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2008年7月22日 (火)

雑誌を買い直す[電子データ化]

本棚に並んで収められている技術系の月刊誌.内容の陳腐化とかはあるのだけど,ある程度時間が経って資料的価値を得た物とか,気合いの入った記事には,いつまでも残しておきたい物もある.でも,雑誌は嵩張るし紙質の関係で経年変化に弱い.

『情報が残れば良い』ということであれば,『解体してドキュメントスキャナで取り込んで…』と,いう方法があるけど,それなりの時間と手間がかかるので覚悟が必要だ.何れは再開しようと思っているけど,私も試行して挫折した経験がある.

そんな『ものぐさ』な私のような人に打って付けなのが,過去に刊行した雑誌をPDF化してCD/DVD-ROMに納めた『書籍』.休刊時に出血大サービスで…と,いう場合もあるので,これが出るのが悲しい場合もあるのだけど.

『いつか大掃除の時に取捨選択して捨てよう』とか思いつつ持ち続けていたり,『いつか使うかも』と,何気なく捨てられずに雑誌を持ち続けている人は多いと思う.

だけど,電子版で改めて購入すれば,迷うこと無く手持ちの紙媒体の雑誌を一気に捨てられる.テキスト検索出来るものが大半なので,スペースを稼げるのと同時に,情報の再利用性も向上する.多少追加でコストがかかるが,手間代だと思えばそれ程高くはない.

# ただし,一部の記事が電子データとして含まれていなかったりする場合もあるので注意が必要.

うちの本棚を見回して見ると,例えばこんな本がある.

全て紙媒体で置いてあったとしたら…(汗).スペースは効率絶大だ.

# ユニマガは高かったけど,満足度も高かった.

ちなみにトラ技もこういう本が出ており,欲しいなぁとは思っているのだけど,購入には至っていない.個人で買う物ではないかも…

以上,過去の刊行物を電子データとして買い直すという話を書いたわけだけど,新刊がいきなり電子データとして販売されている場合もある([雑誌のFujisan.co.jpのデジタル雑誌]).まだごく一部の書籍/雑誌でしかこういう形態で販売されていないけど,定期購読している雑誌がこのような形態で販売されていたら,電子版に切り替えるのも良いもしれない.


最後に『学会誌/論文誌』に関して.

私は前に居た会社で口頭/論文発表する必要があり,そのために複数の学会に入った.その後,職場も仕事内容も変わったけれど,現在も退会していない学会がいくつかある.

悩みの種は毎月送られてくる学会誌/論文誌の保存スペース.真面目な話,学会に何年か入っていると洒落にならない分量になる.また,経験者は分かると思うけど,捨ててしまった後で万が一必要になったときのことを想像すると…安直に捨てるわけにはいかないので悩ましい.

そんな中,会員の方は既にご存じの通り,情報処理学会は紙媒体の配布を止め,今年度から全て電子化する運びとなった.

以前から論文誌その他諸々が電子図書館に収められており,購読会員であればPDFを無料でダウンロード,非会員でも必要な物を有償でダウンロードすることが可能になっていた.これが一歩進められた感じ.オンライン検索も可能だし,非常に良い感じだ.保存(全てストックされている)・検索(必要なものをすぐに見付けられる)・即時入手可(欲しいときにすぐに手に入る)という3拍子揃っており,実に素晴らしい.

他学会も電子化を急速に進めている所が多いので,いずれはこの形態がスタンダードになるかもしれない.

ちなみに情報処理学会の会誌である「情報処理」,非常に面白い記事が載っていることが多い.IT系の方は目次を是非ご覧あれ.


個人的には,一般の雑誌・書籍もこういう形態になって欲しいなぁなんて思う今日この頃だけど,権利関係とかお金の話を考えると実現は難しそうですな….もし実現されれば,『所有することに意義を見いだせる本』以外は全て電子図書館で…と,いう感じに出来,家の中が広々するんだけどなぁ.

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コメント

はじめまして!
ToT(てぃーおてぃー)と申します。

さて、書籍の電子化!
確かに、紙媒体の劣化性を考えると、電子化する意味は大きいですよね。
僕もかつて、一生読み続けたい漫画本を、スキャナとアクロバットプロを使って、一生懸命取り込みした事があります。
 『漫画道』とか『空手バカ一代』とか、、、当時まだ復刻版が出てなかった頃なので・・・・。

でも、物凄い莫大な作業量、時間を考えると、とてもじゃ無いけど自分でやるのは無理!
で、最近 電子ブック形式で購入出来る書籍が増えてきており、楽しみにしています。

あっ・・・・・でも、お風呂場で読めないのが難点かも(笑)

完全防水性・耐熱使用のVAIOを、SONYさん作ってくれないかなぁー(笑)

投稿: ToT | 2008年8月10日 (日) 00時57分

はじめまして.ToTさん.
電子化したものの手軽なビューワー(ソフト,ハード共に)は確かに悩ましい所ですね.私はSA1F00Dをこの用途に当てようとしていたのですが,解像度の低さ&ドライバでのピボット時に発生する諸々の問題のために断念しました.工人舎のSHやSC等であればクリアできるので,食指が少し動くところであります.(流石に防水,耐熱はないですけど(^^;)

あと,書くのを忘れていたのですが,たしか長野の方に,書籍の裁断とドキュメントスキャナのレンタルをセットでやってくれる業者さんがいます.手間を省くという意味では,こういった業者を利用すると良いかもですね.

投稿: tadachi | 2008年8月10日 (日) 16時42分

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