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2010年5月30日 (日)

ThinkPad X100eのメモリを4GBに増設する

Tpm1

と,いうことで,出張も無事に終わった.

思ったよりも椅子に座っていられる時間が少なかったため,急いで購入したThinkPad X100eを酷使して…という感じのシチュエーションは無かったた.しかし,X100eの画面の解像度とキーボード&トラックポイントの使いやすさは,出先でのテキスト入力やメールの読み書きの際に非常に役立った.

細切れ時間を使ってメールを読み,これまた急いで返事を書いて送信しなきゃ…というときに,タイプミスを頻発するようなキーボードは道具として失格である.そういった意味でも,X100eは出張の相棒として実に安心感がある.

その一方で,エンターテイメント向けの用途には,液晶表示品質的に少々厳しいかなという感じがする.

具体的には,写真の表示や動画の再生を行った際に,発色が今ひとつだ.デフォルト状態では白飛びしやすく,階調感も乏しい.Windows7側でカラーの調整を行ったり,Catalyst Control Centerを入れてコントラストを下げたりガンマ値を調整したり等してみたのだが,(同じくTN方式の液晶を積んでいる)MacBookProと比較すると…とても敵わない.ただし,一般的な仕事で使用する分には充分だし,アンチグレア液晶が採用されているという面では,逆にアドバンテージと言える部分もある.『これから購入しようと思っていたのに…発色が心配だ…』と,いう方は,一度店頭でご確認されることをお勧めする.

それにしても…iPadのIPS液晶は素晴らしく綺麗ですな.発売日に某氏が見せびらかしに来られた際に触ってみたのですが,実に所有欲がくすぐられますなぁ.

さて,前振りが長くなったが,メモリ増設について.モノは家に届いていたけれど,出張から帰ってきて時間が取れたため,ようやく作業が実施出来たという感じである.


○メモリ増設
店頭モデルの2GBでも,重量級のソフトを使用しなければ普通に使える.そういう意味では,『実用的に使うためには4GB化が必須』という感じではない.

X100eでのメモリ増設によるメリットは,複数のソフトを同時に使用した際にパフォーマンスが落ちにくい(スワップアウトが発生しない)ことや,2GB*2構成になり,メモリがデュアルチャネル動作になること,後者はメモリアクセスが高速化されるため,(オンボードメモリをVRAMとして使用するグラフィック機能も含め)全体のパフォーマンスアップに繋がる.

デュアルチャネル化によってパフォーマンスがどのように変化するかは,PC watchに素晴らしくまとまった記事が既に公開されているので,そちらを参照のこと.要約すると,『ベンチのスコア的には若干アップに留まるが,メモリに余裕が出来るためにWindowsが体感的にサクサクになる』という結論.

メモリ増設の手順は以下の通り.

Tp_m1

今回使用したのは,TSUKUMOで『CT25664AC667 (SODIMM DDR2 PC2-5300 2GB) (交換保証込) 』として売られているメモリ.

これを選択した理由は,安かったから(笑)

Tp_m2

まずはバッテリを外し,裏蓋にあるネジを全て外す.

なお,X100eは天板が軽くアーチ状になっており,強度を稼いでいる.そのため,このように裏返すと卓上で安定しない.

Tp_m3

ネジを外した後,向かって下側の切り欠け部分から裏蓋を外す.

Tp_m4

このようにツメがあるので,割らないように慎重に作業を行うこと.

Tp_m5

裏蓋を外した状態.左上にHDD,左下にWANカード用スロット,中央下にWAN用のSIMスロットが見える.既にWAN用のアンテナが配線されており,カードへの接続端子が引き出されている.

なお,利用可能なWANカードはeBay等で売られており,入手可能だ.購入の際には,『SIMロックフリー版』を購入のこと.

今回メモリを増設する場所は,右中央部分.右下に見えるのは,既に搭載されている2GBのDIMM.

Tp_m6

このようにスロットに挿してから…

Tp_m7

寝かせてロックする.

Tp_m8

再び組み上げた後で起動してEnterキーを押し…

Tp_m9

『Startup Interrupt Menu』に入る.

Tp_m10

そして『Total Memory』の所が『4096MB』になっていたら増設&認識完了.

Windowsの32bit版の場合(X100eの場合は自分で入れない限りは64bitOSの選択肢は無い)は,メモリを4GB積んでいても3.2GBまでの認識になる(*1).また,オンボードビデオはメインメモリからVRAM分のメモリを取るため,さらにOS側で利用可能な容量は減る.そのため,Windows起動後に『メモリ容量が4GBよりもかなり少なくなっている』という状態は正常である.

なお,OSから認識されない3.2GB以降のエリアをRAM Diskとして有効利用するソフト(*2)も存在するので,また時間が取れたときにでも試してみようと思う.

(*1)Windows以外の場合,32bitOSでも,4GB 以上を認識・利用可能な場合もある.
(*2)ERAMの使用例は例えばこのエントリ

メモリ増設後の感想としては,劇的に何か変わったという感じはしない.その一方で,複数ソフトを起動してゴリゴリ動かし始めた際に,少し動きが軽くなったかなという感じがするときもある.その程度と言えばそうかもしれない.しかし,ネットブック的な使い方よりも重い処理をさせる可能性がある場合は,メモリ増設しておいた方が,何かと安心であると言えそうだ.そして5千円程度の投資で済むわけだから,懐的にも優しいアップグレードであると言える.

なお,ThinkPad X100eの保守マニュアルは,ココで参照可能である.分解や修理を行う場合は,一度目を通しておくと良いだろう.

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