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2010年12月20日 (月)

MacBook Air 11inchを購入&約一ヶ月使ってみて

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発表直後から気になっていたMacBook Air.結局11月中旬に購入ました.もちろん11inchモデル.4GBメモリ,SSD 128GBという構成の,所謂特盛り.

一般にノート型PCは拡張に制限があるものだけど,Airの場合は,そもそも全く拡張が出来ない.開腹すらかなり面倒.そのため,実質購入時のスペックのまま使い続けないといけない.Appleからの『依頼』(?)で発売中止になっちゃったけど,しかるべきタイミングで換装用の256MBのSSDが発売になる可能性が残っているけどね.

そんなわけで,大は小を兼ねるということでフルスペックにしました.拡張の余地を残して後悔することはあるだろうけど,その逆は考えにくいですし.

購入時に一番悩ましかったのは,既に持っているMacBook Pro 13inchiPadとの使い分け.前者は『可搬性』という面では全然被らないんだけど,後者は用途も含めてかなり被る.詳しくは後述しますが,iPad本体の他,キーボードやスタンドをセットで持ち歩き,ノートPC代わりに使用する場合は特に.

でもまぁやはり『物』としての魅力(魔力?)には贖い難く,結局はAirを購入したという感じでしょうか.

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Airは本体も薄いけど箱も薄い.保護用の外箱も少々安定が悪い.

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ワクワクしながら『開けゴマ』.中から『MacBook Air』の印刷がこんにちは.

067専用の緩衝材がはめ込んであり,内箱の角が潰れないようにきちんと梱包されています.

069箱も美しい….何も知らない人が見たら,PCが入っているなんて分からないんだろうけど.

070箱を開き,天板のリンゴマークとご対面.最初の印象は,『横に長っ』という違和感.

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『中蓋か?』と思う程の薄さの本体を取り出すと,下にはACアダプタや付属品.

ちなみに凝縮感と言いますか,本体は実際の重さ以上に重く感じます.Let's noteは軽く感じて『中身が入ってるのか?』と,心配になる程だけど,その正反対のポジション.金属の固まりという感じです.

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私は純正のUSB Etherアダプタを購入したため,箱の中に収められていました.

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中央は,今回MBAで導入された,OSインストール/リカバリに利用するUSBメモリ.

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Appleの『マグセーフ』式ACアダプタ.

ご存じない方のために説明すると,左の方の一巻きで完結.普段はこれだけ持っていけばOK.コネクタに挿す部分が折りたたみ式のACアダプタになっているのですが,この部分がが入替え可能なパーツになっているのがポイント.写真右側のパーツを付け替えることにより,より長いケーブルを持つACアダプタとして使用できます.

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このACアダプタの売りの二つ目がこの部分,『マグセーフ』.本体に磁力でカチッとはまり,ある程度の力が加わるとパチッと外れます.ケーブルに足を引っかけても,本体が机上から落下する危険性は低い.

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売りのその3はこの部分.このように収納されている角を出して…

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ケーブルをグルグル巻くことが出来ます.収まりが良く,とても使いやすい.

ただしこのACアダプタ,値段が少々張るのが難点.家と職場等,複数欲しいときはちょっと辛いかな.

最近は互換製品も出てきているので,安く上げたい方はこういった製品を選択しても良いかもしれません.個人的には,より小型軽量な互換製品が出て欲しいな…

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そしてApple純正のEthernetアダプタがこれ.本体にEtherポートが無いので,有線LANに接続するためにはUSB Etherアダプタが必須.

Apple純正なだけあって,デザイン的にいい感じ.

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ただし上の写真のように,使用中にプラスチック製の蓋を紛失しそうでちょっと….また,リンク速度は10/100Mbps.GbEtherに慣れていると遅く感じます.

企業の場合,セキュリティの観点から無線LAN接続が著しく制限されている場合があるので,Etherポートは本体に欲しかったなぁ…それもできればGbEで.

Etherアダプタの値段や機能性,速度等が気になる場合は,コレコレGbEのコレとかも検討してみると良いかも知れません.

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本体左側.『最薄部の厚さ』のみ話題になることが多いのですが,横から見るとこのように緩い傾斜になっており,一番厚い部分はそれなりに厚みがあります.ただ,この剛性は半端無いですな.流石アルミの削り出しボディ.

ポート類は最小限.個人的にはもう1ポートUSB,それとEtherポートとSDカードスロットが欲しかったなぁ.

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本体後ろ側.何も無し.

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本体右側.

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ペコッと開けるとこんな感じ.指一本の力でもスムーズに開きます.

トラックパッドがキーボードに比べてやや大きく感じるのと,周りの枠のサイズが大きいせいもあって,液晶が一回り小さく感じます.

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私が購入したのはUSキーモデル.スペースキーが長く,リターンキーがこの形の物が一番しっくり来るもので.

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キーボードのサイズから本体の大きさを決められたような印象も受けます.デスクトップ用と同じように使えるサイズのキーボード.

なお,MBAにはキーボードバックライトが付いていません.ただし私の場合,暗いところで使うシチュエーションが殆ど無いこともあり,全く気になっていません.

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上の写真のように,一番上のキーの列(ファンクションキーの列)だけは変則的なサイズになっています.非常に細くなっています.

(私の場合,『ESC』以外は)まぁあまり使わないキーだし,そんなに支障は無いかな.幅が十分確保されている関係で,押せない程小さすぎるわけでもないですし.

