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2007年12月10日 (月)

マルシン デリンジャー 8mm HW ブラックHW

 ふらっと寄った店先にてYujinの『The 銃 Part10』というものを発見.ガチャガチャのラインナップも侮れないですなぁ.大人でも遊べそうなものが結構ある.で,早速200円投入.1回目にショットガンタイプ,2回目にシルバーのデリンジャータイプをゲットした.

 ショットガンタイプはポンプアクションで撃鉄をコック出来るし,デリンジャーの方は上下2本になっている銃身がパコッと中折れし,上下1発ずつ弾を込め,パチッとハメて打つというギミックがきちんと可動する.特にデリンジャーの方は,安全装置兼上下の打ち分け用のスライドスイッチが付いていたりなど,細かな所も工夫されている.

 ただし工作精度はちょっとアレな感じで,例えばバレルの内径よりも弾が若干細くなっており,弾を込めて銃身を下に向けるとスルスルと弾が落下してしまったり,弾によっては逆に太過ぎてうまく入らなかったり.射的に使えたらもっと楽しめたかなと思うとちょっと残念.この辺りが200円の限界か….

 と,いうわけで,値段以上に楽しめた感じがするのだけど,遊んだことによって逆に欲求が深まった部分があった.極端に喉が渇いているときに中途半端に喉を潤すと,前にも増して乾きを強く感じるようになるとといった感じ.そのようなわけで,『マトモなレミントン・デリンジャーが欲しい』と,非常に強い欲求がフツフツとわき上がってきた.もちろん実銃ではなく,オモチャの銃のコトですが.

 と,そのようななわけで,所有欲を満たし,なおかつ楽しく遊ぶことも出来,そして質感も良いデリンジャーは無いかなぁ…と探してみたわけですが,あっさり見付かりました.ピッタリなものが.それが写真のマルシン製の『デリンジャー 8mm HW ブラックHW』

 少し余談ですが,『デリンジャー』と言うと写真のタイプがメジャーなわけですが,正式には『デリンジャー』というのは手にスッポリと収まる小型拳銃のカテゴリであり,製品名ではありません.写真の形の銃は,正しくは『Remington Derringer』という名前の製品であり,1860年から製造されている物です.米国の南北戦争勃発の前年からということになりますな.『レプリカや構造をコピーした製品が多数製造されている』ということからも分かるように,このデザインや構造は未だに人気があります.詳しくは wikipediaのこのページこのページ辺りを読んでみてください.

 さて,写真をご覧になり,『あ!この形,見たことある!』と,思われる方は多いと思います.結構な頻度で映画やアニメやマンガに登場しています.私が一番記憶に残っているのは,ルパン三世でふ~じこちゃんが使ってたシーンかなぁ.日本でも結構人気があります.

 で,楽天にマルシン工業が出店していたので,今回はそこから購入することにしました.このHW(Heavy Weight)モデルは人気があるようで,すぐに在庫切れになる印象があります.『あと在庫4丁かぁ』なんて見てる間に1丁売れ,無くなる前にということで速攻でオーダー.6,480円也.ちなみにHW以外のタイプ(ABS)であればカラーバリエーションもあり,値段も若干安めです.なお,マルシン工業で在庫切れの場合でも,楽天で『マルシン デリンジャー』で検索すれば,在庫がある店が見付かるかも.あ,ちなみに18歳未満は購入できません.本製品はコドモの玩具ではありません.

 なお,8mmBB弾は同梱されていますが,ガスは別売りなので,購入時にはガスボンベも一緒に購入しましょう.また,サバイバルゲーム等をしなければBB弾を湯水のように使うことは無いと思うけど,BB弾の重さとして0.27g, 0.34g, 0.40gと3種類がラインナップされているほか,屋外にばらまいても自然に還る素材のバイオBB弾もあるので,興味があれば弾も併せて購入しても良いかもしれません.

 ちなみにBB弾と言えば,普通は6mm弾です.『そう言えば昔大量に買ったから,追加はイラナイよなぁ』なんて人は,一応直径をチェックしてみるのが無難.

 私の場合, マルシン純正の250gガスボンベ8mm ( 0.34g)BB弾 を一緒に購入しました.あと,機械的な物は使っているうちに動作がシブくなって来るので,メンテナンスも重要シリコンメンテナンススプレーのようなものを1本持っておいた方が良いでしょう.

D1_2 昭和っぽいデザイン…な箱に入ってきます.

個人的にはもう少し落ち着いた or 高級感漂うデザインの方が嬉しいなぁ
D2_2 箱を開けるとこんな感じ.このときのワクワク感がたまらん.
D3_2 BB弾もこんな感じで入っています.
私くらいのライトユーザならこれで充分かも…
D4_2 本体の大きさは全長 125mm といったところ.アドエスとほぼ同じくらいの長さです.
D5_2 バレルの上の刻印は "Remington" ではなく,"Marushin Industry Co., LTD."(マルシン工業).

