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2011年12月29日 (木)

日本の色のインクを楽しむ:色雫の『朝顔』をLAMYフレンドシップペンに入れて使ってみる

もう何年も愛用しているPelikan  M600 ですが,インクはLAMYのブルーブラック(ボトル) を使い続けていました.

ご存じの通り,このインクは『トラディショナルなブルーブラック インク』でして,化学反応によってインクが定着します.普通の顔料/染料系インクよりも長期保存に耐えると言われていますが(*),その一方で,万年筆を傷めるとも言われています.

(*)現実的には気にする程のことは無いようにも思います.しかし『耐光性テスト』の為,手持ちのインクで筆記した物を直射日光に晒す実験をしたことがあるのですが,数ヶ月のオーダーであっさりと色が抜けてしまうインクがありました.そういう物もありますので,ご用心,ご用心.本当に長期保存を考えるのであれば,『和紙に墨』の組み合わせも良いかも.千年以上持った実績もありますし,そっちに走るのも一興かと :-)

『そう言えば,昔はヌラヌラだたのが最近渋いなぁ…』なんて感じがし始めたのですが.ついに先日,目に見えてインクのフローが悪化.仕方が無いので,一度インクを抜いて洗浄することにしました.

この機会に,折角なので一度使ってみたいと思っていた『Pilotの色彩雫』を試してみることにしました.

メーカーのページを見ると分かる通り,様々な日本をイメージした色がラインナップされています.そしてボトルのデザインも素晴らしい.

私はハンズの店頭でカラーサンプルを実際に見て,好みである青系の中から『朝顔』をチョイス.やはり色味は実物を見ないと分かりにくいですね.webで見た感じでは, 『紺碧』か 『月夜』か 『露草』辺りが良いなぁと思っていたのですが, 琴線に触れたのは『朝顔』でした.

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そしてこれがパッケージ.

パッケージのデザインも中々の物です.シンプル過ぎず,嫌みも無い.

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裏側.

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パカッと開けるとキャップがこんにちは.

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本体と説明書が付いてきます.

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これが説明書.

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本体.ガラス製の工芸品という感じで,インテリアとしても通用しそうなデザイン.

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斜め横から.

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後ろから.

中央下側の凹は,インクが少なくなった際にインク溜まりのような役割を果たします.吸入しやすくするための工夫です.

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キャップを開けて,いざ吸入.

M600は洗浄後にしばらく休ませるつもりで,まずはLAMY サファリ フレンドシップペン に入れることにしました.

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日独交流150周年記念の日本限定モデルです.トップは日の丸の赤,そして使われている黒・赤・黄は,ドイツの国旗を表します.

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『有効150周年』の部分はデカールが貼り付けてあるわけではなく,印刷です.

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ペン先はF.国産と比較したとき,欧米のペン先のサイズは1段アップと考えた方が良いでしょう,そのため,これは国産のMに近い太さ.漢字を書く際にはペン先が細い方が書きや易いので(*),本当はEFが欲しい所.しかしこのモデルはFかMしかラインナップされていません.サファリのシャイニーブラックのEFを移植しようかなぁ.

(*)聞くところによると,狭い面積にピチーッと字を書くのは日本人くらいなのだとか.同じ漢字圏の中国や台湾の人は,かなり余裕を持って大きな字で書くため,ペン先がMやFでもあまり問題にならないんだそうな.

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インクをセットするために分解.保護リングとインクカートリッジを除去.

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軸にあるこの窓は,インク残量を見るための穴です.

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『朝顔』を使うために,今回はコンバータを使用.

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カチッとな.

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そして吸入…Scheisse !!!

狙ったよりも,軸の上の方までインクにドップリ浸かってしまいました.拭くのが大変.

慣れていないからかもしれませんが,この形状のインク瓶は吸入がやりにくく感じます.深さが有り過ぎるため,奥の方まで沈めてしまいがち.そしてどの辺りまで沈んでいるか見ようにも,覗き込みにくい構造.変に傾けるとそのまま倒してしまいそう….

これ程の感覚は,セーラー,LAMY,Pelican,MONTBLANCのインク瓶では感じたこと無いんだけどな…うーむ.

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吸入完了.

イザ!PanzerVor!

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例の如く,ダイスキンに書いてみます.フローが良くてヌラヌラ書けます.そしてペン先がFなこともあり,万年筆らしい味のある筆跡になりますな.

色合いは藍色が少し混じったロイヤルブルーっぽい感じ.好みです.

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透けてはいるけど,抜けてません.元々ダイスキンはMoleskineより抜けにくいってこともありますが,これは結構良い傾向.

そんなわけで,昔買ったセーラーの万年筆(EF)にも入れ,休息の終わったM600にも入れ,現在は『朝顔』一本です.これが終わったら,次は何を試そうかな….

『色彩雫』のシリーズ,良いですな.文字通り色々な色があるので,きっと好みの一色が見付かる筈です.万年筆好きには堪らないシリーズです.

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コメント

こんにちはー。
ラミーのブルー(ブルーブラックだったかなー)を書いても消せるペンが売っていたのだけど、店によって名前も値段もまちまちなの。
どれを買おうかしらと悩み中。
A青年、ご存知?
わたしは、サファリ(極細)とabcを持っているんだけど、abcのスタイルがたまらなくかわいくて、こればかり使ってます。
インクボトルの下についている紙がかわいくて、使えないままなのー。

投稿: ヒメタロー | 2012年1月19日 (木) 12時26分

ひめさんこんにちは.
万年筆の青インクを消すペンですね.基本的には同じメーカーのペン(メーカーが保証しているインクとの組み合わせ)を使うのが良いと思うのですが,ペリカンのSuper Piratとかどうでしょう?

これならラミーの青も消えるみたいです.
http://www.pen-info.jp/pelikanpirat.html

ただ,最近このペンを見ないんですよね….廃番になっているのかも.

>インクボトルの下についている紙がかわいくて、使えないままなのー。

すごーくよく分かります(笑)
私もインクが無くなったのに,紙が殆ど手付かずということがよくあります.

投稿: tadachi | 2012年1月19日 (木) 14時50分

こんばんは〜。

この記事読んでサファリ購入⇨アルスター購入⇨朝顔購入してしまいましたよ!!

万年筆の楽しみを教えていただきありがとうございます。

投稿: 米酢 | 2012年7月24日 (火) 00時09分

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