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一つ気になったのは,電源ボタンもキーの中の一つのボタンになっている事.誤って短時間押しても問題が発生するわけでは無いけど,MBPのように,このボタンは別扱いにして欲しかったな…

***

で,使い勝手ですが,巷でよく言われているように,超高速SSDが実に良い働きをしています.特に再起動時等に実感するのですが,『ぶぉーん』と,起動音を鳴らした後,水を一口飲む程度の時間で起動終了.MBPのHDDモデルの場合,コーヒーを淹れて席に戻ってくる程度の時間がかかるのですが,それと比べると別世界.それにプチフリも無し.

HDDのように,耐衝に対して神経質になる必要も無いし,モバイルマシンという面から見ても実に良い感じです.CPUのスペックで見ると,他のモデルよりもかなり劣っています.しかし実際に使用してみると,逆にAirの方が快適にすら感じられます.『PCの待ち時間の大半は,I/O待ちである』ということが実感できます.

ただし,単純にCPUを酷使する用途に関しては,やはり厳しいようです.例えば動画エンコードをしようとすると,かなりキツイ.では動画再生はと言うと,6Mbpsの720pのh.264動画をQuickTimeで再生すると,少し駒落ちしする感じ(ただし視聴に支障がある程ではない.おそらく大半の人は気が付かない程度).VLCで再生すると結構改善するのですが,BootcampでWindows7を動かせば,1080pもぬるぬるで再生出来るそうな.差が出る原因は,GPUの再生支援機能をどこまで利用しているかでしょうね.

次にキーボードの打鍵感に関して言うと,ストロークが少し浅いため,押し込む途中で壁にぶつかるような感じ.昔のThinkPadのように,打っていて陶酔感を得られることはないけど,ストレスが溜まる程でもない程度の実用的なラインを確保できています.キートップのサイズに関しては,もう少し小さい方が好きかな.それとメタルバンドの腕時計をしている場合,タイピング時にアルミ筐体に擦れてジャリジャリするのがちょっと辛い.まぁ仕方がないけど.

液晶に関しても,『IPS液晶じゃないから…』なんて話も聞くけれど,普通のポジションで普通に使う分には全然問題ありません.グレア液晶なので『綺麗に見える』という事もあるのですが,変なクセもないし,普通に綺麗な感じ.ただ,液晶の周りの枠が結構広く感じるのが気になると言えば気になります.本体をもう一回り小さくするか,液晶サイズを大きくしてもらいたかったな(多分Appleがココを弄ることは無いと思うけど).

トータルで見ると,重さ,大きさ(特に薄さ)がこんな感じだと,持ち歩くのが苦ではなくなります.MBPでは厳しかったけど,今は(使わない日があるにも関わらず)毎日持ち歩いています.このような使い方をしていると,サスペンド時間が延長されたこと(サスペンド中の消費電力の低下)も,かなり有り難い.

MBPと比べた場合,バッテリ駆動時間の大幅な短縮が唯一非常に気になる所ではあるけれど,最近は(移動中にバリバリ使いながらの)電車/飛行機での長時間移動が無いので,結構何とかなってます.充電時間もかなり短いので,コンセントが利用出来る所に来た際にこまめに充電するという感じで使用しています.

このデザイン,使い勝手に魅力を感じるのであれば,買って損のないマシンだと思います.今ならAppleのオンラインショップで24時間以内発送なので,年末年始に間に合わせたい場合も何とかなるタイミングかな.

ソフト編に関しては,また日を改めてまとめようと思います.

***

最後に,冒頭で書いたiPadとの使い分けに関して.

実際に両方使ってみると,やはりiPadとMBAは別物でした.iPadはコンテンツブラウザとして実に秀逸で,プレゼン(親戚や子供達向け含む(*))やエンターテイメントに対しては実によく考えられているデバイスです.その一方で,MBAはやはりコンピュータ.入力したり演算させたりコンテンツを作るためのツールです.ブラウザとして使用した場合,iPadの方が遙に使い勝手が良い.

そのようなわけで,仕事抜きで数日間遠出する際には,iPadとMBAを共に持っていくことになりそうです.『減るはずの荷物が増えとるやんけ』というツッコミが聞こえてきそうですが….仕事の話が追い掛けて来そう&どうしても荷物を少なくしたいときはMBAだけで…ということもアリだろうけれど,人と会う/親戚の子供達と会う場合は,iPadが絶対に外せない(**).

その一方で,iPadとMBAを共に持って行く際には,iPad用のスタンドとキーボードの同伴率は下がりそうです.iPadが少し背伸びをしてノートPCの真似事をしていたけれど,本業に専念することにしたという感じでしょうか.

(*)iPad用のVAG Adapterと,同じくiPad用のKeynoteは実に素晴らしい組み合わせです.冗談チックな家族の紹介スライドを作成し,大型液晶テレビでプレゼンしたところ,『私もやらせて!』と,即座に子供に奪われました.Keynoteが使いやすいという理由もあるのだろうけど,短時間でアニメーション効果バリバリのプレゼン返しにあったのには驚きました.なお,VGAアダプタが使用できるソフトは限られているのですが,AirVideoが対応していたのは実に嬉しかった.AppleTVのような感じで,iPadの動画をテレビで再生して楽しんでいます.このアダプタ,iPadユーザにはマジお勧め.ついでに言うと,HDMIアダプタ出ないかな….

(**)甥っ子に会うと必ず,『おにーちゃん(!!),でっかい携帯かしてー』と,速攻でせがまれます….1歳の子供でも使えるってのは実に驚異的なUIです.

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