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2013年4月 9日 (火)

ThinkPad Edge E130のメモリを8GB/16GBに増設する

かなり間が空いてしまったけど,先々月にポストしたThinkPad Edge E130の話の続き.今回はメモリ増設について.

今回は余談から入ることにしますが,円安が順調に進んでいる関係で,輸入物が諸々値上がりしています.

Thinkpadも例外では無く,Lenovo直販もAmazon価格もジワジワと値上がりしている感じ.今のところAmazonの方が割安でな値付けだけど,Corei3モデルが4万8千円,Corei5モデルが5万4千円です(2013年4月現在).前回のエントリーをアップしたときよりも5千円程値上がりしているので,欲しい人は早めに購入しておいた方が良いかもしれませんね.

以下,本題のメモリ増設です.

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Windows7以降のOSを使うようになって何が嬉しかったかというと,64bit OSの出来.XPやVistaの頃も64bit版がありましたが,今ひとつ互換性や安定性に欠けていた印象があり,安心して使えませんでした.

そして64bit OSにして何が嬉しいかというと,やはりその広大なメモリ空間です.Win7の場合,32bit版では最大4GBしか搭載することができませんが,64bit版であればHome Premiumで最大16GB,ProfessionalとUltimateの場合は192GBのメモリを搭載することができます(ただし,ハード的な制約がある場合もあり).

今時のOSであれば仮想メモリを使用出来ますので,実メモリ以上のメモリ空間を使用することが可能です.しかし,実メモリを溢れたらディスクにスワップアウトすることになるので,何か操作をする度に『カリカリカリ…』と,ディスクアクセスに行って操作が中断させられてしまうことになります.最近は扱うデータサイズが大きく,また,アプリもメモリ食いな物も多いので,このようなシチュエーションが昔と比べて発生しやすくなっている気がします.

『快適にPCを使いたかったらメモリを増やせ』というのは昔からの鉄則です.使用していない(余っている)領域は,適時ディスクキャッシュ的に使われます.多めに積んでも無駄になりませんので,足りなくなってからこまめに増設するよりも,最初からドカッと大きく積んでおく方が良いでしょう.最近は昔と比べてメモリも安いですしね.

そんなわけで,初期導入OSがWin7の64bitということもあり,早速4GB DIMM*2の8GB構成にしてみました.

用意したのはCFDのW3N1600Q-4G/Nです.スペックとしては,DDR3 PC3-12800 CL11のSO-DIMM 4GBが2枚組.フラストレーションフリーのパッケージで約5千円です.

安くなったものだなぁ….

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『フラストレーションフリー』ということで,このような簡易包装.これで十分です.

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SO-DIMMのアップ.チップの印刷はCFD elixirです.メーカーの評判的には,『無難』とか『悪い評判は聞かない』という位置付け.

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今回はこれを2枚使用します.

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まずはACアダプタ,バッテリを抜いて…

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蓋の向かって下側に付いている3ヶ所のネジを回し,爪に気を付けながら外します.

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蓋にはこのように爪が付いているので,折らないように注意.

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あと,蓋に付いているネジは,脱落しないように蓋側に金具で固定されています.このような小さな心遣いが憎いなぁ.

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無理にネジを外そうと回し過ぎると,この金具(下の写真)が外れてネジも取れてしまいます.

蓋が浮いたらそれ以上回さななくてもOKです.

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ThinkPadはメンテしやすいですな.この時点で既に,交換可能な物には一通りアクセス出来ます.

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メモリスロットは右下のこの位置.既にDIMMが1枚刺さっており,もう1つのスロットは空き状態です.BTOの状態によっては埋まっている場合もアリ.

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DIMMのロック(切り欠き部分の金具)を外して元々刺さっていたDIMMをスロットから取り除き…

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新しく用意した4GB DIMMをスロットに奥まで差し込んで…

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上から押してロックします.『カチッ』という音と共にDIMM両サイドの切り欠き部分の金具によって固定されたらOK.

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もう一枚の4GB DIMMもスロットに挿します.これで8GB化OK.また,2枚挿したことによりデュアルチャネル動作になり,メモリアクセスが高速化します.

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分解と逆の手順で組み上げ,電源を入れます.起動時にBIOS画面に入り,写真のように8GB(8192MB)として認識されていれば完了です.(Windows上から確認しても良いでしょう)

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増設前の状態では電源すら入れなかったため,どの程度体感速度が変わったかをお伝え出来ないのですが,8GB(4GB*2)換装後のメモリのWindowsエクスペリエンスインデックスは7.4を示しています.

メモリ1枚挿しのシングルチャネルの場合,インデックスは5.5だそうなので,かなり向上している感じですね.

もっとも,メモリの速度よりもディスクアクセスの方が遙かに遅いので,スワップイン/アウトが発生しにくくなることによる体感速度の向上の方が遙かに効いてきます.

なお普通の使い方であれば,4GBは不足するかもしれませんが8GBもあれば十分だと思います.Google Chromeでタブをいくつか開いてWebブラウジング,ThunderBirdでメール読み書き,MS Officeでドキュメントを編集し,Visual Studioを立ち上げてプログラムを書く…のようなことを同時に行っても平気.

このような環境を5千円程度の追加投資で整備できるので,メモリ増設をしていない人は是非行ってみて下さい.いや,きちんとPCを使うためには,8GBのメモリを搭載することがマストです.


で,しばらくは幸せな日々が続いていたのですが,出張先でかなりヘビーな開発&プログラムを動かすことが多くなり,『もっと快適さを…』ということで,割と短期間の後に16GBに増設することに.

使用したメモリはコレ.KingstonのKVR16S11/8 を2枚です.1枚約5千円也.2枚でも1万程.前述の4GB*2でも約5千円なので,価格は容量に比例という感じ.実に良い感じです.

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スペックとしてはDDR3 1600MHz Unbufferedの8GB SO-DIMMといったところです.

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自作派にはおなじみのKingston製.サーバに利用されることが多く,信頼性も高め.

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シール側.反対側.両面にギッシリとメモリチップが実装されています.美しい…

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当然のことながら,チップにはKingstonの印刷.

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4GB*1,8GB*1の合わせて12GBという構成も考えましたが,今回はこれを2枚使い,16GB構成にすることにします.ThinkPad Edge E130の場合,16GBが搭載メモリのハード的な限界になります.

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と,いうことで,先日入れたばかりの4GBのDIMMを…

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撤去.(注:後日,これらDIMMは別のノートで再利用しました)

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そして8GBのDIMMを…

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2枚取り付け.

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BIOSからも16384MBとして認識されました.

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まぁ常に10GB以上ゴリゴリとメモリを使っているという感じでは無いのですが,16GBも積んでいると,いざというときにも余裕を持って使えるという安心感があります.

また,メモリ増設と平行してSSDへの換装も行ったため(これはまた別エントリーにて),広大なキャッシュとして動いているときのメリットは体感出来ていません.でも逆に考えると,『何かが引っ掛かっている』と感じることも無いので,それなりに役に立っているのかも.

メモリ喰いのeclipseも快適だし,同時に大きなプログラムをゴリゴリと動かしても平気なので,実に良い感じです.

予算に余裕があるのであれば,16GB化をオススメします.メモリを多く積んでおけば(そして可能であれば同時にSSD化),おそらく実質的な寿命(実用的に支障無く使える期間)を1,2年延命させることが出来ると思う.

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