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2010年4月25日 (日)

Hybrid W-ZERO3終了?

今月頭に『ウィルコム「HYBRID W-ZERO3」生産終了の危機?--すでに完売の店舗も』という記事が出ていました.ネット上でも様々な噂が飛び交っていたので,関心を持ってウォッチしていた人も多いと思います.そして気がつくと,公式ショップからもサクっと姿を消しました.『在庫切れ』でも『入荷未定』でもなく,アナウンス無しでいきなりページそのものが無くなり,存在そのものが無かったかのような扱いです(以下,Hybrid W-ZERO3をHBW3と略).

とりあえず私は発売日に入手出来ましたので,今回の騒動に巻き込まれることはありませんでした.しかし,購入時にWILLCOM 03の2年縛りがまだ半年残っていたので,『縛りが切れてから機種変しよう.その頃には初期にありがちな不具合も無くなってるだろうし』なんて考え,一時は機種変を先延ばしにしようか迷っていました.そんなわけで,一歩間違ったら他人事ではありませんでした….

店頭で若干残っている所があるようなので,どうしても入手したい人は明日辺り,電器屋巡りをしても良いかもしれません.

詳しくは後述しますが,3月分から料金プランの内容が少し変更になり,とてもお得な感じになりました.この変更のおかげで,『人気急上昇→端末在庫払底』という流れが出来たので,長い目で見ると,(欲しい人が買えなくなったという意味で)この変更がユーザにとって良かったのかどうか微妙な部分があるような気もします…

本ブログでも何度か採り上げたのですが,まだまとめていなかったHBW3ネタをざっとまとめると,次のような感じ.

と,まぁ,大きい話と小さい話があったのだけど,個人的に気になった所は,以下の3点.

○3Gをあまり使わせず,PHS網を使わせるように誘導しているように見受けられる

御存知の通り,WILLCOM CORE 3GはDocomoの通信網を借りてサービスしています.ただ,繋がる先はPRIN.昨年設備増強を行ったという話がありましたが,パフォーマンス的にこの部分がボトルネックであることはよく知られています.

本当はきちんと調べてから書いた方が良いと思うのだけど,未だ設備増強が不十分な所で止まっており,今後残りの設備投資を行う目処が立たなくなったのではないか…とか,想定以上にユーザが激しく使い始めたため,料金体系的に無理が出てきたのではないか…とか,色々と想像をしてしまいます.PHS網は自前の物ですし,過去にかなりしっかり増強しているので,こちらを使用してもらった方が,安心してサービス出来るといった所でしょうか.

○HYB3はもう買えなくなるの?

会社更生法の適用を受けた場合,相手の社内規程その他により,その後の取引が大幅に制限される場合があります.極端な例(でも無いか…)として,記憶に新しい所では,こういうこともありました.

これまでに出てきている情報を見ると,シャープ側の提示している取引条件とWILLCOM側が飲める条件間には,かなり隔たりがあるような感じがします.また,WILLCOM 03も投げ売りを思わせる状態になりつつありますので,シャープ製の端末は在庫限りになり,当分はWILLCOMからスマートフォンが出ない・買えないようになるかもしれませんね….

間に入って交渉している人を応援する気持ちで一杯です.PHSの開発費は一般の携帯と比べたら雲泥の差なわけで,シャープ社内のPHS端末開発部隊も相当頑張ってたんじゃないかと思う.シャープが会社としてWILLCOMをサポートする方向で動けばガラッと変わると思うけど,厳しいかもなぁ.今のままだと誰も報われないなぁ.

ただ,交換用バッテリがつい先日,オンラインショップに並びましたし,サプライ品の供給ルートは(細いかもしれないけれど)目処が立ちつつあるのかも.また,先週のつぶやきを読むと,状況は依然厳しいものの,完全に交渉を打ち切ったわけでもないようなので,一縷の望みを託したいと思います.

○2.5GHz帯割り当てって結局なんだったんだろう

willcomが今回このような状態に陥ったのは,1)加入者の減少 2)設備投資費の借入金が重荷 3) XGPに対する新規設備投資負担に耐えられなくなった のが理由であると挙げられています.実際その通りだと思います.後はリーマン・ショックの影響でカーライル・グループから追加融資を受けられなくなったり,主力行からの支援も厳しく,起死回生の策であったXGPの全国展開が絶望的になったことも影響していると思います.

それは兎も角,こういった状況になると,当初から言われていたことですが,2.5GHz帯の割当に関する審査内容が実に不可解だったということが目立ちます.こちらにそのときの評価内容が出ていますが,『ウイルコム』は『財務基盤』という項目で,唯一『A』評価です.

その3年後,『オープンワイヤレスネットワーク』に入っていたsoftbankが支援することになったわけですが,この資料では,『財務基盤』はB評価になっています.そして周波数帯の割当はというと,『新会社への30億円出資』ということで,実質的にsoftbankがお金で買った事になりました.『割当を受けた会社が倒産し,利用困難になったので権利を放棄.結果,周波数帯割当の仕切り直し…』ということは行われませんでした.

実にお粗末な展開になりました…

* * *

あ,そうそう.HBW3の3GのSIMは,別の端末やPCに挿しても使えますので(当然そういう機能が乗っていればだけど.例えばVAIO Xとか使えるみたい),HBW3はPHS専用にするという使い方が良いかもしれません.

最近話題のb-mobileのSIMは,速度がかなり悲しい状態にあるようなので,そこそこの帯域かつリーズナブルな料金体系で,通信ポート制限無しの通信が出来るというのは結構魅力的かも.

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