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2010年5月 6日 (木)

「デキビジ」にひろゆきが出て盛り上がっていた件

ここ数日,ネットにもあまり繋がずに引き籠っていた.その関係で話題に乗り遅れたのだけど,かなりインパクトのある放送があったことを今日知った.

内容は 勝間女史と ひろゆき の対談.この回の放送なのだけど,twitterでもこんな感じで凄い盛り上がり.放送された内容はYoutubeにも上がっているので,見逃した人はその1その2その3 の順で観てみよう.

多くのコメントは

  • 女史がディベートで劣勢→ヒートアップ→ゲストを罵倒という流れがアレだよね
  • (対象的に)冷静に鋭い突っ込みを入れて打ち負かす ひろゆき 格好良い

に集約されるような感じがする.

大抵こういう番組は,予め着地点が定められていて,徐々にそこに話を収束させるって感じの構成が多い(*).だけど,予定調和無しの番組(だそうだ)なのに,ゲストが ひろゆき ってのは無茶苦茶リスキーでしょ.番組としては話題になって良かったかも知れないけど,女史のダメージはかなり大きいと思われる.

(*)『このような内容のコメントをお願いします』のようにリクエストされるという話はよく聞く.また,そういった積極的な誘導が無かったとしても,事前に番組の趣旨を聞いていれば,普通の人は自ずと(制作者側に)求められている内容を語ってしまうことが多いだろう.

議論の展開で興味深かったのは,ひろゆき のディベート戦術.これをあのテンポで飄々とやれるってのは天才的ですな.逃げ道を塞いで追い詰めている部分もあり,『大人げない』って思う人も多いと思うけど,阿る必要が無ければ,主義主張を曲げてまで相手に謙る必要は無いでしょう.女史の世間に対する影響力の変化を念頭に置きつつ,いつもより攻撃的に振る舞ったのかもしれませんが…そこまで計算高くは無いかな….

しかし,女史のキャリアから考えると,エグイ顧客とのディスカッション/ディベートの経験も豊富そうなのに,どうしてこういう流れを制御出来なかったのかなぁ…と,思ったり.

まぁそれは兎も角として,議論のやりとりが面白過ぎ,本来議論すべき本題(?)がどっかに飛んでしまったのは非常に残念な所.尤も,『掲示板の匿名性は~』や『若者の起業を~』に関しては,調査不足&そもそも設問に無理があるので,身のある議論にはならなかったと思います.ただ,『幸せとは?』とかいう内容に冠しては『個人の主観』で終わるのではなく,掘り下げて欲しかったなぁ.『勝間vs香山』に近い展開になったかもしれないけど.

この部分に関する ひろゆき のコメントを聞いて思い出したのは,以下の話.某掲示板によくコピペされている物だけど,出典はどこなんだろう.

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、
もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に
魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな
村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンの
オフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、
日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。
どうだい。すばらしいだろう」

少し掘り下げると,『ワークライフバランス』とか『ベーシックインカム』(*2)(*3)とかいう方向に話が進むかもしれませんが,それよりも何よりも,勝間女史にとっての『幸せ』とは何かという部分に関しての本音トークを聞きたかったなぁと…マスメディア上では無理か….

(*2)私はベーシックインカムに関してはネガティブな意見を持っています.理由は,こういう事例もあるから.ただ,社会保証上『必要な所には』配るべきで,それは現在の生活保護の延長線上で良いのではないかと考えています.

(*3)ひろゆき があそこまで言えるのは,生活できる経済力があるからという前提はありますな.私は『格差が悪』なんて考えはないけど,ワーキングプアとか,セーフティネットに引っかからずに/セーフティネットを知らず,生活そのものが成り立たない状態の人達は何とかしないといかんと思う.水と安全が保証されている筈の日本で,仕事を出来ない状況にも関わらず生活保護を打ち切られ,そして餓死する人が出るってのはどうかと思うんですよ.

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