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2008年7月15日 (火)

Friioの常時在庫化

次第に販売開始のインターバルが短くなり,品切れになるまでの時間が長くなり,そして現在は白(地上波用)/黒(BS/CS用)共に常時在庫有りになった.前にこのエントリーを書いたときには『入手性』がネックだったのだけど,それが無くなった形に.実に有難いことである.

供給が安定したということと,コアなユーザにほぼ行き渡ったといった感じなんでしょうね.

え?私?

『もうちょっと安ければ,2~3台欲しいですね』と,いった感じでしょうか.

ただ,Friioの3万という価格が高いという話もあるけれど(根拠として,製造原価の話が出ることが多い),価格なんてものは需給のバランスで決まるものなので(*),個人的にはもっと安いほうが嬉しいけど,現状は妥当な所かな…とも思う.デジタル放送の規制が大幅に緩和されるか,競合商品が出てこない限りは,値下げされることは無いんじゃなかろうか.『膨大なストックを抱えており,売り切らないとヤバイ…』とかいう状況の場合は別だけど.

(*)とは言え,普通の人が適正な価格で購入できる機会を奪って大量に買い占め,高値で販売する転売屋の存在は,あまり気持ちの良いものではないですな.埋もれている価値あるものを地道に発掘し,それを日の当たる所に出す人は逆に拍手ものですが.

次に『製品としての安定性は?』に関しては,friioはWindowsで使うと何かとトラブルが多いらしいのだけど,Linuxだと劇安定とのこと.フロントエンドに関しても,foltiaのfriio対応版や,vrsを修正して…という感じのものも既に存在しており,実運用状態でバリバリ使われている人も結構おられる模様.

思えば私がivtvドライバ等に携わる切っ掛けになったのは,当時のアナログ放送用DIGAのインターフェイスの限界を感じたことと,DIGAからPCに録画したものを持って来る手間に嫌気が差したから.結果的に劇安定のドライバが出来,出先からでも自作のスクリプトでチャチャッと予約録画したり,ロケフリのように遠隔地からでも録画したものが観られるようになった.家の中であれば,普通の家電のように液晶テレビに表示することも出来るようになり,うちの子供もこれを利用したりしている.

あ,そうそう.一昨日前にリリースになった Kernel 2.6.26の正式版に,saa717xのドライバが入りました

で,デジタル録画の話に戻すと,当然うちにはデジタル放送対応のDIGAもある.主に家族が使っているのだけど,F99で固まったり,録画中に電源入れると録画が中断して再起動(?)するという感じのトラブルがたまに発生する.それもほぼ決まってドラマのクライマックスに!!

裏で動いている物が異なるので単純に比較することは出来ないけど,録画失敗の頻度はivtvドライバを使ったLinuxBoxよりも高い(と,言うか,ivtvで録画に失敗したことないぞ…).そしてDIGAで録画したものをPCに持ってくるには…(略)…手間としては…(略).さらに,インターフェイスや機能に関して不満があっても,ユーザは拡張出来ない.

まぁそんなわけで,『この道はいつか来た道』なわけで,24時間運転のlinuxサーバがある場合,Friioのようなものを繋ぎ,PCで直接録画した方が何かと利便性が高いし,自分で拡張できるので(例えば録画後の圧縮とか),機能的な壁も少ないという結論に達するわけなんである.

ただ,このような物は(少なくとも現状においては)万人向けでは無いのも確か.一般に売られている家電で満足できる場合は,そちらを利用している方が良いでしょうね(他意は無い.あえて不必要な苦労は背負わなくても良いでしょう と,いうこと).でもまぁDIGAをはじめとするかなりの家電はLinuxベースだし,多くの人は知らないうちに家電の皮を被せたLinuxを使っているわけだけど.

と,まぁ,前述の条件に合致した人は,録画したいチャンネル数(上限いくつだっけ?)のfriioと大容量のディスク,それと24時間運転のLinuxサーバがあれば,バラ色の録画ライフが待っている…と,なりそうなものだけど,気になる部分もある.特に問題となるのは,B-CASとの絡みなのだけど,ココとかココを読むと,色々と興味深い情報が書かれている.また,GIGAZINを読むと,多くの消費者が思っている・考えていることを代弁した記事も多いので,頷かされることが多い.

Friioそのものに関して明確な違法性があればとっくに取り締まっているであろうし,権利者団体がここまで対応策を巡って大騒ぎすることは無いわけだけど,B-CASの利用に関してはヤヤコシイ部分が存在するのは確かである.

他の方法でMPEG2-TSを抜こうとしても,不正競争防止法に書かれている『技術的保護手段の回避の禁止』は私的使用目的の複製も制限するので,さらにヤヤコシイ話になりそうだ.

やはり規制緩和されないかなぁと思うことしきり.ここがクリアにならないと,大手を振って色々と出来ない(まぁアレです.ちなみに台湾から届く箱はとても小さいです).非常に窮屈に感じるなぁ…と,思う今日この頃.

# 某掲示板から飛んできた人宛のメッセージ:某氏は竹馬の友でも何でもないです.こんな感じの対応をしたこともあったのですが,相変わらずなので非常に迷惑しとります.某氏はもう1回何かやらかしたらプロバイダ強制退会とかになるという話も聞くのですが…[分かりにくくてすまん.きちんと書くことにした.]

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コメント

暑い日は続いています。
元気ですか?
私のほうはPCと共に
バテ気味です。
Friioは白、黒購入して
誰かmythtvに完全対応にしてくれないかと他力本願中です。(笑)
こいつらの良いところは
やっぱりUSBで接続できるところではないでしょうか?
PCI接続ビデオカードのドライバーの開発に比べると
素人の見るところでは
労力は少なく?済むように見えますがどうでしょうか?
規制に関しては
頼んでもいないのに天から降って来る電波を受信してそのまま取り込んではいけないのか?
取り込むまでは問題なさそうな気がします。これも素人の見解です。(笑)

投稿: くま | 2008年8月12日 (火) 19時01分

くまさんご無沙汰しています.
私の方は仕事だけで夏が終わりそうです(涙).最新kernelで動くsaa7133gyc-stvlp用linuxドライバを求める声が結構上がっているので,久しぶりに以前作成したもののメンテを…と,思いつつ着手できていなかったりします.悲しい X-<

まぁそれはさておき,廉価で売られていたSKNETのMonsterTV HDUSが,ドライバの改造だけでFriioと同等のことが実現できるということで祭りになっていましたが,情報が広まった後の出荷停止に至るまでのメーカー&B-CASの動きは早かったですね.USB接続の類似製品は結構あるので,もしかしたらアレも…とか思ったりもするのですが,この手のことは内輪だけでコソコソとやらないと(速攻で対策されるので)厳しいかもしれませんね.

あとFriioとmythtvの連携に関しては,(くまさんが書かれているように)某掲示板の情報が一番充実しているような気がします.私はmythtvユーザでは無く,コマンドラインツールがあれば良いというタイプなので,こちら方面はあまり協力出来ない感じです(^^;

投稿: tadachi | 2008年8月15日 (金) 15時57分

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