能なので,仕様的には問題無いですね.また,電源投入直後は上の写真のように結構流れますが,その後はグッと消費電力が落ちます.

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『そう言えばMacに繋いだこと無かったな…』と,思い,MacBookAir(Mid 2012)に挿してみました.結果,認識せず.うーむ.Windowsなら標準ドライバで認識するのですが….

と,いうことで,このエントリーで紹介したREX-WIFISD1(最近出たブラックタイプのREX-WIFISD1-BKも格好良いなぁ…)経由でSMBマウント.NTFSでフォーマットされていても普通に使えるし,まぁ問題なしです.

と,いうことで,少々怪しげな色物系かと思いきや,目を見張るパフォーマンスを叩き出す素晴らしい製品でした.特に,コンパクトな大容量の外付けケースを探している方にはオススメです.

あと,大きな不具合は今の所遭遇していないのですが,Win8で使用している際に,ディスクをスリープするコマンドが発行された後(?),復帰しないときがある感じがします.アクセスがあれば寝ないので問題が無いのですが,『こんなこともありました』ということで,一応書いておきます.(もしそうなった場合は,USBポートから抜き差しすれば復帰します)

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