レミントンと契約を結んでないってことだと思うけど,刻印の雰囲気は良いので特に気になりません.
D6_2 バレルは二重構造.内側に真鍮色の金属製バレル.口径8mmで上下2連ということもあり,迫力を感じる. グリップは金属製.やや小振りだが,握りにくいということはない.

重量は285gもあり,持ってみるとズッシリと来る(ちなみにABSタイプは210g). この造りなら,観賞用としてもイケルかもしれん.

個人的希望としては,シルバーのHWもラインナップして欲しい.
D7 弾を込めるためには,まずこのレバーを前に倒し…
D8 中折れ式のバレルをガシャッと上に跳ね上げ,後からBB弾を上下に1個ずつ詰めます.

バレル後部にゴム製のパッキンがあり,詰めたBB弾が前後何れの方向にもコロコロと転がり落ちることはありません.

あと,ガスはグリップの下部から入れます.これは普通のガスガンと同じ.要はグリップ内にタンクが入っている構造になっており,連射しているとグリップが冷えてきます.
D9 発射のためには,まずは弾を込めた後にバレルとレバーを再び元の位置に戻す.そして後に撃鉄(ハンマー)を親指で起こす. 撃鉄を起こす際のテンションや,起こし切ってカチッとロックされるときのフィーリングは非常に良好.

そして引き金を引いて発射.

ガスガンですので,撃鉄がBB弾を叩いて押し出すわけではありませんが,トリガを引くとパチッと音を立てて小気味良く撃鉄が落ちます.トリガープルはやや重め.また,見ても分かる通り,スライド距離は短い.

そして『撃鉄のコック→トリガを引く』という動作を繰り返すことにより,上,下,上,下と順番に弾が出ます.つまり,引き金を最初に引くときにはどちら側の弾が出るかを確認する術はありません.確認することに意味があるかは分かりませんが.

あと,銃身左にはイジェクターが付いていますが,この製品では薬莢を使わないので稼働しません.つまり,ただの飾り.いや,デザイン上のワンポイントと言った所.
D10 弾込めをする際に回したレバーは,安全装置も兼ねています.この状態は撃発状態.
D11 ノッチ一つ下げてやると安全装置がかかった状態.引き金が引けなくなり,撃鉄が起きた状態でも安全です.

 遊んでみた感想を簡単に述べるとすると,『見て良し,さわって良し,撃って楽し』といった感じ.

 昔は長物も含めて何丁か持っていた(*)けれど,今の手持ちは5年以上前に購入したガスブローバックの 東京マルイ製 GLOG26  (『K'sトイガン』へのリンク)のみ.GLOG26 は命中率が良いし,ガスブローバックが痺れる程気持ちよいし,撃っているときの感覚は非常に楽しいのだが,このデリンジャーを見てしまうと,存在感の面で少し物足りない感じがしてしまう.グロッグは元々,実銃でもプラスチックを多用した玩具っぽい造りなので,比較対象として難アリかもしれないけど….Vz61とかP90とかも欲しいなぁ.

(*)BB弾でないSS9000とか.当時はガスガンなど無かったので一発一発撃つのが大変だった.ボルトアクションのライフルならそれなりにイイ味を出していたのだが,圧縮したスプリングの力だけで発射&ブローバック&排莢までするSSオートマグなど,スプリングを押し込むときに「どんだけ~」って感じだった.その後サバイバルゲームとかが流行り出したのだが,その頃私はエアガンに対する情熱が冷めており,ガスブローバックシステムを見るまでは,欲しいとは思わなくなっていた.

 実際にターゲットを置いて撃ってみた感じだと,弾着がやや左上に流れる傾向がありました.そして約2mの射距離で10発撃ってみた所,直径5cmの円内に散らばりました.グルーピングは正直あまり良くない.え?オノレの腕のせいもあるんじゃないかって?ごもっとも.

 ちなみに GLOG26 でも同じ射距離で17発程撃ってみたところ,直径2cmの円に収まりました.グロッグの方は『競技用』というBB弾を使った影響もあると思いますが,正直デリンジャーで精密射撃は厳しいかなという印象.ちょっと離れたところに置いた物を射的のように打ち倒す感じには丁度良いかもしれない.

* * *

 こういう質実剛健的なメカを触っていると,ワクワクして来る部分がありますなぁ.コンピュータ系のエンジニアだと,何らかの動作機構を考えるときに,どうしても電子的・ソフト的な制御で考えがち.そんな中,様々な工夫を施した純粋に機械的なメカニズムだけで動くものに触れると,色々と刺激になるし,凄く面白いですなぁ.仕掛け人形や時計にも度肝を抜かれることがあるけど,一つ一つの仕組みは極めて単純だけど,組み合わせ方などがよく考えられていて唸らされる.特に銃器はローテクだけど動作確実,堅牢みたいなものが多い.

 最後に一言.エアガンはルールを守り,安全に配慮して遊びましょう.

参考リンク:

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