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2008年2月20日 (水)

山男でなくても楽しめるマンガ:「岳」

本屋で見かけ,表紙に心惹かれたので1冊購入.読んでみたら面白かったので大人買い.先日第6巻が出たのだけど,これはAmazonに予約→届いたのを速攻で読んだ.最近このパターンが多いなぁ.

今までも山岳を題材としたマンガは何冊か読んだけど,「これは!」と,いうものに出会ったことはほぼ無きに等しい.

連載の最初の方では壮大なストーリーになりそうだと期待させられ,やがてちょっとおかしくなり,最後の方は尻すぼみで打ち切り同然に終わるという展開も何度か見てきた.映像であれば,『クリフハンガー』 とか『バーティカルリミット』 のようにアクションで魅せるという手もあると思うけど,静止画では限界があるしね….

で,この『岳』というマンガは,その例外.『山岳』が題材ではあるのだけど,それが描きたくて描かれたマンガという感じではない.作者は相当山が好きなようだけど,本筋は所謂『ヒューマンドラマ』的な話.山岳救助のボランティアが主人公のマンガで,アクション的な派手さとかそういうものは無く,ストーリーだけで魅せようとしている.そして基本的に各話で完結しているのも良い.

山岳マンガの難しさというのは色々とあると思うけど,やはり絵のみで『シンドさ』とか『苦しさ』とかを表現するのは非常に難しいと思うし,気を失うんじゃないかというくらいの『寒さ』とか,命の危険を感じるほどの『恐怖』ってのも体験したことのない人に伝えるのはかなり厳しいと思う.案外こういう表現にチャレンジし,失敗とまでは行かないけれど,充分に伝わらなくてコケてしまったマンガが結構多いのかもしれない.

でも,『岳』は『それ』がメインではないので,仮にうまく伝わらなくても,話が台無しになることはないように思う.ストーリーだけでも秀逸です.そして『仮にうまく伝わらなくても…』と書いたけど,私は雪山の話は読んでいてブルブル来たので,表現力や描写力も相当あるように思う.

山登りの好きな人にも,あまり興味の無い人にもお勧めしたいマンガです.
(人が亡くなる話が多いので,辛い結末が多くはあるけれど...)

とは言え,私はそんなに登山が好きなわけではありません.でも,景観の良い所に行くと,ガンガン上を目指して登ってしまったりする.最後にマトモな登山(トレッキングですが)したのはいつだったかな~と,写真眺めていたら,色々と懐かしいものが出て来たので少し貼ってみるテスト.

二重の虹

急な雷雨があり,見ようと思っていたMount Robsonは雲の中.雨が止みかけのときに振り返ると二重の虹.

こういう偶然の瞬間って結構うれしいものです.
冬の岩山 某所に行ったところ,その年は春の訪れが遅かったようで,5月上旬にこんな状態.前日は吹雪だったし,この日も天気がご覧の通り悪い.しかし,この岩山の頂上から下を眺めると凄まじく良い景色(夏場に一度登ったことがある)なのでチャレンジすることに.

この下に広がる某有名湖,この日はまだ比較的厚い氷が張っていたのだけど,日本人観光客が中の方まで行ってドボンと落ち,大騒ぎになっていたらしい.

某高級 ホテルが湖畔にある(一度泊ってみたいなぁ...私らはたいていB&B(Bed and Breakfast)に泊ってレンタカーで移動って感じ)ので,パックツアーの人かなぁ.

雪山 やっぱきちんとした装備が無いと,雪の残っている山は危険です.

膝くらいまで雪に埋まりながら歩いたり,斜面をズルズルと滑り落ちそうになりながら懸命に歩いたけど,結局引き返しました.頻繁に行ける所はないので無念なり.でも,無理して怪我したら元も子もないしね…と,自分を納得させた

実際,この近くで滑落した人が出て,レスキューが出動したという話も耳にした.


夏の風景 ちなみに夏に行くとこんな感じ.先の岩山の頂上へは,この湖をぐるっと回り込んでから登ると行ける.(流石にあれを直角に上る人はそうそう居ないと思う.岩も脆いし)

パッと見,割と近くに見えるけど,そう見えるのは遠近感が狂うため.実は相当距離がある.

※下から大体2時間くらいでここまで登れる.Mirror Lakeで引き返す人も多いけど,このLake Agnesまで行かないと非常にもったいない.また,さらに余力があれば,さらに上まで行くことをお勧めしたい.
Warning 春先は,野生動物も活発に活動しています.

「熊が目撃されているから注意してや」の張り紙が.
く,クマー く,クマー(Black Bear

そこのアメリカ人,カメラ持って近付かない!え?小熊が見えたって?母熊に後から回り込まれるので危ないって.(実際にこんなやり取りをしたんだけど,彼は興奮しまくって人の話を聞いてない感じだった :-< )
氷河 氷河とかは早めに見に行った方が良いですね.たったの10年前と比べても,かなり溶けて後退した感じがする.
M1 ここは途中までロープウェイで上がることも出来ます.無茶苦茶高いわけではないけど,空が近く感じる.

結構老齢の方も来られているのだけど,ホント,あっちの人って年取っても元気.
M2 PCのCMとかでもよく使われている(液晶のはめ込み合成画面とか)ので,見たことある人は多いと思う.夏の晴れた日に行くと,とても良い所です.

ちょっと贅沢出来る場合は,畔のロッジに泊まるのがお勧め.とてもゆったりとした良い時間を過ごせる.

左の写真は5月上旬の夕方のもの.このときはまだめっちゃ寒く,湖面の氷がようやく解けるか解けないかの時期だった.外を少し散歩したら芯から凍えてしまい,ロッジ内の暖炉に薪をくべた後,しばらく身動き取れなかった.
Bighorn sheep ここはよく知られた観光地の近くで,ロープウェイでも行ける所.かなりシンドイけど,自分の足で登っていくことも可.

春先に行ったらBighorn sheep のつがいが居ました(近くに見えるけど,結構離れた所から撮影).よく見ると怖い表情.子供はかわいいんだけどね.

昔,この近くの街に嫁さんが住んでた関係で,この近辺には何度か行った(引きずり回された)のですが,昔と比べてElk の姿はすっかり少なくなりました.とは言え,たまーに道を悠々と歩いている.

で,「あっ.鹿っー!」と,カメラ持って近付いていって,ドスっと角でやられて転ばされて怪我する日本人がいるという話を聞きました.『野生動物に近付かないで』という張り紙があちこちに貼られていたのですが,当然日本語でも書かれていた(笑)

奈良の鹿に鹿煎餅やる感覚で近づくと危険.日本人観光客 自重w

※奈良の鹿もシーズンによっては凶暴.うちの嫁さんも子供も頭突を食らって引きずり倒されたことアリ.

うーん.またゆっくり旅行したいなぁ.

子供がある程度大きくなってから行くかなぁ...

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